この記事では、東芝リカバリーメディアクリエイターと、サードパーティー製のリカバリーディスク作成ツールを使用して、dynabook用のリカバリーディスクの作成方法と使い方を詳しく紹介します。ニーズに応じていずれかの方法を選択することができます。
東芝dynabookを数年間使用していると、パソコンが正常に起動できなかったり、システムパーティションが壊れたりすることがあります。これらの問題は、ウイルス攻撃、ディスクエラー、不良セクター、その他のハードウェアおよびソフトウェアの問題によって引き起こされる可能性があります。
この場合、リカバリーパーティションやリカバリーメディアを使用してdynabookを工場出荷時の状態に戻す必要があります。しかし、すべてのdynabookは工場出荷状態に戻すためのリカバリーパーティションまたはリカバリーメディアが付属していません。
では、どうすればよいでしょうか?購入する必要があるのですか?その答えは、「いいえ」です。この記事では、dynabook用のリカバリーディスクを自分で作成する方法を詳しく紹介します。必要な方、読み進めてください。
dynabookリカバリーディスクを作成する方法は、異なるバージョンのシステムで異なる場合があります。
次に、お使いのシステムのバージョンに分けて、リカバリーディスクを作成して使用する2つの方法を紹介します。
このパートでは、東芝リカバリーメディアクリエイターを使用して、dynabookのリカバリーディスクを作成する方法をご紹介します。この方法はWindows 7/8のみに適しています。Windows 10/11対応のdynabook用リカバリーディスクを作成したい場合、次の方法に移動してください。
ステップ 1. 東芝リカバリーメディア作成ソフトを起動し、「はい」をクリックして続行します。
ステップ 2. 「Media Selection(メディア選択)」セクションで、「System Recovery Media(システム回復メディア)」を選択し、「Media Set(メディアセット)」で「USB flash(USBフラッシュ)」を選択します。
ステップ 3. USBメモリをdynabookに挿入します。最終的にUSBメモリに元にあるデータはすべて削除されるので、空のUSBメモリを使用することをお勧めします。そこには重要なデータがある場合は、事前にバックアップしておいてください。
ステップ 4. 「Verify(ベリファイ)」にチェックを入れると、このメディア作成ソフトはディスクに書き込む際にデータのチェックを行います。このオプションは、作成が完了したときに良い状態であることを確認するもので、長い時間がかかります。
ステップ 5. 「Create(作成)」をクリックし、「Creating process has been completed(作成が完了しました)」と表示されるまで待ちます。
ステップ 1. 作成されたリカバリーUSBをdynabookに接続します。パソコンの電源が入っている場合、電源ボタンを10秒間長押ししてシャットダウンし、再度電源を入れます。
ステップ 2. 「F12」キーを連打し、BIOSに入ります。矢印キーで「Boot」タブに移動し、USBを最初に起動するドライブとして設定し、「F10」キーを押して変更を保存すると、パソコンはリカバリーUSBから起動します。
ステップ 3. 「TOSHIBA Recovery Wizard(東芝リカバリーウィザード)」を選択し、「次へ」をクリックして続行します。ドライブ内のデータが消えるの警告画面が出るので「はい」をクリックします。
ステップ 4. 「初期インストールソフトウェアの復元」を選択し、「次へ」をクリックします。
ステップ 5. ニーズに応じてリカバリーオプションを選択し、「次へ」→「次へ」→「OK」をクリックしてシステムのリカバリーを実行します。
東芝リカバリーメディアクリエイターは、Windows 7とWindows 8でのみ使用できます。ですから、dynabookのシステムがWindows 10や11である場合は、他の方法でリカバリーメディアを作成する必要があります。また、東芝リカバリーメディアクリエイターには次のような制限があります:
したがって、上記の制限を回避したい場合または、Windows 10または11を使用している場合、より高度なツールを使用してリカバリーメディアを作成する必要があります。ここでは、AOMEI Backupper Standardの利用をお勧めします。このツールによって作成されたリカバリーメディアは:
次に、このフリーソフトでリカバリーメディアを作成する方法をご紹介します。開始する前に、まず、AOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールします。Windows Serverのユーザーの場合、AOMEI Backupper Serverをご利用ください。
ステップ 1. リカバリーUSBを作成するためのUSBメモリをTOSHIBA dynabookに接続し、パソコンに検出できることを確認します。AOMEI Backupperを開きます。「ツール」タブ→「ブータブルメディアの作成」をクリックします。
ステップ 2. 「Windows PE」を選択し、「次へ」をクリックします。
ステップ 3. 「USBブートデバイス」を選択し、「次へ」をクリックします。
ステップ 1. リカバリーUSBを復元するdynabookに挿入し(作成されたシステム/ディスクイメージが外付けHDDなどのリムーバブルドライブに保存されている場合、それもdynabookに接続する)、パソコンを再起動します。東芝のロゴ画面が表示されると、「F1」キーを連打し、BIOSに入ります。矢印キーで「Boot」タブに移動し、USBを最初に起動するドライブとして設定し、「F10」キーを押して変更を保存すると、dynabookはリカバリーUSBから起動します。
ステップ 2. 再起動すると、AOMEI Backupper Standardのメインページが表示されます。「復元」→「イメージファイルを選択」をクリックして、復元するイメージを選択します。
ステップ 3. 「このシステムイメージを復元」をクリックし、「次へ」をクリックします。システムイメージを新しいハードドライブに復元したい場合、下にある「システムを他の場所に復元。」にチェックを入れます。
ステップ 4. システムを他の場所に復元する場合、ターゲットディスクを選択する必要があります。選択したら、「次へ」をクリックします。
ステップ 5. すべての設定を確認し、問題がなければ、「開始」をクリックして復元を始めます。
この記事では、ダイナブックに標準搭載されているディスクメディア作成ツールとサードパーティー製のツール-AOMEI Backupper Standardを使用して、ダイナブック用のリカバリーディスクの作成する方法と使い方を詳しく紹介しました。
ご覧のように、AOMEI Backupper Standardで作成したブータブルディスクは制限が少なくて、より多くの場合に適しているので、お勧めします。
また、自動バックアップをサポートしていているので、復元するイメージを常に更新し、データ紛失を最小限に抑えてシステムを正常な状態に復元することができます。今すぐダウンロードし、ダイナブックのデータとシステムを守りましょう!