Windows 11/10/8/7でOneDrive for Businessにバックアップする方法

多くの人はオンラインでファイルを保存および共有するためにOneDriveを使用します。データを保護するためにOneDriveにバックアップすることもできます。

By @Comnena 最後の更新 2024年05月08日

重要なファイルをOneDrive for Businessにバックアップしたいのですが、誰がこの方法のステップバイステップガイドを知っていますか?

当社のOffice365 Business PremiumサブスクリプションにはOne Driveサービスが含まれています。助けてください、事前に感謝します。

--実例

OneDriveサービスについて

OneDriveとは

いま、多くの人はオンラインでファイルを保存および共有するためにOneDriveを使用します。具体的にOneDriveはなんですか?

OneDriveは、Officeファイルを保存できるだけでなく、さまざまなデータファイル(写真やビデオなど)をオンラインで保存できるオンラインストレージサービスです。Microsoftアカウントをお持ちであれば、無料でご利用いただけます。また、ファイルを共有すると、パソコン、スマートフォン、タブレットなどからファイルを閲覧、編集、削除することができます。

OneDriveは職場での使用を前提としない、個人向けのストレージです。

▶注意:OneDriveでは、90日以内にOneDriveのごみ箱内のファイルまたはフォルダーを回復することしかできません。また、ごみ箱がいっぱいになると、3日後に最も古いアイテムが自動的に削除されます。さらに深刻なことに、OneDriveのごみ箱からの復元は部分的な復元であり、ファイルの約20%は復元されません。

OneDrive for Businessとは

OneDrive for Businessは、OneDriveとは異なります。OneDrive for Businessは、業務用のオンライン記憶域で、組織によって管理され、同僚と作業ドキュメントの共有や共同作業を行うことができます。組織のサイトコレクション管理者がライブラリの使用を管理します。

OneDrive for BusinessはOffice 365またはSharePoint Serverの重要な一部で、クラウド内に作業ファイルの保存、共有、同期を行うことができる場所を提供しています。OneDrive for Businessに保存したファイルの更新と共有は、どのデバイスからでも可能です。さらに、Officeドキュメントでは他のユーザーと同時に作業することもできます。

またOneDrive for Businessは、チームまたはプロジェクト関連のドキュメントを保存するためのOffice 365チームサイトとも異なります。小規模な企業である場合は、OneDrive for BusinessおよびOffice 365のチームサイトを両方使用するようにファイルストレージを設定することをお勧めします。

OneDriveにバックアップする理由

よく使われている大事なデータを保護するために、多くの人はバックアップという方法を選択します。オンラインバックアップは多くのバックアップの中からの最良の選択です。

自然災害を回避できます。オンラインストレージへのバックアップがローカルバックアップよりも優れている点の1つは、データが自宅やオフィスから離れて保存されることです。つまり、火事、洪水のような災害は外付けHDD、光ディスクまたは他のローカルメディアなどバックアップ先に影響を与えることができますが、オンラインバックアップなら、重要なデータは非常に安全です。
ハードウェアの問題やその他の問題を回避できます。データを安全なエンタープライズグレードのデータセンターに保存することで、盗難や一般的なハードウェア障害からデータを保護できます。

そのため、OneDriveにバックアップするのはかなり必要なことです。

OneDriveにバックアップする方法

実際、OneDriveはバックアップツールではないため、バックアップに使用できません。幸い、組み込みのツールまたはサードパーティのバックアップソフトウェアを利用できます。

組み込みのツールを使ってOneDriveにバックアップする方法

OneDriveのデスクトップアプリを使用してローカルからクラウドへファイルを同期させる他に、Windows「バックアップと復元」または「ファイル履歴」のようなバックアップ機能を使用してOneDriveにバックアップすることもできます。

▶ヒント:「バックアップと復元」または「ファイル履歴」のバックアップ方法は「万が一の備え!Win 10バックアップ【5つの方法まとめ】」記事を参考にしてください。

