方法4つ:MicrosoftアカウントなしでWindows 11をインストール

Windows 11をインストールする際には、通常はMicrosoftアカウントが必要です。しかし、ローカルアカウントでサインインするように設定したいユーザーも少ないです。この記事では、MicrosoftアカウントなしでWindows 11をインストールする4つの方法について詳しく説明します。興味のある方、ぜひ続けてご覧ください。

By @Machi 最後の更新 2024年09月06日

MicrosoftアカウントなしでWindows 11をインストールできるのか?

Microsoftは、OneDriveやOfficeとのより良い統合、より良いセキュリティを提供するため、Microsoftアカウントを使用してWindows 11をセットアップすることを望んでいるので、初期設定からローカルアカウントを使用するオプションを削除しました。しかし、多くのユーザーはMicrosoftアカウントなしでWindows 11をセットアップしたいと思っています。

では、MicrosoftアカウントなしでWindows 11をインストールすることは可能なのでしょうか?Microsoftはできないと言っていますが、実は可能です。この記事ではその回避策を4つ紹介します。是非読み進めてください。

Windows 11のセットアップ:ローカルアカウント vs Microsoftアカウント

これまでMicrosoftは、WindowsのインストールをローカルアカウントまたはMicrosoftアカウントでセットアップすることができましたが、現在は後者を要求しています。両者にはどのような違いがあるのでしょうか?

  • Microsoftアカウント:MicrosoftアカウントはWindows Live IDまたはMicrosoft Passportとも呼ばれています。これはオンラインアカウントで、OneDrive、Xbox、Skypeなどのサービスを利用する場合、MSアカウントにサインインする必要があります。MSアカウントがあれば、OneDriveのクラウドストレージを無料で利用でき、すべての設定やデータを同期できます。
  • ローカルアカウント:オフラインアカウントで、ネットワーク接続やメールアドレスは必要ありません。ユーザー名とパスワードを設定すると、システムと設定にアクセスできるようになります。このアカウントは、アカウントを作成したデバイスにのみ使用でき、すべてがローカルに保存されるため、より安全です。また、インストール後、Microsoftアカウントを使用することができます。

ご覧のように、ローカルアカウントはより安全で、インターネット接続も不要で、パスワードだけで簡単にログインできます。そのため、多くのユーザーはローカルアカウントでWindows 11をセットアップしたいと思っています。

MicrosoftアカウントなしでWindows 11をインストールする方法

このパートでは、MicrosoftアカウントなしでWindows 11をインストールする方法を説明します。

ローカルアカウントでWindows 11をインストールするには、通常通りインストール作業を開始し、インターネット接続が求められる時、ネットワークを切断したり、インターネット要件を無効化したりする必要があります。詳しい手順については読み進めてください。

👀注意:

インストールプロセスは、このパソコンにあるすべてのデータを削除します。したがって、Windows 11をインストールする前に、システムまたは重要なファイルをバックアップしておくことをお勧めします。

準備作業:データを保護するために、ファイルやシステムをバックアップする

ファイルまたはシステムバックアップを作成するには、バックアップ&復元用フリーソフト-AOMEI Backupper Standardの使用を検討することができます。このソフトはファイル/パーティション/システム/ディスクバックアップをサポートしています。Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPに対応しています。

☛ Windows 10でファイルをバックアップするには、「ファイルバックアップ」機能を選択し、バックアップしたいファイルやフォルダ、保存先を指定し、「開始」をクリックするだけです。内蔵/外付けHDD/SSD、USBメモリ、クラウドストレージ、NAS、共有フォルダなどほとんどのストレージデバイスに対応しています。

☛ Windows 10でシステムをバックアップするには、代わりに「システムバックアップ」を選択し、Windowsの起動に必要なドライブが自動的に選択されるので、保存先だけを指定し、「開始」をクリックすればよいです。

データの安全性を確保するために、ぜひダウンロードしてお試しください。

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ファイルやシステムのバックアップを取った後、安心してWindows 11をインストールしましょう!Windows 11のインストールには様々な方法があるので、お使いのPCに応じて選択してください。

Windows 11をインストールした後、初期設定に進み、下記の方法に従ってMicrosoftアカウントを回避してローカルアカウントでサインインしてください。

方法1:ネットワークを切断する

ステップ 1. 地域を「日本」に選択し、「はい」をクリックして続行します。

ステップ 2. キーボードレイアウトまたは入力方式を選択し、「はい」をクリックします。これから、画面の指示に従って設定します。

ステップ 3. Microsoftアカウントの追加ページに進むと、すぐにネットワークを切断するか、Wi-Fiルーターの電源をオフにします。次に、「サインインオプション」→「オフラインアカウント」をクリックします。

