Windows 10でHDDからSSDにデータを簡単に移行する方法2つ

HDDからSSDにデータを移行し、より早い処理速度とより良い性能を楽しみたいですか?この記事では、HDDからSSDにデータを移行する2つの簡単な方法をご紹介します。ぜひご一読ください。

By @Machi 最後の更新 2024年07月11日

HDDからSSDにデータを移行する原因

「450GBのHDDを持っていますが、最近は512GBのMicron C400(Crucial M4)を購入しました。システムや個人データを新しいSSDに移行するため、一番簡単な方法をお教えいただけませんか?」

少量の個人データをHDDからSSDに移行する場合は、コピペを使ったらいいです。システムファイル、またはシステムファイルと個人ファイルの両方を移行したい場合は、信頼性の高いクローンソフトを使うと、古いHDDから新しいSSDにすべてのデータを簡単に移行することができます。

最近では、OSや個人ファイルなどのデータをHDDからSSDに移行する人が増えています。その原因は:

  1. SSDはHDDに比べて読み書きの速度がより速いです。そのため、SSDにデータを転送した後、パソコンの動作速度や起動速度が速くなることができます。
  2. SSDは消費電力が少ないので、バッテリーの寿命を延ばすことができます。
  3. SSDは可動部がないので騒音が少なく、ユーザーの使い勝手を向上させることができます。
  4. SSDはHDDよりも耐久性に優れています。

HDDからSSDにデータを移行する方法

HDDからSSDにデータを移行する前の準備作業

多くのユーザーは新しいSSDをパソコンに接続した後、認識されないことに気づきました。買ったばかりなのに、もう壊れてしまいましたか?

心配する必要がありません。そうではありません。その原因はSSDがフォーマットされません。フォーマットしないとパソコンがSSDを認識してくれません。以下の手順に従って、SSDをフォーマットしましょう。*次に紹介するAOMEI Backupperを使用してクローンする場合、このステップは省略できます。

手順 1. 「ディスクの管理」を開きます。

手順 2. フォーマットされていなく新しいSSDを右クリックし、「ディスクの初期化」を選択します。

手順 3. 「ディスクの初期化」が表示され、元のHDDと同じパーティションスタイルを選択し、「OK」をクリックし、初期化を開始します(MBRとGPTの区別については図の下の表をご参照ください)。

  MBR GPT
パーティションの数 4 128
ディスクの最大容量 2TBまで 2TB以上
ブートモード BIOS UEFI
環境 32bitまで 65bitが必要

これで、新しいSSDは、パソコンでちゃんと認識できるようになりました。

SSDが正常に検出されたら、HDDからSSDにデータを移行できます。次に2つの方法をご紹介します。必要に応じていずれかの方法を選択できます。

方法 1. コピー&ペーストでHDDからSSDにデータを移行する

HDDからSSDにデータを移行する必要がある場合、真っ先に思い浮かぶのはWindowsのコピー&ペーストではないでしょうか。これを使えば、ディスクの間でデータを転送することができます。

転送したいファイルを見つけて右クリックし、「コピー」または「切り取り」を選択すればいいです。その後、SSDパーティションに移動し、空白のスペースを右クリックして「貼り付け」を選択します。これで、転送が完成します。

ただし、この機能を使うときは、いくつかの点に注意する必要があります。まず、異なるディレクトリからのファイルを移行する場合、非常に煩わしく、時間がかかる可能性があります。そして、一般的に、システムファイルやプログラムをSSDに転送した後、以前のように動作することができません

したがって、この方法は少量のデータの転送にのみ適しています。 大量のデータを転送する場合、またはすべてのデータ(OSやシステムファイルを含む)をHDDからSSDに移行したい場合は、専門的なクローンソフトを使用する必要があります。この方法によって移行したOSはターゲットディスクから正常に起動することができます。

方法 2. AOMEI BackupperでHDDからSSDにデータを移行する

大容量のデータを素早く転送したい場合に、コピペと比べると、ディスククローンの方がより便利です。ディスククローンのため、安心・安全なクローンソフトを選ぶのは、とても重要なことです。 数多くあるクローンソフトの中で、AOMEI Backupper Professionalをお勧めします。このソフトは以下のようなメリットがあります:

  • 直接起動クローン作成後、復元などせずに、SSDから直接パソコンを起動することができます。

  • インテリジェントクローンデフォルトでは、使用されているセクターのみをクローンするので、大容量HDDを小容量SSDに簡単にクローンすることができます。また、クローン中にソースディスクの不良セクターもスキップされるので、不良セクターによるクローン失敗を回避することができます。

