M.2 SSD同士のクローンを実行する方法【小容量から大容量へ】

ノートパソコンにある小容量M.2 SSDから大容量M.2 SSDへクローンしてディスクストレージをアップグレードしたいのですか?この記事では、Windows 7/8/10/11でM.2 SSD同士のクローンを実行するための最高のクローンソフトウェア―AOMEI Backupper Professionalを紹介します。

By @Akira
最後の更新 2025年04月28日

実例:M.2 SSD同士のクローンを実行したい

M.2 SSDをM.2 SSDにクローンする方法は?

最近、ノートパソコンのSSDアップグレードのため、Samsung 256GB 850 M.2 SSDを購入しました。が、現在の120GBの小容量M.2 SSDから新規購入した大容量M.2 SSDへクローンする方法は知りませんから、教えてくれませんか?

--あるユーザーからの質問

このように、小容量のM.2 SSDから大容量のM.2 SSDへデータをそのまま移行したいというニーズは非常に多く見られます。

こうした場合には、信頼性の高いディスククローンソフトを利用するのが最も効率的な方法です。専用クローンソフトを使えば、数回のクリックでOSやファイルをM.2 SSD間でクローン・転送することが可能です。また、クローン後の新しいM.2 SSDから安全に起動することもできます。

m 2 ssd 同士 クローン

なお、M.2 SSDは次世代型の小型・高速ストレージで、ウルトラポータブルデバイスに最適化されています。その特長として、モジュールの幅や長さを調整可能である点や、従来のSATA SSDよりも小型化されている点が挙げられます。これらの特性を理解した上で、以下ではM.2 SSD同士でのクローン方法を詳しく解説します。

M.2 SSD同士のクローンを実行する最高なソフト - AOMEI Backupper

M.2 SSDにクローンを作成するには、Windows 11、10、8、7、Vista、XPなど幅広いOSに対応した専門的なクローンソフトウェア-AOMEI Backupper Professionalを試すことができます。このソフトウェアは、次のような特長を備えています:

AOMEI Backupper Professional
  • スムーズなM.2 SSD間のクローン作成:元のOSやデータに影響を与えることなく、Windows OS、インストール済みのプログラム、個人ファイルを既存のM.2 SSDから新しいM.2 SSDにスムーズにクローンできます。
  • 幅広いM.2 SSDとHDDの対応:このソフトウェアは Samsung M.2 SSD、Crucial M.2 SSD、SanDisk M.2 SSD、WD M.2 SSDなど、すべての主要ブランドのM.2 SSDに対応しています。SSDだけでなく、あらゆるブランドのHDDもサポートしているため、幅広いストレージデバイスで利用可能です。
  • M.2 SSDパスワードの向上:「SSD 4Kアライメント」機能を使用することで、M.2 SSDの全体的なパフォーマンスを最適化し、読み書き速度を向上することができます。

AOMEI Backupper Professionalをダウンロードし、次の手順に従ってM.2 SSD同士のクローンを実行しましょう。

M.2 SSD同士のクローンを簡単に実行する手順

上記のように、AOMEI Backupper Professionalは、M.2 SSDに簡単かつ安全にクローンを作成するのに役立ちます。以下は、ステップバイステップガイドです。

M.2 SSDをより大きなM.2 SSDにクローン/換装するための準備

✅新しい大容量M.2 SSDがマザーボードと互換性があることを確認してください。不明な場合は、コンピュータの製造元に問い合わせてください。
✅大きい方のM.2 SSDを正しく取り付けます。取り付ける前に、バッテリーを外すか、電源を切ってください。
  • ノートパソコンの場合:M.2スロットのカバーを開き、SSDをスライドさせてしっかりと固定します。

  • デスクトップの場合:ホストカバーを取り外し、「SATA」または「PCIe」のラベルが付いたM.2コネクタを見つけて、SSDを正しく取り付けます。

✅M.2-USBアダプターを用意します。コンピュータにM.2スロットが1つしかない場合は、M.2-USBアダプターを準備して、大容量M.2 SSDをコンピュータに接続してください。
AOMEI Backupper

個人使用向けの最良のディスククローンソフトウェア

M.2 SSD同士のクローンを実行するための手順ガイド

M.2 SSDをより大きなM.2 SSDにクローンするビデオチュートリアル(英語版)

M.2 SSDをより大きなM.2 SSDにクローンするグラフィックチュートリアル(日本語版)

ステップ 1. M.2 SSDをPCに接続し、クローンソフトを開いてニーズに合ったクローンモードを選択します。

大容量M.2 SSDをコンピュータに接続します。プログラムをインストールし、実行します。また、メインインターフェイスで「クローン」タブでの「ディスククローン」を選択します。必要に応じて、「システムクローン」をクリックして、オペレーティングシステムを別のM.2 SSDにのみ移動できます。

ステップ 2. クローン元のディスクを指定します。

元の小容量M.2 SSDをソースディスクとして選択し、「次へ」をクリックして続行します。

ステップ 3. クローン先のディスクを指定します。

ソースディスクのデータを保存するため、大容量M.2 SSDをターゲットディスクとして選択します。また「次へ」をクリックします。

ヒント:クローン操作を実行すると、ターゲットディスク(クローン先)のデータは上書きされます。そのため、事前にターゲットディスク上の重要なデータを必ずバックアップしてください。

ステップ 4. ニーズに応じて高度な機能を有効にしてクローンを始めます。

「操作概要」ウィンドウで、「SSD 4Kアライメント」のチェックボックスにチェックを入れます。その後、「開始」をクリックします。

通常、これには短時間しかかかりませんが、ディスクが大きいほど時間が長くなります。クローン作成時間はソースM.2ドライブのデータサイズにより異なります。

🌟ヒント:

