Windows 10のアップデートをインストールした後、データが消えてしまいました!?この記事では、消えたデータを復元するための7つの方法をご紹介します。大切なデータを取り戻したい方、ぜひ続けてご覧ください。
Windows10の更新をしたところ、データが消えました。 私のパソコンはWindows 10、バージョン 1809に更新されています。 PCの中のフォルダ、例えばダウンロード、ドキュメントなど全てが消失し、デスクトップにあったものも消えました。 また、画面の設定なども初期化(?)されてしまいました。 インストールしたソフトなどは無事でした。 シャットダウンするたびにこの状態になります。 解決策が分かる方、ぜひ教えてください。 ご協力お願いいたします。
Windows 10のアップデートには、セキュリティの向上や新しい機能の追加などのメリットがありますが、時折、アップデートがうまくいかないことがあり、その結果データの喪失が発生することがあります。
しかし、幸いにもこの問題に対処する方法はいくつか存在します。本記事では、Windows 10アップデート後にデータが消えてしまった場合の対処法を7つ紹介します。詳細については読み進めてください。
Windows 10/11アップデート後にファイルが消えてしまった場合、心配しないでください。以下の7つの方法を使用してファイルを取り戻すことができます。
Windows 10アップデート後にファイルが紛失した場合、まず最初にするべきことは、一時ユーザープロファイルにログインしているかどうかを確認することです。
スタートアイコン→「設定」→「アカウント」→「設定の同期」に移動します。「一時プロファイルでログオンしました。現在、ローミングオプションを使うことはできません」と表示されている場合、一時プロファイルにログインしています。
PCを再起動して再度サインインする必要があります。これにより、一時アカウントが削除され、ファイルを再び利用できるようになります。
「Win」+「S」キーを押して検索ボックスを開き、そこで消えたファイルを検索します。
消えたファイルが見つからない、一時プロファイルでサインインしていない場合は、ファイルが隠されている可能性があります。この場合に、まず隠しファイルを表示させてから、再度検索してみてください。
ステップ 1. 「Win」+「E」キーを押して「エクスプローラー」を開きます。
ステップ 2. ツールバーの「表示」タブをクリックし、「オプション」をクリックします。
ステップ 3. 「表示」タブで、「詳細設定」の「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」を選択し、「適用」→「OK」をクリックします。
ステップ 4. 再度ファイルを検索してみてください。
Windowsをアップグレードしており、新しいMicrosoftアカウントを作成した場合、ファイルは無効になった管理者アカウントにあるかもしれません。このアカウントを有効にし、再度サインインするとファイルが表示されるようになります。
ステップ 1. 「Win」+「S」キーを押して検索ボックスを開き、「コンピューターの管理」と入力し、検索結果から「コンピューターの管理」を選択します。
ステップ 2. 左側のペインで、「ローカルユーザーとグループ」を選択し、「ユーザー」をダブルクリックします。
ステップ 3. 管理者(Administrator)アカウントを右クリックし、「プロパティ」を選択します。「全般」タブで「アカウントを無効にする」オプションにチェックを外し、「適用」→「OK」をクリックします。
Windows 10/11のアップデート後に紛失したファイルを取り戻すには、アップデートをアンインストールすることで、アップデート前の状態に戻すことができます。
ステップ 1. 「Win」+「I」キーを押して「設定」を開きます。「更新とセキュリティ」に移動します。
ステップ 2. 「Windows Update」タブの「更新の履歴を表示する」をクリックします。
ステップ 3. 「更新プログラムをアンインストールする」をクリックします。
ステップ 4. 「インストール日」によって最近インストールしたアップデートを確認し、インストールしてからデータが失われたアップデートを右クリックし、「アンインストール」を選択します。
ステップ 5. アンインストールできたら、PCを再起動し、消えたファイルが戻ってきているかどうかを確認します。
データが消えた前に、「バックアップと復元」が有効になっている場合、これによって作成したバックアップを使用して消えたデータを復元することができます。
