NAS、USBメモリ、外付けHDD/外付けSSD、CD/DVD/Blu-rayなどをバックアップ先のメディアとして買う代わりに、無料でクラウドストレージ「Dropbox」をバックアップ用のデバイスとして使うことができます。本記事では、Dropboxに関することやデータをDropboxにバックアップ・コピー・保存する方法についてご紹介します。Windows 10/8.1/8/7/XP/Vista、Windowsのほぼすべてのバージョンに対応します。
特に長年にわたって使用してきたWindows 10/8/7 PCには大切なファイルまたはフォルダがたくさん保存されていますよね。予想外のトラブルが起こって、ファイルが壊れてしまったり、消えてしまったことに備え、バックアップの作成は必要不可欠なものです。事前にファイルをバックアップしておけば、復元で失った重要ファイルを楽に取り戻すことができます。
しかし、ファイルをどこにバックアップするか、なかなか決められないことがあるでしょう。安全性を考慮すると、パソコン以外の別な場所(OSの入っていない)をバックアップ先(保存先)として指定することをお勧めします。例えば、USBメモリ(または外付けハードディスク)、ネットワーク接続ストレージ(NAS)、クラウドストレージをバックアップ用デバイスとして使ったほうがいいです。でも、その中でどれが一番いいですか?
クラウドストレージは、持ち運びの必要性がない点と、世界中どこからでもデバイスを問わずアクセスできる点で、一番の選択肢になります。現在多くのオンラインストレージサービスがありますが、DropBoxはその中で最も熱く最も人気の高いものの一つです。そのため、ここでは、貴重なファイル/フォルダをDropBoxにバックアップすることについて検討しましょう。
『Dropbox』は日常生活でよく耳にすることですが、まだまだ知らない人も多いようです。次は、Dropboxいったいどんなサービスなのか、利点や欠点は何なのか?無料で使えるのかをご紹介します。
一言でいうと、Dropbox(ドロップボックス)はインターネット上に大きなフォルダを持つことができ、そこにアップロードしたものは、スマホ、家のパソコン、会社のパソコンなどの端末からもアクセス&更新することができるということです。
色々な資料を見て、Dropboxについてより詳しい情報は次のとおりです。参考になれば嬉しいです。 √オンラインストレージサービスであるDropboxは、パソコンやスマホなど手元にあるデバイスとは別のところ(Dropboxのサーバー)にデータを保存するためのサービスです。※手元にあるデバイスはハードディスクのクラッシュや紛失、盗難など物理的な要因によって大切なデータを喪失してしまうリスクが付きまとい、バックアップが欠かせません。また、操作ミスによってデータを喪失することも考えられます。 √Dropboxはオンライン上に設けられた自分専用のスペースに大切なデータを保管でき、その上デフォルト設定で削除してしまったファイルや保存前のファイルを30日間保存してくれます。これにより、フォルダ・ファイルの自動的なバックアップが可能です。 √Dropboxは無料で使えます。容量は2GBですが、スタードガイドを完了する・Twitterアカウントをフォローする・友人に紹介して使い始めてもらうと16GBまで増やせます。
●端末が壊れてもデータは守られる
ご存知のようにDropboxを使えば、インターネット上にあるサーバにファイルを保存できます。事前に重要なファイルをDropboxに保存しておけば、パソコンやiPhoneが壊れた・紛失したといったトラブルが起きても、Dropboxに保存してあるファイルは無事で、大切なファイルをちゃんと守ることができます。さらにファイルを過去の状態に戻したり、削除したあとでも復元したりできます。
●そのアプリが超便利
Dropboxからファイルをダウンロード→ローカルで更新→更新したものを再びDropboxへアップロードするという作業が少し面倒ですが、Dropboxの専用アプリを使えばローカルのフォルダ(自分のパソコンの中のフォルダ)と同じように直接アクセス&更新が可能です。
●すべてのデバイスで使用可能
パソコン(Windows、Mac)、スマホ(iPhone、Android)、各種タブレットで専用のアプリが用意されています。専用アプリがないものでもインターネットさえ使用できればアクセス可能です。※例えば、PCで編集したファイルをiPhoneで引き続き編集したり、その逆にiPhoneで編集したファイルをPCでチェックしたりできるのが便利です。
●ファイルを人と共有できる
