新しいPCを構築する時、古いPC上のSteamライブラリのゲームデータをどのように移行できますか?この記事が紹介する幾つかの方法で簡単にSteamゲームデータを他のPCに移行します。
新しいPCを購入し、HDDをSSDと換装するなどの場合にSteamのゲームデータを移行する必要があり、いったいどうすればいいですか?3つの対応策を参考して、ゲームを他のPCに簡単に移行します。
Steamのライブラリにインストールしたゲームは一つのフォルダにまとめて格納しています。このインストールフォルダのパズはデフォルトで「C:¥Program Files (x86)¥Steam¥steamapps¥common」です(ここは64ビットのWindowsを例にとって、32ビットの場合は「C:¥Program Files¥Steam¥steamapps¥common」です)。
全てのゲームはこのフォルダにインストールされます。また、各ゲームに関連するSteamアカウント情報はそれぞれ「C:¥Program Files (x86)¥Steam¥steamapps」に「acf」という拡張子付きファイルの形式で保存されます。Steamがグームを実行する時にその2つの部分を欠かせなければなりません。
従って、ゲームデータを移行する際に最も簡単な方法は「C:¥Program Files (x86)¥Steam¥steamapps」フォルダの中身を新しいPC/ディスクの同じ場所にコピーします。ただし、予定の移行先はSteamのデフォルトフォルダではない場合は、先にSteamの設定にターゲットフォルダのパスをライブラリフォルダに追加する必要があります。
さもなければ、Steamは移行されたゲームを検出できません。フォルダをコピーした後、新しいPCにSteamを開いてゲームを実行すると、Steamは自動的にこれらのゲームデータの整合性をチェックしてから実行します。
Steamにライブラリフォルダを追加する方法
実にSteamはバックアップユーティリティーがあります。この機能によって全てのゲームを纏めてバックアップできます。新しいPCでバックアップファイルから全てのゲームを復元できます。
手順 1.Steamを実行し、左上に「Steam」をクリックします。ポップアップメニューに「ゲームのバックアップと復元」をクリックします。
手順 2. 次に、「現在インストール済みのプログラムをバックアップ」を選択して「次へ」をクリックします。
手順 3. バックアップしようとするゲームを選択して「次へ」をクリックします。
手順 4. バックアップを作成する場所を指定します。
手順 5. ここでバックアップフォルダ名を指定できて、ファイルの分割も行えます。バックアップファイルをCDやDVDに焼き込み予定の場合はこの機能を利用してバックアップファイルを便利に分けられます。外付けHDDか新しいディスクにバックアップする場合は「カスタマイズ」を選択してファイルサイズを大きめに入力します(手順4に表示される実際のサイズより大きな数値を入力)。最後に、「次へ」をクリックします。
手順 6. バックアップが実行されます。プロセスが完了するまで少々待ちます。
バックアップ作業が終わったら、指定した場所にバックアップフォルダが作成されました。このフォルダを新しいPCに移行します。次に、新しいPCにSteamを実行して、前の操作と同じように「ゲームのバックアップと復元」を利用してバックアップフォルダを指定してそこからゲームデータを復元します。
上記の2つの方法は一見したところでまあまあですが、実はちょっとややこしいですね。
一番目の方法はゲームファイルのパスを探して全てのファイルをもれなくコピーしなければなりません。しかも、移行したデータが新しいPC上のSteamに認識できない可能性があります。二番目の方法は確かにゲームデータを確実にバックアップして新しいPCに復元できます。
ただし、バックアップしたいゲームをいちいち選択する必要があるし、さらに、作成したバックアップフォルダを新しいPCに転送する必要があります。ゲームデータは一般的に何十、何百ギガほど大きいですので、直接に新しいPCのHDD/SSDにバックアップできない場合は非常に不便です。
それらの方法より、プロ向けのデータ管理ソフトを使用してゲームデータを便利に転送するのが良いでしょうか。
ここでは3000万超えの使用者に愛用される多機能のデータ管理ソフトAOMEI Backupperの無料版「AOMEI Backupper Standard」をお勧めします。このソフトの主な機能はファイル、パーティション、ディスク及びシステムのバックアップと復元、クローンと同期です。
