方法3選:パワーポイントファイルを以前のバージョンに復元

パワーポイントファイルを間違えて上書き保存してしまった場合、心配しないでください。この記事では、パワポファイルを以前のバージョンに復元する方法を3つご紹介します。大切な内容を取り戻したい方、ぜひ読み進めてください。また、完全に削除した/保存されていないパワポファイルを復元する方法もご説明します。必要な方、チェックすることができます。

By @Machi 最後の更新 2024年10月12日

パワーポイントファイルを以前のバージョンに復元する方法はあるのか?

 

パワーポイントで、違うデータを上書き保存してしまいました。しかし、そのデータも必要だったため、別名で保存したところ、原本のパワーポイントにあるはずの前のデータを復元できなくなってしまいました。 こういった場合、前のデータを呼び起こすにはどうしたらよいでしょうか? とても困っています。 よろしくお願いします。

 

パワポファイルが上書き保存してしまった場合、心配する必要はありません。次の3つの方法に従って、前のバージョンに戻すことができます。

パワポファイルを前のバージョンに復元する方法

方法1. パワーポイントのバージョン履歴を確認する

パワポファイルを作成すると、パワーポイントは自動的にファイルのバックアップを作成し、バックアップを使用してパワポファイルを以前のバージョンに戻せます。

ステップ 1. 復元したいパワポファイルを開き、メニューバーにある「ファイル」タブをクリックします。

ステップ 2. 左のペインで「情報」をクリックし、右側にある「バージョン履歴」をクリックします。

ステップ 3. 「バージョン履歴」が表示されます。戻りたいバージョンの下にある「バージョンを開く」をクリックします。

ステップ 4. そして、復元したいバージョンであるかどうかを確認します。確認できたら、「復元」をクリックします。

ヒント:なぜ「バージョン履歴」で以前のバージョンが見つかりませんか?

これはおそらく、自動回復機能を有効にしていないためです。ここに移動します:「ファイル」→「オプション」→「保存」→「次の間隔で自動回復用データを保存する」がチェックされていることを確認してください。また、自動回復機能を既定設定の10分より頻繁に保存するように設定することもできます。

方法2. 以前のバージョンを使用してパワポファイルを前のバージョンに戻す

パワポファイルを前のバージョンに戻すための別のオプションは、「以前のバージョン」を使用することです。この方法を使用する前に、ファイルが上書き保存される前に「ファイル履歴」または「システムの保護」機能を有効にしておく必要があります。

ステップ 1. 以前のバージョンに戻したいパワポファイルが保存されているフォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択します。

ステップ 2. 「以前のバージョン」タブをクリックします。復元したいバージョンを選択し、「開く」をクリックし、そのパワーポイントを見つけてコピーし、他の場所に貼り付けます。

ヒント:「以前のバージョン」で利用可能な以前のバージョンが見つからないのはなぜですか?

「以前のバージョン」タブに移動すると、「利用可能な以前のバージョンはありません。」というメッセージが表示されることがあります。これは3つの要因が考えられます。

まずは、「ファイル履歴」または「システムの保護」を有効にしていないことです。

ファイル履歴の有効化:「Windows 11でファイル履歴を有効・無効にする方法3つ」(Windows 10でも有効)をご参照ください。

システムの保護の有効化:「Windows10でシステムの復元ポイントを作成する方法」をご参照ください。

第二に、ファイル履歴は、ドキュメント、ミュージック、ピクチャ、ビデオ、およびデスクトップフォルダに保存されているファイルのみをバックアップします。

または、Cドライブの復元ポイントしか作成していません。

上書き保存されたパワポファイルは、これらのフォルダまたはCドライブに保存されていない可能性があります。

おまけ:削除したおよび保存されていないパワポファイルを復元する方法

このパートでは、削除したパワポファイルを復元する方法と、保存されていないパワポファイルを復元する方法についてそれぞれご紹介します。興味のある方、読み進めてください。

1. 削除したパワーポイントファイルを復元する

大切なパワーポイントファイルを誤って削除した場合、MyRecoverなどの専門的なデータ復旧ソフトを使用して復元することができます。このソフトは次のようなメリットがあります:

内蔵/外付けHDD/SSD、USBメモリ、SDカードから削除/紛失したPPT、Word文書、Excel、PPT、PDF、写真、ビデオ、ミュージックなど、200種類以上のデータを復元することができます。
インターフェースが直感的で、操作が簡単です。3つのステップだけで、失われたファイルを取り戻せます。初心者でも気軽に使えます。
誤削除、ソフトウェアまたはシステムのクラッシュ、ウイルス攻撃などによる失われたファイルを復元できます。
削除したファイルの元のパス、ファイル名、形式を保持します。
スキャンの間に、復元したいファイル/フォルダをより速く見つけるために、「検索」と「フィルタ」をサポートしています。
Windows 11/10/8/7 SP1およびServerに対応しています。
NTFS/FAT/exFAT/ReFSなどと完全に互換性があります。

では、MyRecoverをダウンロードし、インストールしましょう。

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安全かつ高速

ステップ 1. MyRecoverをインストールして起動します。紛失・削除されたパワーポイントが元に保存されていたパーティションまたはボリュームを選択し、「スキャン」をクリックします。

ステップ 2. MyRecoverは自動的に復元可能なファイルをスキャンします。復元したいパワーポイントをより速く見つけるために、「フォルダ」→「種類」→「ドキュメント」を選択します。検索バーで直接拡張子「.ppt」「.pptx」またはファイル名を検索することもできます。

ステップ 3. 復元したいパワーポイントを選択し、「復旧 xつのファイル」をクリックします。*スキャンの完了を待たずに、ファイルを復元することができます。

👀注意:
  • MyRecoverの無料版では、500MBまでのデータを復元することができます。無制限のデータを復元するには、MyRecoverを製品版にアップグレードしてください。
  • 新しいドライブを保存先として選択してください。ファイル/フォルダを元のドライブに復元すると、復旧可能なファイル/フォルダの領域が上書きされ、データ復元に失敗する可能性があります。

2. 予期しないクラッシュで保存されていないパワポファイルを復元する

保存されていないパワーポイントファイルを取り戻すにはどうすればよいでしょうか?次の手順に従って未保存のパワポファイルを復元してみましょう。

ステップ 1. パワーポイントを起動し、「開く」タブ→「保存されていないプレゼンテーションの回復」をクリックします。

ステップ 2. 回復可能なすべてのパワポファイルがポップアップウィンドウにリストされます。復元したいファイルを選択します。

まとめ

この記事では、パワポファイルを以前のバージョンに復元するための3つの方法を紹介しました。これらの方法を使用する際には、ヒントに注意してください。さらに、削除したおよび保存されていないパワポファイルを復元する方法もご説明しました。必要な方、チェックすることができます。

しかし、これらのすべての方法は、保存されていない/上書き保存した/削除したパワーポイントファイルをきっと復元できることを保証できません。したがって、大切なパワーポイントファイルを保存するフォルダを定期的にバックアップすることが必要です。こうすれば、ファイルが失われても、バックアップを使用して簡単かつ迅速に復元することができます。

☛ 参考記事: 方法5選|Windows11で特定のフォルダをバックアップする完全ガイド *Windows 10でも有効です。