この記事では、Windows 11で「PCをチェックしています」が終わらない原因と4つの解決策について紹介します。また、データの損失やその他のシステムの問題を避けるために、アップグレードする前にWindows 10をバックアップしておくことをお勧めします。
「PCをチェックしています」から進みません
インストールメディアを使用してwindowsのバージョンアップ作業を進めていたのですが、isoファイルにインストールメディアを作り、マウントし、管理者権限でsetup.exeを起動したところ、「PCをチェックしています」という画面で毎回とまり先に進むことができません。2時間くらい待っても変化なしでしたし、タスクマネージャーで確認しても何も処理が行われていない様子でした。どなたかこちらの解決策、原因が分かる方いらっしゃいましたらお願いします。
- Microsoftコミュニティからの質問
実は、多くのユーザーがWindows 10をWindows 11にアップグレードしようとして、「PCをチェックしています」画面が終わらない問題に遭遇しているので、これほど心配する必要はありません。次に、この問題が発生する原因と4つの解決策について紹介します。この問題に悩んでいる方、是非読み進めてください。
問題を解決する前に、この問題が発生する原因を知っておく必要があります。以下にいくつかをまとめてみました。
Windows 11セットアップが「PCをチェックしている」画面から進まない理由を理解した後、次の方法に従って問題を修正しましょう。この記事では、4つの方法を提供します。問題が解決されるまで、順に試してみましょう。
ステップ 1. 「Windows」+「S」キーを押して、検索ボックスに「コントロール パネル」と入力し、開きます。
ステップ 2. 「プログラムのアンインストール」を選択します。
ステップ 3. アンインストールしたいウイルス対策ソフトを選択し、右クリックし、「アンインストール」を選択します。画面の指示に従ってそのソフトをアンインストールします。アンインストール完了後、コンピュータを再起動し、Windows 11のインストールを実行します。
セットアップにあるファイルが紛失された、または破損したシステムファイルがある場合、Windows 11セットアップが「PCをチェックしています」画面から進まない問題が発生する可能性があります。そして、システムファイルチェッカーは、破損したシステムファイルを見つけて修復するための最も一般的な方法です。
ステップ 1. 「Windows」+「S」キーを押して、検索ボックスに「cmd」と入力し、検索結果から「管理者として実行」をクリックします。
ステップ 2. 「コマンドプロンプト」ウィンドウに、「sfc /scannow」と入力し、「Enter」キーを押して実行します。
SFCが機能しない場合、DISMを試すことができます。このツールは、同様に破損したスキャンファイルを自動的に修復するのに役立ちます。
ステップ 1. 「Windows」+「S」キーを押して、検索ボックスに「cmd」と入力し、検索結果から「管理者として実行」をクリックします。
ステップ 2. 「DISM.exe /online /cleanup-image /Restorehealth」と入力し、「Enter」キーを押して実行します。
Windows Installerサービスは、Windowsオペレーティングシステムのすべてのインストールプロセスを管理します。このサービスに不具合がある場合、Windows 11を正常にインストールすることはできません。そこで、Windowsインストールサービスを有効にして、もう一度試してみましょう。
ステップ 1. 「Windows」+「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。そして「services.msc」と入力し、「Enter」キーを押します。
ステップ 2. 「Windows Installer」を見つけて、その状態を確認します。もし実行中であれば、右クリックして、「停止」を選択してから、「開始」を選択します。実行されていない場合は、直接右クリックし、「開始」を選択します。
上記の方法をすべて試せば、Windows 11セットアップが「PCをチェックしています」画面から進まない問題が解決されると思っています。でもアップグレートする前に、他のシステムエラーが出るのを避けるために、あらかじめWindows 10をバックアップしておくことをお勧めします。こうすれば、Windows 11にアップグレートした後、新しいシステムに慣れていない場合や、システムに問題がある場合、作成されたシステムバックアップを復元することで、アップグレート前の状態に戻せます。
ここでは、バックアップフリーソフト-AOMEI Backupper Standardの使用をお勧めします。このソフトは、はWindows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPに対応しています。これによって、数クリックだけでシステムをバックアップすることができます。初心者でも気軽に使えます。また、次のようなメリットがあります:
では、下のダウンロードボタンをクリックし、AOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールして、次の手順に従ってWindows 10をバックアップしましょう。
Windows Serverユーザーなら、AOMEI Backupper Serverをご利用ください。
ステップ 1. AOMEI Backupperを起動し、「バックアップ」→「システムバックアップ」をクリックします。
ステップ 2. Windows 10の起動に必要なドライブがすでに選択されるので、矢印下のボックスまたは逆三角形をクリックし、バックアップの保存先を選択すればよいです。そして、「開始」をクリックします。
Windows 11へアップグレードした後、システムをよりよく保護するために、Windows 11を定期的にバックアップすることをお勧めします。この場合、次のような機能が役立ちます。
スケジュール:毎日、毎週、毎月、イベントトリガー(システム起動/シャットダウン、サインイン/サインアウト)、USB挿入の5つのモードから、自動バックアップを設定することができます。イベントトリガーとUSB挿入はAOMEI Backupper Professionalなどの上位版へアップグレートした後に利用可能です。
バックアップスキーム:フルバックアップ、変更された部分のみバックアップする増分/差分バックアップ、古いバックアップの自動クリーンアップを設定することができます。古いバックアップの自動クリーンアップを有効にすることで、バックアップの保存先に十分な空き容量があることを確保することができます。差分バックアップとバックアップの自動クリーンアップはProfessional版で利用可能です。
この記事では、「PCをチェックしています」が終わらない場合の対処法を4つ紹介しました。お役に立てば幸いです。
システムエラーを回避するため、AOMEI Backupperを使用して、アップグレードの前後でシステムのバックアップを取ることをお勧めします。システムバックアップがあれば、バックアップを復元することで、システムを簡単に以前の正常な状態に戻せます。
また、AOMEI Backupperはバックアップ&復元ソフトだけでなく、クローン、同期、ディスク消去ソフトでもあります。Windows 11をHDDからSSDに移行したい場合や、ディスクを復元できないように完全消去したい場合にも役立ちます。今すぐダウンロードし、使ってみましょう!