OneDriveのごみ箱から完全削除したファイルを復元する方法3選

OneDriveのごみ箱から完全削除したファイルを復元する方法は?この記事では、3つの方法をご紹介します。重要なファイルを復元する必要がある方、ぜひご覧ください。

By @Machi 最後の更新 2024年11月11日

ユーザー事例:OneDriveのごみ箱から完全削除したファイル、復元できるのか?

OneDriveは、他のファイルホスティングおよび同期サービスと同様に、ユーザーがクラウド上にファイルを保存および同期するためのクラウドストレージスペースを提供します。ユーザーは自分のデータを好きなように保存、共有、移動、および削除することができます。

OneDriveで削除されたデータは、削除後30日以内であれば、復元することが可能です。削除してから30日後またはごみ箱を空にした後、データはごみ箱から完全に削除されます。この場合、削除したデータを復元するにはどうすればよいでしょうか?

「OneDriveのデータ誤って削除し、ゴミ箱からも完全に削除してしまいました。PCが空の状態です。(無料の状態で使用してます) サポートに問い合わせしようとしても、復元をしようとしても Office365に入りましょうみうな表示があり、問い合わせも復元もできません。Office365に入れば完全に削除していても復元出来るのでしょうか? それともHDD復元の方がいいんでしょうか?(知人には面倒臭いけどこっちだねと言われてました。) 分かる方、やり方も教えて頂けると助かります...」

--YAHOO!!知恵袋からの質問

心配しないでください。本記事では、OneDriveのごみ箱から完全に削除したファイルを復元する方法を3つ紹介します。詳細については読み進めてください。

OneDriveのごみ箱から削除されたファイルを復元する方法

方法1. OneDriveを復元する

ごみ箱から削除されたファイルを直接復元することはできませんが、OneDriveを以前の日付に戻して削除を元に戻すことができます。では、OneDriveはどのようにして以前のバージョンを復元するのでしょうか?

OneDriveには「OneDriveを復元する」という機能を備えていて、この機能で、OneDriveを以前の時間に復元することで、削除されたファイルも復元されます。また、上書きされたファイルを復元する必要がある場合にも役に立ちます。

👀注意:
  • この機能は、Microsoft 365サブスクリプションを持つユーザーだけが利用できます。
  • OneDriveを復元できるのは最大30日前までです。

ステップ 1. OneDriveのWebサイトでMicrosoftアカウントにサインインし、「設定」→「オプション」→「OneDriveを復元する」を選択します。

ステップ 2. IDを確認した後、「日付の選択」を開いて、ファイルが削除された前の日時を選択し、「復元」ボタンをクリックします。

方法2. OneDriveのローカルフォルダの以前のバージョンを復元する

Microsoft 365に加入していない場合、「OneDriveを復元する」機能は利用できません。しかし、別の方法があります。

Windows PCには、ファイルやフォルダのコピーを保存する「以前のバージョン」機能が搭載されています。ファイルが削除、紛失、破損などしたら、以前のバージョンに復元することで、修復したり取り戻したりすることができます。

👀注意:

「以前のバージョンの復元」を使用するには、ファイルが削除された前に「ファイル履歴」または「システムの保護」が有効になっている必要があります。

ステップ 1. エクスプローラで「OneDrive - Personal」フォルダにアクセスし、削除されたファイルが保存された親フォルダを右クリックし、「以前のバージョンの復元」をクリックします。

ステップ 2. 復元するバージョンを選択し、「復元」をクリックします。*フォルダにある他のファイルに影響を与えたくない場合、「開く」をクリックし、復元したいファイルをコピーし、他の場所に貼り付けます。

>> 削除されたファイルの親フォルダが「OneDrive」フォルダである場合、「OneDrive」フォルダを右クリックし、「以前のバージョンの復元」を選択し、復元するバージョンを選択してから「復元」をクリックすればよいです。

