OutlookでIMAP設定のメールをローカルに保存・バックアップする方法

ユーザー事例

OutlookでメールアカウントをIMAPで設定している場合、システム障害などの不測の事態に備え、メールデータを失わないよう定期的にバックアップすることが重要です。今回は、OutlookでIMAP設定のメールをバックアップする方法について、ご紹介します。興味のある方、ぜひ読み進めてください。

OutlookでIMAP設定のメールをローカルにバックアップ・保存する方法

方法1：インポート/エクスポートでメールをエクスポートする

OutlookでIMAP設定のメールをバックアップする最も簡単な方法の1つは、インポート/エクスポート機能を使用して、メールをPSTファイルにエクスポートすることです。ここでは、その方法を説明します。

1. Outlookを開き、「ファイル」→「開く/エクスポート」→「インポート/エクスポート」をクリックします。

2. 「ファイルにエクスポート」を選択し、「次へ」をクリックします。

3. 「Outlookデータファイル（.pst）」を選択し、「次へ」をクリックします。

4. バックアップしたいフォルダーを選択し、「次へ」をクリックします。

5. 「参照」をクリックし、エクスポートファイルの保存先と名前を指定し、「完了」をクリックし、バックアップが始まります。

エクスポート機能が非常に便利ですが、いくつかの制限があるので、理解しておく必要があることを説明します：

► 注意：Outlookのエクスポート機能は、メールバックアップに役立ちますが、以下のようなデメリットがあります

エクスポートツールでは、毎回手動で行う必要があります。時間と手間がかかるだけでなく、長い間バックアップを忘れてしまう可能性もあります。

IMAPアカウントのデータを一度にすべて保存することはできません。一度にダウンロードできるのは1つのフォルダーだけです。全プロセスに時間がかかり、数回繰り返す必要があります。

メールをPSTファイル形式でしかバックアップできません。

上記のような理由から、自動バックアップをサポートしているサードパーティー製のメールバックアップソフトを選択することをお勧めします。

方法2：専門ソフトでメールを自動的にバックアップする

インポート/エクスポートは操作が簡単ですが、不便なところがたくさんあるので、より便利で柔軟な方法が必要な場合、AOMEI Backupper Professionalのようなサードパーティ製のOutlookメールバックアップソフトを使用することができます。このソフトは、Outlookからメール、連絡先、カレンダーなどのメールデータをローカルにバックアップすることができます。そして、以下のような利点があります：

選択した複数のメールアカウントとメールフォルダーを一度にバックアップすることができます。Outlookに加えて、Gmail、Hotmail、およびOutlookに追加された他のメールアカウントのバックアップもサポートしています。

設定により、Outlookメールのバックアップを自動的に実行することができます。毎日、毎週、毎月、イベントトリガー（サインイン、システム起動）の4つの自動バックアップモードをサポートしています。

内蔵／外付けHDD／SSD、USBメモリ、NAS、共有フォルダ、SDカード、クラウドドライブ（Googleドライブ、OneDrive、Dropbox…）などほとんどのストレージデバイスを保存先として選択することができます。

フルバックアップ、変更された部分のみバックアップする増分バックアップと差分バックアップをサポートしています。後者の2つの方法はバックアップ時間とディスク容量を節約することができます。

では、AOMEI Backupper Professionalを使用してIMAP設定のメールをバックアップする方法をご紹介します。開始する前に、まずAOMEI Backupper Professionalをダウンロードし、インストールしてください。

1. Outlookを開き、IMAPメールアカウントを入力し、「接続」をクリックし、画面の指示に従って、バックアップしたいメールを含むIMAPアカウントを追加します。

2. AOMEI Backupper Professionalを開きます。「バックアップ」→「Outlookバックアップ」をクリックします。

3. 「Outlookのデータを追加」をクリックして、バックアップしたいIMAPアカウントまたはフォルダーを選択します。そして、「はい」をクリックします。

4. 次に、下のボックスをクリックして、保存先としてのローカルの場所を選択します。

5. 「スケジュール」をクリックし、「自動バックアップを有効にする」のスイッチをオンにして、自動バックアップの頻度をデイリー／ウィークリー／マンスリー／イベントトリガーから選択します。「コンピューターをウェイクアップしてスケジュールタスクを実行します。」オプションが選択されていることを確認してから、「はい」をクリックします。

他の2つのオプション：

オプション：バックアップファイルの分割／暗号化／圧縮などを設定することができます。

バックアップスキーム：フル／増分／差分バックアップを設定したり、古いバックアップの自動クリーンアップを有効にしたりすることができます。

6. 「開始」をクリックすると、メールがローカルにバックアップされます。

まとめ

本記事では、データを保護するためにOutlookでIMAP設定のメールをバックアップする方法を2つ紹介しました。個人的には、AOMEI Backupperの使用をお勧めします。なぜなら、AOMEI Backupperは選択した複数のフォルダーまたはアカウントを一度にバックアップできるだけでなく、自動バックアップもサポートしているからです。

また、Outlookメールのバックアップに加えて、ディスク／システム／パーティション／ファイルのバックアップもサポートしています。システムやデータを全面的に保護することができます。今すぐダウンロードし、使ってみましょう！