最強のファイル同期ソフトを使用して、Windows 10/11でSSDからHDDにファイルを移動・転送する簡単な方法をご紹介します。
✿ポイント:SSDの空き容量がなくなることに備えて、ファイルをSSDからHDDへ移動する必要があるかもしれません。
パソコンのパフォーマンスを向上させるために、多くの人々はOSをHDDからSSDに移行するか、またはHDD全体をSSDに丸ごとコピーしてHDDをSSDと交換します。
しかし、ご存知のように、SSDはHDDに比べて容量が少ないというデメリットがあります。PCを使い続けていくと、SSDの残り容量が徐々に少なくなっていきます。特に、多くのファイルが増えたりすると容量不足になりがちです。これはパソコンの動作に大きな影響を与えます。
SSDの空き容量不足を解消するために一部の人々は、不要になったファイルや大切なファイルを削除するしかありません。しかし、重要なデータを失わないように、事前にファイルをSSDからHDDに転送または移動することができるでしょうか?そして、SSD上のファイルを安心に削除して、容量を開放することができます。
ファイルをSSDからHDDへ転送する方法はたくさんありますが、一番効率的なのは、SSDから移動したいファイルをHDDに同期することです。
👉ファイルを転送・移動する通常の方法は次のとおりです。
ファイルをコピー&ペースト(「コピー」および「貼り付け」)でSSDからHDDへ移動できます。 Windows 7、8/8.1、10、11など、ほぼすべてのOSにこの方法が適用可能です。しかし、毎回手動でSSDからファイルをコピーしてSSDに貼り付けするという操作はちょっと面倒で、多くの時間と手間がかかります。特に大量のファイルまたは大容量ファイルを転送する必要がある場合。また、一部の重要なファイル(例えば、システムファイル)を簡単にコピー&ペーストで移動することができません。
ファイルをバックアップすることでSSDからHDDへ移動できます。 Windows OSに標準搭載されているバックアップ機能やサードパーティ製バックアップソフトを使ってファイルのバックアップをHDDに作成できますが、ファイルを使う時に復元を実行しなければなりません。バックアップと復元、また2つの手順が必要です。少し複雑です。 ▶関連記事:Windows 7で完全なHDDバックアップを取る方法
パーティション(またはディスク)クローンでファイルをSSDからHDDへ移動できます。 まずは、HDDへ移動したいファイルをSSD上のパーティション(またはディスク)にまとめて格納します。そしてクローンソフトウェアを使用して、そのパーティション(またはディスク)全体を丸ごとHDDにコピーします。この方法は便利ですし、大量のファイル転送にも役立ちますが、HDD上の容量が余計に消費されるし、SSD上のファイルが変更されるたびに、また完全なクローンをHDDに作成する必要があります。
SSD上のファイルをHDDと同期させることでHDDへ移動できます。 この方法は、上述した全ての方法の欠点を補います。例えば、一度SSDからHDDへのファイル同期を設定すると、後はファイル同期を自動的に実行できます。ディスクの容量を節約できますし、大容量のファイルを転送しても時間も手間も省けます。また、同期したファイルはそのまま直接使用できます。ほかの手順が必要とされません。
【ポイント】SSDからHDDにファイルを転送・移動したい場合には、ファイルをSSDからHDDに同期することは最善の選択になります。
しかし、ファイルをSSDからHDDに同期させるために、まずは、頼もしいファイル同期ソフトが必要でしょう。ここでは、AOMEI Backupper Standardというファイル同期フリーソフトをご紹介します。
★その「同期」機能は、ファイルまたはフォルダを簡単かつ迅速にローカルドライブ、外付けHDD、USBメモリ、NAS/共有フォルダなどに同期することができます。また、同期スケジュールを設定して、毎日/毎週/毎月の特定の時間にファイルを自動同期することができます。 AOMEI Backupper(AB)バージョンについてもっと詳しく>>
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▼次は、AOMEI Backupper Standardファイル同期ソフトの「同期」機能を利用して、ファイルをSSDからHDDに同期する詳しい手順・方法を解説していきましょう【無料かつ超簡単】~
✔ 4GBを超えるファイルはFAT/FAT32パーティションに同期できません。
✔ ファイルパスが長すぎる場合、ファイル同期に影響を与えるかもしれません。
✔ ターゲットファイルに変更を加えれば、ソースファイルと不一致を起こすかもしれません。
✔ C:\Boot\BCD、C:\Windows\CSCなどのセキュリティ属性を持つシステムファイルは同期できません。
✔ VSS(ボリューム・シャドウ・コピー・サービス)を有効にすれば、実行中のファイルも同期できます。
ステップ 1. AB Standardをインストールし、起動します。「同期」タブをクリックして「ベーシック同期」を選択します。
※デフォルトでは、新しく追加&更新されたファイルのみソースディレクトリからターゲットディレクトリへ同期、削除操作を同期するか選択可能です。
アドバンスト版にアップグレードした後、必要に応じて「ミラー同期」(同期先のフォルダは常に同期元のフォルダと同じファイルを保持します。)または「リアルタイム同期」(如何なる削除/追加/修正操作は同期元のフォルダから同期先のフォルダへすぐに同期されます。)を選択することも可能です。
ステップ 2. 「フォルダを追加」をクリックしてSSDからHDDに転送したいファイル(またはフォルダ)をソース(同期元)ファイルとして追加します。
ステップ 3. 次にはターゲット(同期先)パスを指定します。クラウドや共有フォルダへの同期もできますが、ここではSSD上のドライブまたはフォルダを選択しましょう。
ステップ 4. 最後に、操作を確認し、問題がなければ「開始」をクリックします。
オプション:これをクリックして、コメント入力や電子メール通知(Eメールを通じて同期タスクに関する情報を知らせることができる)などの機能を使用できます。また、削除操作をソースディレクトリからターゲットディレクトリへ同期するか、同期中にターゲットディレクトリのファイルの整合性を確認するかも選択可能です。
スケジュール:これをクリックして、デイリー、ウイークリー、マンスリー、イベントトリガーまたはUSB挿入の同期モードを設定できます。
下図のように小さな記号をクリックして、ドロップダウンメニューから「ネットワーク共有またはNASを選択」を選択できます。こうすると、ファイルをNASとローカルディスクの間で同期できます。
ご覧のように、このプログラムはかなり使いやすいです。タスクをバックグラウンドで実行できます。
補足:また、AOMEI Backupper Professionalにアップグレードして、「クラウドバックアップ」を選択してAOMEI Cloudにバックアップできます。AOMEI Cloudには1TBの空き容量があります。いつでもどこでも、AOMEIカウントにログインすれば、すぐにファイルを復元することができます。ディスクの紛失や損傷を心配する必要はありません。
要するには、SSDからHDDにファイルまたはフォルダを転送・移動しようとする場合には、ファイル同期ソフト - AOMEI Backupper Standardを使用してファイルをSSDからHDDに同期することは最善の選択になります。パソコン初心者にも強くお勧めします。
🌞上述のすべての内容は、ファイルをHDDからSSDに、HDDからHDDに、SSDからSSDに移動することにも適用されています。
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