AOMEI Backupper Standard版を無料ダウンロードしてお試しください。
今回は本製品の「同期」機能を利用して、前述の2つの方法の利点を組み合わせてゲームデータをシンプルで直感的に移行します。
手順 1. 古いPCのSteamライブラリフォルダのパスを調べます。新しいPCにSteamをインストールします。デフォルトのライブラリフォルダ以外の場所にゲームをインストールしたいユーザーは先にフォルダを作成しておきます。
手順 2. 新しいPCからHDD/SSDを取り外して、古いPCと繋ぎます。古いPCを起動して、マイコンピュータに新しいディスクが見えることを確認します。
手順 3. AOMEI Backupper Standardを開いて、メインインタフェースに「同期」→「ベーシック同期」をクリックします。
▶ヒント:「ミラー同期」と「リアルタイム同期」を使用したい場合、プロ版のAOMEI Backupper Professionalへアップグレードする必要があります。
手順 4. まずは古いPCのSteamライブラリフォルダを追加します⇒「フォルダを追加」をクリックしてライブラリフォルダのパスを選択します。全てのファイルを移行するため、必ず「サブフォルダを含む」(有料)にチェックを入れます。
手順 5. 次に、新しいPCのディスク上のライブラリフォルダを同期先フォルダとして指定します。「開始」をクリックして全てのゲームデータはそこにコピーされます。
ヒント実は、古いPCと新しいPCは同じLANにある場合(例えば家の同じルーターに繋いであり)はHDDを取り外さずに直接にPCの間にゲームデータを転送できます。要するには新しいPCのライブラリフォルダを共有にすることです。それで、手順2の右側の三角をクリックして「ネットワーク共有またはNASを選択」をクリックして共有されたフォルダを同期先として選択します。
手順 6. 同期が完了するまで待ちます。
補足:また、AOMEI Backupper Professionalにアップグレードして、「クラウドバックアップ」を選択してSteamのゲームデータをAOMEI Cloudにバックアップできます。AOMEI Cloudには1TBの空き容量があります。いつでもどこでも、AOMEIカウントにログインすれば、すぐにSteamのゲームデータを復元することができます。
無事にゲームを新しいPCに移行して、良かったですね。ただし、ゲームのセーブデータがなくなったことに気づいたユーザーは少なくないんです。落ち着いてください。まず、Steamで販売されるゲームはかなりの数が「Steamクラウド」に対応します。このオプションを常にオンにして、セーブデータはいつでもクラウドに同期します。ゲームを新しいPCに移行しても、ゲームを実行するとすぐにセーブデータがクラウドからダウンロードされます。
しかし、一部のゲームは「Steamクラウド」に対応しません。こういう場合は2つの状況があります。ほとんどのゲームはセーブデータをゲーム自体と同じフォルダに保存しています。こういうゲームはもちろん、前にやったゲームデータの移行に、セーブデータがゲームデータとともに移行されました。だから、そのままプレーしていいです。また、一部のゲームはセーブデータをゲームと同じフォルダに保存しない、代わりにCドライブの「ユーザー」または「ProgramData」フォルダに保存しています。この場合は手動でセーブデータを移行する必要があります。各ゲームのセーブデータの保存場所はネットで調べて分かります。
AOMEI Backupper StandardでSteamゲームを移行するのはとても簡単です。最も重要なのはすべてのファイルを完全移行することです。これから、新しいPCでゲームをプレイする時もゲームと重要なファイルをこまめにバックアップすることを強くお勧めします。AOMEI Backupper Standardを使用して、ゲームの移行だけでなく、パーティションやディスクさえを他のディスクにクローンできます。
コンピューターはServerである場合、AOMEI Backupper Serverの利用をお勧めします。もし、高級機能を求めない場合、無料版はいつまで利用しても構いません。最後までありがとうございます。弊社のメールは「support@aomeitech.com」で、もしご不明な点などがありましたら、遠慮なくご質問ください。@(o・ェ・o)@