OneDriveフォルダーを別の場所に移動

OneDriveフォルダーはデフォルトでC:ドライブに位置します。C:ドライブ(システムドライブ)は内蔵のHDDに最も脆弱なパーティションかもしれません。もし、システムドライブはウイルスに感染してファイルを暗号化するなら、ウイルスに感染したOneDriveフォルダー内のファイルもOneDriveクラウドに同期されます。それで、安全のために、OneDriveフォルダーを別の場所に移動したほうがいいです。

▶ヒント:バックアップの目的のために、OneDriveフォルダーを外付けHDDに移動することをお勧めます。

これから、OneDriveフォルダーを別の場所に移動する方法を紹介します。

手順 1. OneDriveのアイコンを右クリックして表示されたメニューから「設定」を選択します。

手順 2. 「アカウント」タブの下で、「このPCのリンクを解除」を選択して「アカウントのリンク解除」をクリックします。そして「OneDriveを設定」の画面が表示され、今のところ、それを無視してください。

手順 3. File Explorer(ファイルエクスプローラー)を開いてOneDriveフォルダーを見つけます。ファイルエクスプローラーのホームタブで、OneDriveフォルダーをクリックして「移動先」ボタンをクリックし、OneDriveフォルダーを移動したい場所を選択します。

手順 4. それが完了すると、「OneDriveを設定」の画面に戻ります。OneDriveアカウントでサインインします。

手順 5. 「OneDriveフォルダーです」の画面で「場所の変更」をクリックします。その後、「フォルダーの選択」をクリックして「この場所を使用」を選択します。

OneDriveをバックアップの保存先として設定する2つの方法

「バックアップと復元」または「ファイル履歴」は、外部メディア(外付けHDD、USBストレージ、メモリカードなど)をバックアップターゲットとして設定できます(ネットワーク上のフォルダー/ドライブにもできます)が、クラウドへのバックアップはサポートしていません。確かにファイル履歴でデータをOneDriveにバックアップしたいなら、次の2つのトリックを使ってOneDriveをバックアップデータの保存先として指定することができます。

OneDriveのローカルフォルダを共有

ご存知のように、OneDriveはデスクトップアプリがあります。それはパソコン側のフォルダ(OneDriveのローカルフォルダ)と、Web上のOneDriveのフォルダを自動的に同期できます。そのため、ファイル履歴はデータをOneDriveのローカルフォルダにバックアップするだけでいいです。そしてローカルフォルダとクラウドを自動同期します。

手順 1. 移動した後OneDriveフォルダを開いて、OneDriveフォルダの直下で「ファイル履歴バックアップ」という名前のフォルダを作成します。そして、それを右クリックして「プロパティ」を選択します。

手順 2. 「共有」タブで「共有」をクリックして共有プロセスを完了させます。

手順 3. 共有フォルダのネットワークパス(絶対パス)を覚えておく必要はあります。それは「\\お使いのIPアドレス\フォルダのパス」のようなものです。例えば、「\\192.168.0.18\Users\Administrator\OneDrive\ファイル履歴バックアップ」です。そして「ファイル履歴」を開き、「ネットワークの場所を選択」→「ネットワークの場所の追加」をクリックします。

手順 4. ここで共有フォルダのアドレスを入力して「フォルダーの選択」をクリックします。

手順 5. そして「OK」をクリックしてファイル履歴の画面に戻ります。「オンにする」をクリックしてWindows 10のファイル履歴を使ってOneDriveにバックアップすることはこれで、完了しました。

OneDriveをネットワークドライブとしてマップ

「バックアップと復元」または「ファイル履歴」のようなバックアップ機能を使用してOneDriveにバックアップするために、OneDriveをネットワークドライブとしてマップすることができます。

手順 1. ウェブブラウザ(IE 11を推薦します)を開いてOneDriveアカウントにログインします。サインイン画面で「サインインしたままにする」のチェックボックスをチェックすべきです。

