バックアップタスクの作成

AOMEI Centralized Backupperの3つのバックアップ機能を利用して集中管理しているコンピュータのデータを保護します。

By @PublicYuki 最後の更新 2022年09月15日

バックアップタスクの作成

AOMEI Centralized Backupperで管理対象のコンピュータのバックアップタスクを作成できます。利用可能なバックアップタスクはシステムバックアップディスクバックアップパーティションバックアップの三種類があります。

システムバックアップ

システムバックアップは管理対象コンピュータのシステムパーティションをバックアップする機能です。システムパーティションはオペレーティングシステム、システム構成の設定、ここにインストールされているアプリケーションや重要なデータなどを格納しています。

Tasksタブをクリックし、「New Task」をクリックして「System Backup」を選択します。

1. 手順1の枠に「Add Computers」をクリックします。本機よりリモとコントロールしているコンピュータをバックアップ対象コンピュータのリストに追加できます。選択したコンピュータのシステムパーティションは自動的にバックアップします。

2. 手順2に「Select the destination location to save the backup」をクリックしてShareまたはNASデバイスを選択します。また、「ADD Storage」ボタンをクリックして新しいストレージデバイスを追加します。

3. Start Backup」をクリックしてバックアップタスクを作成するのみか今すぐバックアップを一回実行します。

ディスクバックアップ

ディスクバックアップ機能は指定されたルールに従って、選択したディスク上の全部のパーティションをバックアップします。MBRやGPTなどのディスクタイプ、HDD/SSDなどのストレージドライブ、外付けHDD、その他AOMEI Backupperで検出できるストレージドライブがサポートされています。

選択したディスクにシステムパーティションが含まれている場合は、ブート関連パーティション、ファイルと設定が自動的に含まれるため、バックアップされたディスクは起動できます。

ディスクバックアップの実行は「Task」タブ→「New Task」→「Disk Backup」をクリックします。

1. 手順1に「追加」をクリックしてバックアップしたいクライアントコンピュータを追加します。

2. 手順2に二種類のルールが有り、バックアップに含まれることを希望するディスク/パーティションをルールによって指定します。

Select data based on client」:手動で一台のクライアントコンピュータのディスクを選択し、他のクライアントで利用可能な選択されたディスクが同じようにバックアップに含まれます。

Select data based on backup rules」:ここにはさらに幾つかのバックアップルールがあります。

  • すべてのディスク:内部ディスクと外部ディスクを含むすべてのローカルディスクをバックアップします。

  • システムパーティションを含むディスク:「ブート」と「システム」マークがつけられたシステムパーティション(通常はCドライブと隠しブートパーティション)を含むディスクをバックアップします。

  • disks containing partitions with specified drive letters:指定したドライブ文字のパーティション(複数のドライブ文字指定可能です)を含むディスクをバックアップします。

  • disks containing partitions with matching labels:指定したラベルを持つパーティションを少なくとも1つ含むディスクをバックアップします。指定されたドライブラベルは大文字と小文字を区別しません。

3. 手順3に「Select the destination location to save the backup」をクリックし、「Share or NAS device」を右クリックするか「Add Storage」ボタンをクリックしてストレージドライブを追加します。

4. Start Backup」をクリックしてバックアップタスクを作成するかタスクを実行します。

パーティションバックアップ

この機能を使用すると、一つまたは複数のパーティション/ボリューム(ダイナミックボリューム可)をバックアップできます

Task」タブ→「new task」→「Partition Backup」をクリックします。

1. 手順1に「Add Computer」をクリックしてバックアップしたいクライアントコンピュータを追加します。

2. ここは2つのルールが手順2に表示されます。

  • Select data based on client:バックアップしたいクライアントコンピュータからパーティションを選択します。

  • Select data based on backup rules:更に3つのルールを選択できます:

    • 1. partitions with specified with drive letter:指定したドライブ文字でパーティションをバックアップします。複数のドライブ文字を指定できます。

    • 2. partitions with matching labels:指定したパーティションラベルで該当するパーティションをバックアップします。ラベルの大文字と小文字を区別せずに認識します。

    • 3. partition index:指定したディスクのパーティション、たとえばディスク0の2番目のパーティションをバックアップします。

3. 手順3に「Select the destination location to save the backup」をクリックします。「Share or NAS device」を右クリックするか「Add Storage」ボタンをクリックしてストレージドライブを追加します。

4. Start Backup」をクリックしてパーティションバックアップタスクを作成するかバックアップを実行します。

 

メモ:

  • Settings」と「Schedule」でバックアップタスクのより高度なオプションを設定できます。

  • Matching clients 」をクリックして選択したルールを満たすクライアントコンピュータを照会できます。