SSDがBIOSに表示されない問題を解決するには?この記事を読んで、この問題の原因と対応する7つの解決策、SSDのデータ損失を防止する方法について学びましょう。
最近新しいSSDを購入しました。この新しいディスクをシステムディスクとして使用し、古いHDDをデータディスクとして使用するつもりですが、BIOSに入って起動順序を変更しようとすると、新しいSSDが表示されませんでした。しかし、タスクマネージャではSSDが見えます。友人や同僚に聞いてもいいアイデアがないんです。どうすればいいですか?同じエラーを経験した方がいましたら、ご教授お願いいたします。
SSD(Solid State Disk/Solid State Drive)は、従来のHDDに徐々に取って代わり、将来のトレンドになりつつあります。その理由は、SSDは読み書きの速度が速く、騒音がなく、消費電力が低いなどの長所があり、ユーザーにはよりようい体験を提供するからです。しかし、完璧というわけではありません。
通常、BIOSはコンピュータに接続されたSSDを検出でき、SSDのモデルや容量を確認できます。しかし、SSDは時々、BIOSで認識しないなどのエラーが発生することがあります。この問題を解決するために、まず原因を特定しましょう。
ユーザーからのフィードバックによると、SSDがBIOSに表示されないという問題はよくあることです。そして、その代表的な原因は、次の4つに要約されます。
1. SSDがBIOSで有効になっていない
2. デバイスドライバーのバージョンが古すぎる
3. データケーブルの不具合や断線
4. SSDが故障している
次に、SSDがBIOSによって正しく検出されるようにするための7つの解決策をご案内します。
SSDがBIOSに表示されないという問題に遭遇した場合、まずトラブルシューティングを行う必要があります。SSDのハードウェアがBIOSの検出結果に直接影響するからです。
このためには、SSDのハードウェアと対応するポートを詳細にチェックして、それらが正常に動作していることを確認する必要があります。さらに、別のSSDポートを使用して、BIOSでSSDが認識しない問題を解決できるかどうか試してみることもできます。
ドライブにSATAコントローラの設定がされていない場合、SSDがBIOSで認識しない問題が発生することがあります。この問題を解決するには、SSDのBIOS設定を再構成する必要があります。
ステップ 1. コンピュータを再起動し、メーカーのロゴが表示されると、特定のキーを押し続けて、BIOSに入ります。
ステップ 2. (*これからBIOSの種類によって手順が異なることがあるので、ご注意ください)矢印キーで「Advanced」タブに移動します。
ステップ 3. 次に、「SATA Controller Mode」を「IDE」に変更します。「F10」キーを押し、変更を保存し、終了します。
パソコンのドライバーはバージョンが古すぎると、SSDがBIOSで認識しない問題が発生することがあります。そのため、すべてのドライバーが最新であることを確認する必要があります。パソコンで利用できるドライバーは、手動で更新することをお勧めします。
まず、お使いのコンピュータで利用可能なドライバーを十分に理解します。そして、ブラウザで対応するメーカーのウェブサイトを探して、最新バージョンのドライバーをダウンロードし、インストールします。ダウンロードしたドライバーの更新プログラムは、お使いのWindows OSに対応していないと、新たなトラブルを引き起こす可能性があるので、ご注意ください。
ほとんどの場合、外付けSSDはデータケーブルでパソコンに接続されています。データケーブルが損傷している場合、または目に見えて摩耗している場合、BIOSの検出結果に影響を与える可能性があります。これはSSDがBIOSで認識しない問題の原因となる可能性があります。
したがって、データケーブルの見た目に大きな摩耗や損傷がないかを確認する必要があります。または、テストのために別のケーブルと交換してみてください。新しいケーブルに交換する必要がある場合、優先的にSSDメーカー製のケーブルを使用するのをお勧めします。
新しいSSDを接続する際、パソコンに他のハードディスクがある場合、互換性エラーが発生することがあります。これにより、新しいSSDがBIOSで認識しない問題が発生する場合があります。
このため、一時的に他のハードディスクを取り外し、SSDだけがコンピュータに接続されるようにして、問題が修正されるかどうかを確認してみましょう。