ただし、「バックアップと復元」は、Cドライブしかバックアップできないので、Cドライブに消えたデータを復元する場合にのみ有効です。
ステップ 1. 「Win」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。「control」と入力し、「Enter」キーを押して「コントロールパネル」を開きます。「システムとセキュリティ」→「バックアップと復元(Windows 7)」をクリックします。
ステップ 2. 「復元」タブの下にある「ファイルの復元」ボタンをクリックします。
ステップ 3. 「フォルダの参照」または「ファイルの参照」オプションを選択し、復元したいデータを探します。追加できたら、「次へ」をクリックします。
ステップ 4. ニーズに応じて復元したいものを元の場所または新しい場所に保存します。復元先を選択できたら、「復元」をクリックします。
Windows 10アップデート前に、システムの保護またはファイル履歴が有効になっている場合、「以前のバージョン」を使用して消えたデータを取り戻してみることができます。
ステップ 1. 消えたデータが元に保存されていたフォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
ステップ 2. 「以前のバージョン」タブを選択し、時間に基づいてデータが消えた前に作成されたバージョンを選択し、「開く」をクリックして、復元したいデータをコピーして、他の場所に貼り付けます。
以上の方法がすべてうまくいかない場合に、無料で使えるデータ復旧ソフト-MyRecoverを使用して消えたデータを復旧することができます。3つのステップだけで、画像、テキスト、ビデオ、電子メール、圧縮ファイルなど、紛失したすべてのファイルを簡単かつ迅速に取り戻すことができます。
ステップ 1. 上のボタンをクリックし、MyRecoverをダウンロードし、インストールして起動します。消えたファイルまたはフォルダが元に保存されていたボリュームまたはパーティションを選択し、「スキャン」をクリックします。
ステップ 2. MyRecoverは自動的に復元可能なデータをスキャンします。
✍ヒント:復元するファイルをより速く見つけたい場合、「フィルター」を利用することができます。この機能を使えば、種類、更新日、サイズによってファイルを見つけることができます。また、ファイル名を覚えている場合、検索バーで直接検索することができます。
ステップ 3. 復元したいファイルまたはフォルダを選択し、「復旧 xつのファイル」をクリックします。*スキャンの完了を待たずに、ファイルを復元することができます。
将来のWindowsアップデート後に再びファイルが紛失する場合に備えて、重要なデータを定期的にバックアップすることをお勧めします。
AOMEI Backupper Standardは、強力なバックアップ&復元フリーソフトで、ディスク/システム/パーティション/ファイルバックアップの4つのバックアップモードをサポートしています。さらに、自動バックアップ、増分バックアップ、バックアップの圧縮など多くの高度なバックアップ機能を無料で使えます。
ここでは、その「ファイルバックアップ」機能を使用して、指定したファイル/フォルダをバックアップする方法をご案内します。ニーズに応じて他のモードを選択することができます。
ステップ 1. AOMEI Backupper Standardをダウンロードしてインストールします。「バックアップ」→「ファイルバックアップ」を選択します。
ステップ 2. 「ファイルを追加」または「フォルダを追加」をクリックしてバックアップしたいファイルおよびフォルダを選択します。その後、保存先を選択します。
ステップ 3. 「スケジュール」をクリックし、ニーズに応じて自動バックアップの頻度をデイリー(毎日)/ウィークリー(毎週)/マンスリー(毎月)/イベントトリガー(システム起動/シャットダウン、サインイン/サインアウト)/USB挿入に設定し、「はい」→「開始」をクリックします。
この記事では、Windows 10アップデート後に消えたデータを復元するための7つの方法、およびファイルの紛失を防ぐ予防策を紹介しました。この投稿を読んだ後、紛失したファイルを復元することは難しくないことがわかるでしょう。しかし、高価なデータ復旧サービスでも、消えたデータを必ず復元できることを保証できません。したがって、様々な原因によるデータ損失を避けるためには、重要なファイル/フォルダを定期的にバックアップする習慣を身につけることが重要です。