ステップ 4. 「今はスキップ」をクリックすると、Windows 11のオフラインアカウントを作成するプロセスが開始されます。画面の指示に従い、インストールを完了します。

方法2:タスクマネージャーを使用する

ステップ 1. 画面の指示に従って設定し、「ネットワークに接続しましょう」ページが表示されると、「Shift」+「F10」キーを押して「コマンドプロンプト」を起動します。

ステップ 2. 「taskmgr」と入力し、「Enter」キーを押して、「タスクマネージャー」を開きます。

ステップ 3. 「プロセス」タブで、「ネットワーク接続フロー」を探してクリックし、右下にある「タスクの終了」ボタンをクリックします。

ステップ 4. 「タスクマネージャー」と「コマンドプロンプト」を閉じ、ローカルアカウントの作成が求められます。

方法3:コマンドプロンプトでMSアカウントのサインインをスキップする

「タスクマネージャー」以外では、直接コマンドラインを使ってMicrosoftアカウントのサインインをスキップできます。

ステップ 1. 「ネットワークに接続しましょう」ページで、「Shift」+「F10」キーを押して「コマンドプロンプト」を起動します。

ステップ 2. 「コマンドプロンプト」で「taskkill /F /IM oobenetworkconnectionflow.exe」と入力し、「Enter」キーを押して実行します。

ステップ 3. 「コマンドプロンプト」を閉じ、ローカルアカウントの作成が求められます。

方法4:コマンドプロンプトでネットワークを無効にする

セットアップのレジストリキーである「OOBE\BYPASSNRO」は、セットアップがネットワークを必要としないようにするためのものです。このコマンドを使用することで、Microsoftアカウントのサインインを回避することができます。

ステップ 1. 「ネットワークに接続しましょう」ページが表示されたら、「Shift」+「F10」キーを押して「コマンドプロンプト」を開きます。

ステップ 2. 「OOBE\BYPASSNRO」と入力し、「Enter」キーを押して、このコマンドを実行します。

ステップ 3. パソコンが再起動され、「ネットワークに接続しましょう」が表示され、「インターネットに接続していません」オプションをクリックします。

ステップ 4. 「制限された設定で続行」をクリックし、ローカルアカウントのセットアップ処理に進めます。

ローカルアカウントでWindows 11をインストールした後、インターネットに再接続し、Windows 11を楽しみましょう!

よくある質問

Windows 11をMicrosoftアカウントなしでインストールした後、後からMicrosoftアカウントを追加することはできますか?
 
はい、Windows 11をMicrosoftアカウントなしでインストールした後でも、後からMicrosoftアカウントを追加することができます。設定メニューからアカウントを追加し、Microsoftアカウントにサインインすることで、クラウドサービスや他のデバイスとの同期を行うことができます。
MicrosoftアカウントなしでWindows 11をインストールすると、どのような機能が制限されますか?
 
MicrosoftアカウントなしでWindows 11をインストールする場合、一部のクラウドサービスやアプリケーションの利用が制限される場合があります。例えば、Microsoft Storeからアプリをダウンロードする際や、OneDriveなどのクラウドストレージを利用する際には、Microsoftアカウントが必要となる場合があります。
Windows 11をMicrosoftアカウントなしでインストールする場合、セキュリティやプライバシーに関してどのような注意点がありますか?
 
MicrosoftアカウントなしでWindows 11をインストールする場合、Windows Updateや一部のマイクロソフトのクラウドサービスを利用できないため、セキュリティ更新プログラムの適用が遅れる可能性があります。

まとめ

この記事では、MicrosoftアカウントなしでWindows 11をインストールする4つの方法を紹介しました。

クリーンインストールを行うと、PC上のすべてのデータが消去されることに注意してください。そのため、インストールする前に、AOMEI Backupper Standardのようなバックアップ&復元ソフトで重要なファイルとシステムをバックアップする必要があります。こうすれば、データ紛失を心配する必要がなく、Windows 11で不具合や不都合が発生しても簡単に以前のシステムに戻せます。

また、AOMEI Backupperhは、Windowsをインストールした後の長期的なデータ保護にも利用できます。毎日/毎週/毎月などの頻度から自動バックアップを設定できます。保存先は外付けハードディスクやUSBメモリなどのリムーバブルドライブの場合、パソコンに常に接続しておきたくない場合は、「USB挿入」というモードに設定することができます。ぜひダウンロードし、使ってみましょう!

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