Windowsに搭載されているハードウェアとトラブルシューターツールは、SSDの不明なエラーを自動的に修正し、SSDがBIOSで認識しないことを解決するために使用できるソリューションです。詳しい手順については読み続けてください。
ステップ 1. 「スタート」ボタンをクリックし、メニューにある「設定」ボタンをクリックします。「Windowsの設定」画面で、「更新とセキュリティ」をクリックします。
ステップ 2. 「トラブルシューティング」タブをクリックし、右のウィンドウで「ハードウェアとデバイス」→「トラブルシューティング ツールの実行」ボタンをクリックし、自動修復が完了するのを待ちます。
Windowsシステムの再インストールと同様に、SSDをフォーマットすることは、SSDがBIOSで認識しないなどの問題を含め、破損したファイルに起因するさまざまな問題を解決できる安全かつ効果的な方法となります。
ステップ 1. 「スタート」ボタンを右クリックし、「ディスクの管理」をクリックします。
ステップ 2. SSDを見つけ、右クリックし、「フォーマット」を選択します。
ステップ 3. フォーマットポップアップウィンドウで、設定を確認します。NTFSを選択し、「クイック フォーマットする」のチェックを外すことをお勧めします。その後、「OK」をクリックし、SSDのフォーマットが完了するまで待ちます。
上記の7つの方法は、SSDがBIOSに表示されない問題を解決し、SSDが正しく検出されるようにするのに役立ちます。しかし、SSDはデータを保存する記憶装置で、停電、ウイルス、ハードウェアの老朽化などの影響を受けた後、保存しているデータの安全性を脅かす可能性もあります。
したがって、SSDのデータ損失を防ぐために、AOMEI Backupper Standardのような信頼できるソフトウェアを使用してハードディスク上のデータをバックアップすることがオススメです。
AOMEI Backupper StandardはWindows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP向けのディスクバックアップフリーソフトです。内蔵/外付けHDD/SSD、USBドライブ及びその他のストレージデバイスをバックアップできます。
増分バックアップ、バックアップファイルの圧縮などの省容量機能も備えていて、バックアップは容量が大量にかかるのに心配する必要がありません。ディスクバックアップに加えて、システム/パーティション/ファイルバックアップにも対応しています。ユーザーの異なるニーズを満たすことができます
次は、AOMEI Backupper Standardを使用して、SSDをバックアップする方法をご案内します。
ステップ 1. AOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールして開きます。「バックアップ」→「ディスクバックアップ」をクリックします。
ステップ 2. 「ディスクを追加」ボタンをクリックし、SSDをソースディスクとして選択し(複数のディスクを選べます)、「追加」をクリックします。
ステップ 3. 矢印の下にあるボックスまたは、逆三角形アイコンをクリックし、SSDの保存先を選択します。内蔵HDD/SSDに加えて、外付けHDD/SSD、USBドライブ、SDカード、クラウドドライブ(OneDrive、Googleドライブ、Dropbox…)、NAS、共有フォルダなど様々なストレージデバイスに対応しています。
ステップ 4. すべての設定を確認し、問題がなければ、「開始」ボタンをクリックします。バックアップが完了するまで待ちます。
SSDがBIOSで認識しない問題に悩んでいる方は、上記の7つの方法を順番に試してみてください。もしSSDをフォーマットする必要があるなら、データの損失を防ぐために、AOMEI Backupper Standardを使ってあらかじめディスクをバックアップすることをお勧めします。
このソフトは、複数のバックアップモードに対応し、操作も簡単で、いくつかのクリックだけでバックアップを作成できます。初心者でも気軽に使えます。
また、バックアップと復元に加えて、クローン、同期、ディスク消去など様々な機能を備えています。SSDをアップグレードしたい場合、その「ディスククローン」機能を使って、簡単にデータを元のディスクから新しいディスクに移行できます。今すぐダウンロードし、体験しましょう!