TOSHIBA dynabookでブートメニューを起動できません?この記事では、この場合の対処法を3つ紹介します。また、Windows 8/10/11での起動方法がWindows 7およびその前のシステムと違うので、新しい起動方法も紹介します。Windows 8/10/11を実行しているユーザーは、まずこれらの方法を使ってブートメニューを起動してみるのをお勧めします。
先日、TOSHIBA dynabookで修復ディスクとリカバリーUSBを作成したのですが、テストした結果、どちらもブートメニューからパソコンを起動することができません。これはなぜでしょうか?同じことを経験した方がいませんか?
一部のTOSHIBA dynabookのユーザーからは、ブートメニューが起動しない、ブートメニューがフリーズして終了できないと報告されています。この2つの問題は、一般的に以下のような理由によるものです。
Windows 7では起動画面にプロンプトが表示されていれば、「F2」や「F12」キーでBIOSやブートメニューにアクセスすることができます。しかし、Windows 8またはそれ以降のシステムを使用している場合、これらのキーを押しても動作しない場合があります。TOSHIBA dynabookでブートメニューを起動するには、次の方法を使ってみてください。
ステップ 1. パソコンを正常に起動します。「Windows」+「I」キーを押して、「設定」を開きます。「更新とセキュリティ」→「回復」タブに移動します。
ステップ 2. 「PCの起動をカスタマイズする」項目にある「今すぐ再起動」ボタンをクリックします。
ステップ 3. PCがブートメニューから再起動されます。
ステップ 1. 「Shift」キーを押しながら、電源ボタンを押してPCをシャットダウンします。
ステップ 2. 一般的に、PCを休止状態にするだけです。そのため、その後、PCを再起動し、ブートメニュー画面が表示されるまで「F12」キーを連打する必要があります。
TOSHIBA dynabookでBIOSメニューを起動できない問題を修正する前に、次の2つの簡単な操作を試してみてください。
この2つの方法でもうまくいかない場合は、お客様の状況に応じて以下の方法をお試しください。
Sharpkeysなどのソフトでキーの割り当てを変更したことがある場合、起動に支障をきたすことがあります。まずその変更をリセットして、もう一度試してみる必要があります。
ステップ 1. 「Windows」+「S」キーを押して検索バーを開きます。「Sharpkeys」を検索し、検索結果から「Sharpkeys」を選択して開きます。Sharpkeysが開いたら、「Add(追加)」ボタンをクリックします。
ステップ 2. 「Map this key(このキーの割り当てを変更)」で割り当てが変更されたキーを選択し、横のボックスで「Turn Key Off (00_00)(変更を取り消す)」を選択し、「OK」をクリックします。
ステップ 3. 「Write to Registry(レジストリに書き込む)」ボタンをクリックします。
コンピュータが休止状態から再開すると、「<F12>キー:起動メニュー/<F2>キー:BIOSセットアップ」画面がスキップされ、最終的にブートメニューが起動しない結果となります。
高速スタートアップ機能は、Windows 8およびそれ以降のシステムでの休止状態の形態の1つであることに注意してください。そのため、HWSetup、スタート、またはBIOSから高速スタートアップを無効にする必要があります。
ステップ 1. 「Windows」+「S」キーを押して検索バーを開きます。「電源とスリープの設定」と入力し、検索結果から「電源とスリープの設定」を選択します。「電源の追加設定」をクリックして「電源オプション」を開きます。
ステップ 2. 「電源ボタンの動作を選択する」→「現在利用可能ではない設定を変更します」を選択します。
ステップ 3. 「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外し、「変更の保存」ボタンをクリックします。
ステップ 1. 「F2」キーを押しながら、PCの電源を入れます。
ステップ 2. 矢印キーで「Advanced」タブに移動し、「Boot Speed」を「Fast」から「Normal」に変更します。
ステップ 3. 「F10」キーを押して変更を保存し、再起動します。
ステップ 1. 「Windows」+「S」キーを押して検索バーを開きます。「HWSetup」を検索して、検索結果から選択し、開きます。
ステップ 2. 「Boot Settings」タブをクリックし、「Boot Speed」セクションに「Normal」を選択します。そして、「OK」をクリックして変更を保存します。
TOSHIBA dynabookを工場出荷時にリセットしたい場合は、直接「0」キーを使用して東芝リカバリウィザードにアクセスすることができます。
ステップ 1. 電源ボタンを10~30秒間押し続けて、パソコンをシャットダウンします。
ステップ 2. 「0」キーを押しながら、電源ボタンを押します。
ステップ 3. パソコンがビープ音を発し始めたら0キーを離します。東芝リカバリーウィザードが表示されます。
上記の方法以外、TOSHIBA dynabookのリカバリーUSBを作成してみることもできます。
この場合、AOMEI Backupper Standardというブータブルメディア作成ツールの使用をお勧めします。このソフトによって、TOSHIBA dynabookを含む全メーカー製のPCおよび、全Windows PC OS(Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP)に対応しているリカバリーUSBを作成することができます。また、その「ブータブルメディアの作成」機能は次のようなメリットがあります:
次に、このフリーソフトを使用してリカバリーUSBを作成する方法をご案内します。開始する前に、まずAOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールします。
ステップ 1. リカバリーUSBを作成するためのUSBメモリをTOSHIBA dynabookに接続し、パソコンに検出できることを確認します。AOMEI Backupperを開きます。「ツール」タブ→「ブータブルメディアの作成」をクリックします。
ステップ 2. 「Windows PE」を選択し、「次へ」をクリックします。
ステップ 3. 「USBブートデバイス」を選択し、「次へ」をクリックします。
作成が完了すると、このPCのブートファイルのコピーを持って、そこからAOMEI Backupperにアクセスすることができるようになります。パソコンが遅くなったり、システムクラッシュなどによって正常に起動できなかったりした場合、このリカバリーUSBを使用してPCをAOMEI Backupperから起動させて、ディスクイメージまたはシステムイメージを復元し、PCを以前の正常な状態に戻すことができます。
TOSHIBA dynabookブートメニューが起動しないのは、原因さえ見つかれば簡単に解決できます。この記事では、対応する3つの解決策を紹介しました。Windows 8/10/11を使用している場合、まずブートメニューを開くための新しい方法を試すことをお勧めします。
そのほか、AOMEI Backupper StandardでTOSHIBA dynabookのリカバリーUSBを作成し、そこから起動することもできます。このソフトによって作成されたリカバリーUSBは、BIOSまたはUEFIモードに対応し、全メーカー製/全バージョンのWindows OSを実行しているPCを起動させることができます。今すぐダウンロード、作成しましょう!