✦ セクター単位のクローン空白または不良セクターであっても、ソースM.2 SSD上のすべてのセクター(ブロック)のクローンを作成でき、はるかに長い時間がかかります。このオプションのチェックを外すと、不良セクタが存在する場合はスキップされます。

✦ パーティションを編集:クローン先ディスクのパーティションのサイズを変更すると、より大きなM.2 SSDのストレージスペースを完全に使用できます。※「セクター単位のクローン」と同時に使えません。

💡パーティション編集の4つのオプション

①パーティションのサイズを変更せずにコピー このオプションをオンにすると、小さいディスクを大きいディスクにクローンした後、使用可能な未割り当て領域があります。クローン後に未割り当て領域が残るため、Cドライブに拡張するか、新しいパーティションを作成可能です。
②各パーティションに未使用領域を追加 自動的に各パーティションに未使用領域を追加します。
③パーティションのサイズを手動で変更 クローン作業中に自由にパーティションサイズを調整できます。
④ターゲットディスクをGPTからMBRに変換する 異なるパーティションスタイル(MBR⇔GPT)間でクローンする場合に使用します。

AOMEI Backupper

個人使用向けの最良のディスククローンソフトウェア

クローンしたM.2 SSDから起動する手順

クローン作成プロセスが終了したら、クローン作成したより大きなM.2 SSDから正しく起動するには、次の手順を実行します。

M.2スロットが1つしかないコンピューターの場合:コンピューターをシャットダウンし、古いM.2 SSDを取り外し、新しくクローンしたより大きなM.2 SSDと交換し、クローンしたM.2 SSDから起動します。
複数のM.2スロットがあるコンピューターの場合:コンピューターを再起動し、特定のキー(通常はF2、F10、F12、ESC、DELなど)を繰り返し押してBIOSまたはUEFI BIOSに入り、ブート優先度をクローンしたより大きなM.2ドライブに変更します。

M.2 SSDドライブをマシンに固定するために、取り付けネジを忘れずに交換してください。

M.2スロットが1つしかない場合にM.2 SSDからM.2 SSDへの移行を実行する別の安全な方法は、M.2 SSDをバックアップし、小さいM.2 SSDを大きいM.2 SSDに交換してから、イメージを大きいM.2 SSDに復元することです。AOMEI Backupper Professionalでも同じタスクを実行できます。

なぜM.2 SSD同士のクローン・換装を行うのか?

多くのノートパソコンやUltrabook、タブレットなどでは、小容量のM.2 SSDがブートドライブとして搭載され、ストレージ用にはHDDが使用されています。しかし、OS、アプリケーション、ゲームのインストールを重ねるうちに、容量不足応答速度の低下といった問題に直面することも少なくありません。

この問題を解決するために、既存のM.2 SSDをより大きな容量のM.2 SSDにクローンすることが推奨されます。

クローンを実行することで、次のようなメリットが得られます:

✦ より多くのストレージスペースを取得します。
十分な容量があるため、アプリやデータを安心して保存できます。
✦ システムをスピードアップします。
大容量SSDに換装することで、読み書き速度が改善され、PC全体の動作も軽快になります。
✦ 起動時間を短縮します。
高速なM.2 SSDへの移行により、OSやアプリの起動が大幅にスピードアップします。

M.2 SSD同士のクローンを実行するよくある質問(FAQ)

1. NVMe SSDを別のNVMe SSDにクローンする方法は何ですか?
 
M.2同士のクローン作成と同様に、NVMe SSDディスクのクローン作成にも対応した、信頼性の高いディスククローンソフトウェアが必要です。その点でAOMEI Backupper Professionalは優れた選択肢と言えます。
2. M.2はSATA SSDより速いのですか?
 

答えは「はい」です。通常、SATA SSDの転送速度は最大600MB/sですが、M.2 SSDは1000MB/sから2000MB/sまで変化する可能性があります。SSDがPCIe x2バスをサポートしている場合、その転送速度は約1000MB/sです。SSDがPCIe x4バスをサポートしているが、NVMeプロトコルを使用していない場合、転送速度は約1500MB/sになります。PCIe X4バスとNVMeプロトコルの両方をサポートしている場合、その転送速度は最大2000MB/sになります。

3. NVMeとM.2は同じですか?
 

NVMeとM.2は密接な関係にありますが、両者は異なるものです。NVMeは主にM.2フォームファクターで使用されるインターフェースプロトコルであり、M.2はM.2コネクタスロットを使用してマザーボードに直接接続して、新しくモダンなタイプの内部実装拡張カードです。

まとめ

M.2 SSD同士のクローン/乾燥を実行するには、最初に新しいM.2 SSDドライブがマザーボードと互換性があることを確認し、ドライブを慎重に正しくインストールする必要があります。次に、AOMEI Backupper Professionalなどの強力なM.2クローン作成機能を使用してディスクのクローンを作成し、問題なく起動するようにします。

実は、このソフトは万能なSSDクローンソフトで、NVMe M.2 SSDのクローン、SanDisk SSDのクローン、Windows 10からNVMe SSDへのクローンなど、あらゆるSSDを別のSSDにクローンすることができます。

Windows Server 2003、2008、2012、2016、2019、2022、2025(R2を含む)、SBS 2003、2008、2011を使用している場合は、AOMEI Backupper Serverを試して、上記のクローン機能と、コマンドラインバックアップ/復元/クローン、ユニバーサル復元、リアルタイムファイル同期などより高度な機能を提供しています。

Serverの無料体験版 ServerとPCの全バージョン
安全かつ高速

もしご不明な点などがありましたら、遠慮なくご質問ください。弊社のメールはsupport@aomeitech.comです。 最後までありがとうございます。(●'◡'●)