Dropboxを使えば、大容量・大量のファイルもスムーズに共有できます。ドロップボックスのアカウントを持っているユーザーとフォルダを簡単に共有することができます。ドロップボックスのアカウントを持っていないユーザーにも最新のデータを渡すことができます。そのファイルやフォルダが保存されているインターネット上のURLを送るだけで、そのファイルやフォルダを閲覧&ダウンロードできます。
状況 1. Dropboxユーザーでなくてもファイルをダウンロードできるよう、そのファイルを公開できます。
状況 2. 指定した人だけがアクセスできる共有フォルダを設けることも可能です。
一方で、Dropboxには多くのメリットがありますが、デメリットもあります。※例えば、IDとパスワードが分かれば誰でもファイルにアクセスできてしまうので、ID・パスワードの管理は徹底する必要があります。
今すぐ使ってみたくなるかもしれません。アカウントの作成方法やアプリのダウンロード方法は、こちらの記事で解説しています。>>
ファイルをDropBoxへバックアップする重要性がわかった後、そのやり方は何ですか?ここでは、サードパーティ製ソフトウェアの力を借りる必要があります。そのため、まずは、強力なファイルバックアップツールをご紹介しましょう。
ここでは、優れたバックアップフリーソフトAOMEI Backupper Standardをお勧めします。その「ファイルバックアップ」または「同期」機能でPC内のデータをDropBoxに移動することができます。また、スケジュールを設定して、ファイルを定期的に自動バックアップまたは同期することができます。ホーム・個人PC(Windows 11、10、8.1/8、7、Vista、XP)向けのAOMEI Backupper Professionalにアップグレードしたら、増分/差分バックアップ、イベントトリガーバックアップ、USB挿入バックアップ、フィルター設定(特定の拡張子のファイルだけ除外/包含)など、もっと高度なオプションも設定可能です。
さらに、ビジネス用のPCに対応したい場合、Workstation版を使うことができます。Windowsサーバ(Windows Server 2003、2008、2012、2016、2019)を守りたい場合、Server版を選ぶことができます。もちろん、企業や技術者のためのTechnician(Plus)もあります。AOMEI Backupper様々なバージョンの比較についてはこちらへ~この中から自分にとって最適なものを選びましょう。
次は、AOMEI Backupper Standardで作成したバックアップイメージファイルをDropBoxに保存する方法・手順を簡単に見てみましょう〜
PC内のファイルをDropBoxにバックアップするために、まずはDropboxのデスクトップアプリケーション(デスクトップコンピュータ上の特定のフォルダ)をダウンロードしてインストールする必要があります。バックアップしたいデータを常に最新の状態に保つために、ここではバックアップスケジュールを設定しましょう。
▼DropBoxへの自動バックアップを作成するには:
ステップ 1. AOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールし、起動します。
ステップ 2. 「バックアップ」タブをクリックして「ファイルバックアップ」を選択します。※もちろん、必要に応じて「システムバックアップ」「ディスクバックアップ」または「パーティションバックアップ」も選択できます。
ステップ 3. 次の画面で「ファイルを追加」または「フォルダを追加」をクリックして、バックアップの対象を選択します。
ステップ 4. そして、デスクトップコンピュータ上のDropBoxフォルダをバックアップ先として指定します。
ステップ 5. 「スケジュール」をクリックして、自動バックアップを設定します。
ステップ 6. 「オプション」をクリックして、このバックアップタスクのコメントを入力したり、電子メール通知を有効にしたり、バックアップイメージをパスワードで暗号化したりすることができます。
ステップ 7. 最後は問題なければ「開始」をクリックしてDropBoxへの自動バックアップを実行します。
ご覧のようにAOMEI Backupperを使用すれば、少ない手順でPC内のデータをDropBoxに自動バックアップすることはすぐに完了できます。バックアップしたいデータの量により、所要時間が異なります。しばらくお待ちくださいね。
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