強力なバックアップソフトAOMEI Backupperを使用すれば、データ(システム、パーティション/ボリューム、ディスク、ファイル/フォルダ)をNAS(ネットワーク接続ストレージ)にバックアップすることができます。この記事では、NASの概要とか、NASへのバックアップ方法とかをご紹介します。
NASとは、ネットワーク接続ストレージ(Network Attached Storage)の略称です。その名の通り、ネットワーク(LAN)上に接続することができるハードディスク(外付けHDD)です。つまり、それはネットワークに接続された記憶装置ということです。
普通のハードディスクと違って、NASはネットワークに接続するため、1対多の接続が可能となり、複数のパソコンから同時に接続することができます。いつでもファイルをネットワーク上の複数のパソコンで共有することができるため、サーバとして小規模ビジネスによく使用されています。
バックアップを実行してイメージファイルをNASに保存すると、ローカルストレージを節約するだけでなく、バックアップイメージの安全性を確保することもできます。
AOMEI Backupperというバックアップソフトは、NASデバイスにデータを簡単かつ高速にバックアップすることができます。
Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP用の最高の無料バックアップソフトウェアAOMEI Backupper Standardは、NASバックアップを支援することができます。このソフトは5つのバックアップタイプを提供します。システム/ディスク/パーティション/ファイル クラウドバックアップです。ローカルディスク、外付けハードドライブ、USBフラッシュドライブ、およびネットワークロケーションにバックアップすることができます。クラウドにバックアップする場合、ファイルバックアップと同期機能が適用されます。
以下のガイダンスに従って、NASまたはクラウドクライアントにファイルをバックアップしてください。また、NASからファイルをバックアップする方法については、こちらをご覧ください。
「ストレージ管理」ツールを通して、事前にNASをストレージリストに追加することができます。NASを表示、編集、または管理することができ、またタスクを作成する際に宛先パスとしてNASを直接選択することができます。
まず、AOMEI Backupper Standardをダウンロードし、コンピューターにインストールしてください。そして、「ストレージ管理」ツールを学び、後でファイルをバックアップしてください。
左タブの「ツール」ボタンをクリックし、「一般的ツール」内の「ストレージ管理」ツールを選択します。
共有またはNASデバイスを追加する
ポップアップ・ウィンドウの左下隅にある「共有またはNASデバイスの追加」ボタンをクリックします。「共有またはNASデバイスの追加」ウィンドウで、ネットワークロケーションのIPアドレスを入力し、右側の青いボタンをクリックします。「匿名」ログインを使用することができます。または、「匿名希望」を無効にして、NASのユーザ名とパスワードを入力することもできます。NASが構成されたら、「OK」をクリックして保存してください。
共有/NASデバイス管理
NASにマウスを移動させると、右側にメニューボタンと更新ボタンが表示されます。「メニュー」ボタンをクリックすると、ドロップダウン・リストがポップアップ表示されます。
1. NASの編集
ドロップダウンリストの「編集」ボタンをクリックすると、「ストレージパスの編集」ページが表示され、表示名、ユーザ名、パスワードを編集することができます。
2. NASの削除
ドロップダウンリストから「削除」ボタンをクリックして、リストからNASパスを直接削除し ます。
3. スペース管理
ドロップダウン・リストの「スペース管理」ボタンをクリックして、「スペース管理」 ページを表示します。スペースが特定の値を下回ると、NAS管理ページとNAS選択ページにスペースが不足していることを促すアラートを設定することができます。
1. AOMEI Backupperを実行します。バックアップ種類やバックアップ元を選択してから「ネットワーク共有またはNASを選択」をクリックします。
※ファイル、システム、パーティションまたはディスク全体をNASにバックアップすることができます。
※WindowsでNAS/Share(ネットワークドライブ)をローカルドライブとしてマウントして、マウントされたドライブをバックアップ先として選択することもできます。
2. ポップアップウィンドウで「ネットワーク場所を追加」をクリックします。
3. NASのIPアドレスを入力します。また、NASデバイスの表示名を設定することも可能です。
4. NASデバイスが追加された後、NAS内のすべてのフォルダは、右側のリストボックスに表示されます。ターゲットパスとして一つのフォルダを選択してから「はい」をクリックします。
5. NASデバイスをバックアップ先として選択した後、「開始」をクリックしてNASへのバックアップを実行します。
●NASへの自動バックアップを実行したい場合、「スケジュール」を使用してください。
●AOMEI Backupperは、SMB(Windowsネットワークにおける標準のファイル共有プロトコル)を使ったNASデバイスのみサポートします。
1. 左側の「バックアップ」タブをクリックして「ファイルバックアップ」を選択します。
2. 「フォルダを追加」または「ファイルを追加」をクリックします。ポップアップウィンドウで「Share/NAS」をクリックします。
3. NASデバイスからバックアップしたいファイルまたはフォルダを選択します。
4. そして、ターゲットパス(バックアップ先)を選択します。
5. 操作概要を確認し、問題なければ「開始」をクリックしてNASからのファイルバックアップを作成します。
※ファイルバックアップとファイル同期のみはNASをソースとして選択することができます。
※リアルタイム同期の場合、NASをソースとして選択することができません。
クラウドストレージ(例えば、Dropbox、Google Drive、Microsoft OneDrive)はオンライン・パーソナル・ストレージとしてますます人気が高まっています。幸いなことにAOMEI Backupperは、クラウドストレージサービスのデスクトップ用アプリケーションがPCにインストールされている限り、ファイルまたはフォルダをクラウドへバックアップ/同期することができます。次のステップに従って、ファイルをクラウドにバックアップしましょう。
1. 「バックアップ」をクリックして「ファイルバックアップ」を選択します。
2. 「フォルダを追加」または「ファイルを追加」をクリックしてバックアップしたいファイルまたはフォルダを選択します。
3. 次のドロップダウンメニューから「クラウドドライブを選択」をクリックします。
4. AOMEI Backupperは自動的に、デスクトップアプリがインストールされたクラウドストレージを検出し、それらの1つをバックアップ先として選択して「はい」をクリックします。
5. 操作概要を確認し、問題なければ「開始」をクリックしてクラウドへのファイルバックアップを作成します。
※クラウドにバックアップする前に、必要なクラウドストレージサービスのデスクトップ用アプリケーションをPCにインストールする必要があります。
※現在AOMEI BackupperはGoogle Drive、Dropbox、OneDrive、Box、SugarSync、hubiC及びCloudmeだけをサポートします。
※ファイルバックアップとファイル同期のみはクラウドストレージをソースとして選択することができます。