手順 2. 左下にある「従来のOneDriveに戻す」をクリックします。

手順 3. 「/Forms/All.aspx」なしのURLをコピーします。

手順 4. ファイルエクスプローラーを開き、「ネットワークドライブの割り当て」をクリックします。そしてコピーされたリンクアドレスを入力してOneDriveと接続します。

その後、マップされたOneDriveはファイルエクスプローラーに表示されます。マップされたOneDriveドライブがあれば、「ファイル履歴」または「バックアップと復元」のようなバックアップ機能を使用してOneDriveに直接バックアップできます。

バックアップフリーソフトを使ってOneDriveにバックアップする方法

最良な個人PC向けのバックアップソフトーAOMEI Backupper Standard

ファイル履歴の他に、無料バックアップソフトウェアを使用してファイルをOneDriveにバックアップすることもできます。AOMEI Backupper Standardはこういうバックアップと同期ツール(無料)で、クラウド、ネットワークドライブ、外付けHDD、または他のストレージデバイスにバックアップできます。そして、多彩な機能を提供します。

✦ PCの安全性を保証するためにシステムをバックアップし、システムイメージを作成します。 ✦ 重要なファイルやフォルダを定期的にバックアップし、または同期します。 ✦ 自動バックアップまたは増分バックアップを設定し、時間とストレージスペースを節約します。 ✦ ファイルの自動同期:スケジュールを設定し、毎日、毎週または毎月ソースパスからターゲットパスへファイルを自動同期させます。

データをOneDriveにバックアップするには、AOMEI Backupper Standard版無料ダウンロードしてお試しください。

無料ダウンロード Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速

具体的な手順

OneDriveのデスクトップアプリを設定した後、次の手順に従ってAOMEI BackupperでデータをOneDriveにバックアップすることができます:

ステップ 1. AOMEI Backupperをインストールして起動します。

ステップ 2. そして「同期」タブをクリックして「ベーシック同期」を選択します。

▶ヒント:「ミラー同期」と「リアルタイム同期」を使用したい場合、プロ版のAOMEI Backupper Professionalへアップグレードする必要があります。

ステップ 3. 「フォルダを追加」をクリックしてOneDriveにバックアップしたい1つ以上のフォルダーを選択します。

ステップ 4. 「クラウドドライブを選択」をクリックしてOneDriveフォルダーをターゲット場所(同期先)として選択します。

ステップ 5. 「開始」をクリックします。OneDriveと自動的に同期したい場合、「スケジュール」をクリックしてスケジュールを追加してこの同期タスクを実行できます。

▶ヒント:OneDriveは1TB以上のクラウド容量を持っているので、もっと多くのバックアップをOneDriveに作成できます。お使いのシステムとインストールされているプログラムを保護するために、この無料ツールを使ってシステムイメージバックアップを作成できます。

まとめ

大事なデータを保護するために、多くの人はOneDriveにバックアップするという方法を選択します。でも、組み込みのツールまたはサードパーティのバックアップソフトウェアを利用する必要があります。AOMEI Backupperは専門的なバックアップソフトです。それはあなたが簡単かつ安全にOneDriveにバックアップするのに役立ちます。

また、AOMEI BackupperはクラウドストレージAOMEI Cloudを提供しています。「クラウドバックアップ」機能で、ファイル/フォルダをAOMEI Cloudにバックアップできます。バックアップは同期と違い、バックアップするファイル/フォルダの異なるバージョンを保持しています。このため、ファイル/フォルダをある日に編集する前の状態に戻したいなら、バックアップが役立ちます。AOMEI Cloud(1TB)は、15日間無料試用可能で、ぜひ使ってみてください。

Windows Server 2003/2008/2012/2016/2019/2022(R2を含む)を実行している方は、AOMEI Backupper Serverを試して、より高度な機能をお楽しみください。この記事があなたを助けることができるならば、それは素晴らしいと思います。もしご不明な点などがありましたら、遠慮なくご質問ください。弊社のメールはsupport@aomeitech.comです。最後までありがとうございます。o(〃'▽'〃)o