  • バックグラウンドでクローンクローンをバックグラウンドで行うことができるので、データ移行時にパソコンを通常通り使うことができます。

  • SSD 4Kアライメントクローンした後、ターゲットディスクとしてのSSDの性能を向上させ、寿命を延ばすことができます。

  • 多様なストレージデバイスに対応内蔵/外付けHDD/SSD、SDカード、USBメモリの間のクローンをサポートしています。

  • 全メーカー製のSSD/HDDに対応Samsung/Crucial/Kingston/WDなど全メーカー製のSSD/HDDに対応しています。

  • 全Windows PCに対応Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPに対応しています。

これからHDDからSSDにデータを移行する手順についてご案内します。クローンを開始する前に、まずいくつかの準備作業を行う必要があります。

  1. ターゲットのSSDをパソコンに接続し、検出できるかを確認します。HDDからSSDにデータを移行したい場合は、SSDの種類によってUSBアダプタを用意してください。
  2. クローンした後、ターゲットディスクのデータは消去されるので、あらかじめ重要なファイルをバックアップしてください。
  3. 信頼性の高いクローンソフト—AOMEI Backupper Professionalをダウンロードして、インストールしてください。
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手順 1. クローンソフトで「ディスククローン」を選択します。

AOMEI Backupperを開きます。そして、「クローン」→「ディスククローン」をクリックします。

手順 2. クローン元のディスクを指定します。

ソースディスクとしてHDDを選択します。

手順 3. クローン先のディスクを指定します。

ターゲットディスクとしてSSDを選択します。

手順 4. ニーズに応じて高度な機能を有効にしてクローンを始めます。

「SSD 4Kアライメント」にチェックを入れます。そして、「開始」をクリックして、HDDからSSDにデータを移行します。

💡他の2つのオプションでもクローンをカスタマイズできます:
  • パーティションを編集:SSDはHDDより大きい場合、容量を最大限に活用するには、このオプションで、「パーティションのサイズを手動で変更」または「各パーティションに未使用領域を追加」の2つオプションから、パーティションのサイズを調整できます。クローン完了後、SSDに使えない未割り当て領域がないことを確保できます。

  • セクター単位のクローン:ターゲットディスクがソースディスクと同じか大きい場合、このオプションにチェックを入れると、ソースディスクが使用されているかどうかに関わらず、ソースディスクのすべてのセクターをクローンします。この機能によって、暗号化されたディスクを解除せずにクローンすることができます。また、ソースディスクの1:1複製を作成したい方に適しています。*「パーティションを編集」と同時に使えません。

新しいSSDからパソコンを起動する方法

クローンが完了した後、パソコンを直接にSSDから起動できます。でもその前、「BIOS」または「UEFI」で起動順位を変更する必要があります。

手順 1. パソコンを再起動し、メーカーのロゴが表示され、メーカーに応じて特定のキーを押し続けて、「BIOS」または「UEFI」に入ります。ここでは、「BIOS」で例として説明します。*BIOSの種類によって手順が異なる可能性があるのでご注意ください。

手順 2. 「Boot」タブに移動し、SSDをリストの一番上に移動させることで、最初に起動するドライブとして設定し、「F10」キーを押して、設定を保存し、完了します。

これで、パソコンはSSDから起動します。

👀注意:

システムがSSDから正常に起動できない場合、「パソコンが間違ったドライブから起動する問題を修正する方法」をご参照ください。

おまけ:古いHDDの再利用/安全処分について

AOMEI Backupperはクローンに加えて、バックアップ、復元、同期、ディスク消去など他の機能もたくさん備えています。これらの機能を使用して、古いHDDの安全処分または再利用に役立ちます。

1. 古いHDDの再利用

ご存知のように、SSDの容量は一般的にHDDより小さいです。クローンした後、SSDをシステムディスクとして使用し、HDDをデータディスクとして使用すると、システムの性能を最大限に活用できます。

また、HDDをバックアップ保存用のデバイスでも可能です。AOMEI Backupperのファイル/システム/パーティション/ディスク/Outlookメールバックアップ機能を使用して、SSDに重要なデータを定期的にバックアップすることをお勧めします。こうすることで、SSDのデータセキュリティも守られ、古いHDDも活用できます。それに、古いHDDは十分な容量があるため、容量が不足しているのも心配する必要がありません。

2. 古いHDDの安全廃棄/譲渡

ゴミ箱を空にすればデータが完全に消去されると考えっていますか?それは不十分です。こんなふうに削除されたデータは専門的なデータ復旧ソフトによって簡単に復元することができます。重要なデータが流出される可能性があります。

したがって、データセキュリティのため、古いHDDを他人に譲たり、廃棄したりする前に、データを徹底的に削除する必要があります。AOMEI Backupperの「ディスク消去」機能は、4つの消去モードに対応し、いずれかのモードを使っても、あなたのデータを徹底的に消去できます。ぜひ使ってみてください!具体的な手順については、「ディスクを完全に消去する方法」をご覧ください。

まとめ

この記事では、HDDからSSDにデータを移行する2つの方法をご紹介します。Windowsの「コピー&ペースト」は少量のデータ移行に適していますが、異なるディレクトリからファイルを移行すると時間がかかったり、移行した後にシステムファイルが正常に動作しなかったりするなどの問題があります。

HDDからSSDへのデータ移行をより安全かつ効率的に行うために、専門的なデータ移行ソフトAOMEI BackupperでHDDをSSDにクローンすることをお勧めします。この方法で大容量のデータをすばやく移行することができます。クローンが作成した後、起動順位を変更するだけで、パソコンを新しいSSDから直接起動できます。非常に便利です。 さらに、古いHDDの再利用や安全廃棄にも役立ちます。

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