方法3. 完全に削除されたOneDriveのファイルを直接復元する

前述の通り、「OneDriveを復元する」を使用するには、Microsoft 365に加入する必要があります。「以前のバージョンの復元」を使用するには、ファイルが削除された前に、ファイル履歴またはシステムの保護が有効になっている必要があります。

また、OneDriveを以前の状態に戻すと、必然的にフォルダやドライブ内の他のファイルにも影響が及び、余計な損害やトラブルが発生する可能性があります。

では、上記の条件のいずれにも満たさない場合、または余計なトラブルを避けたい場合、OneDriveのごみ箱から完全に削除されたファイルを復元するにはどうすればよいでしょうか?

この場合、専門的なデータ復旧ソフトが最高の選択になります。数あるソフトの中で、MyRecoverをお勧めします。この使いやすいデータ復旧ツールを使用して、3ステップだけで、OneDriveフォルダから完全に削除されたファイルを簡単かつ効率的に取り戻すことができます。

その使いやすさに加えて、機能性と互換性の面から次のようなメリットもあります:

  • Word、PPT、Excel、写真、ミュージック、動画、電子メール、Webページ、圧縮ファイルなど、1000種類以上のファイルを復元することができます。

  • 削除、フォーマット、システムクラッシュなどの原因によるデータ消失に対応することができます。

  • 内蔵/外付けHDD/SSD、USBメモリ、SDカードからのデータ復元をサポートしています。

  • 削除されたファイルの元のパス、ファイル名、形式を取得することができます。

  • Windows 11、10、8、7、Windows ServerのNTFS、FAT32、exFAT、ReFSに対応しています。

では、MyRecoverを使用してOneDriveで完全削除されたファイルを復元する方法をご案内します。開始する前に、まずMyRecoverをダウンロードし、インストールしてください。

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ステップ 1. MyRecoverを起動します。マウスをOneDriveのローカルフォルダが保存されているパーティションに移動し、「スキャン」をクリックします。

👉OneDriveのローカルフォルダの場所を確認:エクスプローラで「OneDrive」を右クリックし、「全般」タブの「場所」で確認します。

ステップ 2. MyRecoverは自動的に復元可能なファイルをスキャンします。

ヒント:復元するファイルをより速く見つけたい場合、「フィルター」を利用することができます。この機能を使えば、種類、更新日、サイズによってファイルをフィルタリングすることができます。また、ファイル名や拡張子を覚えている場合、直接検索することもできます。

  • 種類:ドキュメント、画像、動画、オーディオ、メール、ウェブページ、圧縮ファイルから選択できます。
  • 更新日:本日、昨日、過去7日間、過去30日間、カスタムから選択できます。特定の期間に削除されたデータを探したいなら、「カスタム」を選択してください。
  • サイズ:128KB未満、128KB~1MB、1MB~512MB、512MB以上、カスタムから選択できます。

ステップ 3. 復元したいファイルまたはフォルダを選択し、「復旧 xつのファイル」をクリックします。*スキャンの完了を待たずに、ファイルを復元することができます。

👀注意:

新しいドライブを保存先として選択してください。ファイル/フォルダを元のドライブに復元すると、復旧可能なファイル/フォルダの領域が上書きされ、データ復元に失敗する可能性があります。

最後に

この記事を読んで、OneDriveのごみ箱から完全に削除されたファイルを復元する方法を学ぶことができます。「OneDriveを復元する」と「以前のバージョン」機能では、フォルダを元に戻すことでファイルを取り戻すことができますが、余計なトラブルを引き起こす可能性があるので、MyRecoverのような専門的なデータ復旧ソフトでファイルを直接復元するのが最良の選択となります。

また、今度このような誤操作によるデータ損失を避けるために、バックアップ&復元フリーソフト- AOMEI Backupper Standardで重要なファイル/フォルダを定期的にバックアップすることをお勧めします。こうすれば、予期せぬ問題が発生し、データが紛失・破損した場合、簡単かつ高速に取り戻せます。