[解決済み]このバージョンでは、このファイル形式のバージョンはサポートされません

システムイメージをバックアップしている時に、「このバージョンでは、このファイル形式のバージョンはサポートされません」エラーが発生したことがありますか?このエラーが起こる原因は何ですか?このエラーを修復するには、どうすればいいのでしょうか?この記事では、それらの疑問にお答えします。

By @Machi 最後の更新 2022年01月17日

エラー0x807800C5について

Windows Server 2003/SBS 2003/2008(R2)/2012(R2)/2016/2019/2022/2025またはWindows 11/10/8.1/8/7/XP/Vistaで、Windowsの標準のバックアップツールを使用して、ネットワークアタッチトストレージ(NAS)上の共有フォルダに、ファイルまたはシステム状態をバックアップする時、次のエラーが発生するかもしれません:

ボリュームxxxのバックアップが完了できません。エラー:このバージョンでは、このファイル形式のバージョンはサポートされません。

ローカルディスクにバックアップする時、次のようなエラーも発生するかもしれません:

バックアップセットのいずれかのボリュームのバックアップイメージを準備しているときにエラーが発生しました(0x807800C5)。追加情報:このバージョンでは、このファイル形式のバージョンはサポートされません。

 

エラー0x807800C5が発生する原因

このエラーが発生する主な理由は3つあります。エラーを修復する前に、理由をよくご確認ください。

1. ネイティブVHDファイルはNAS上の予備ファイルとして作成されました。スパースファイルはバックアップの作成によく使用されます。このファイルはディスクの空間を節約し、時間を短縮することができます。NASストレージデバイスにデータをバックアップする場合、WindowsバックアップはマウントされたVHDファイルを作成します。しかし、ネイティブVHDドライバはスパースファイルとして作成されたVHDファイルをサポートしません。したがって、バックアップは失敗しました。

2. Wbadminバックアップコマンドで「include」または「exclude」パラメータを使用しました。「include」を設定したら、それは「include」内の全てのものをバックアップして、「include」外の任意のものを無視します。

3. 保存先に既存の古いWindowsバックアップファイルがあります。したがって、古いファイルを削除するか、名前を変更してください。

エラー0x807800C5を修復する方法

方法1. NAS デバイスの VHD ファイルをチェックする

NASデバイス上のVHDファイルをチェックし、そのファイルがスパースファイルであるかどうかを確認します。スパースファイルである場合、スパースファイルを修正するか、「strict allocate = yes」というスレッドを追加し、スパースファイルを作成しないように強制することができます。詳細な手順は以下の通りです。

ステップ 1. バックアップ先の既存ファイルを削除し、Windowバックアップが新しいバックアップファイルを作成することを確保します。

ステップ 2. NASにログインし、「smb.conf」ファイルを開きます(通常/etc/samba/smb.confまたは/etc/config/smb.confのglobalセクションにある)。「strict allocate」ラインあるいは「strict allocate = no」を見つけるかもしれません。

ステップ 3. 修正するか、「smb.conf」ファイルに「strict allocate = yes」を追加します。その後、保存して終了します。

ステップ 4. システムを再起動し、サービスを再開します。その後、Windowsの標準バックアップツールを使用して、NASにバックアップできるはずです。システムを再起動したくないなら、NASにログインして、次のコマンドを実行します:「/etc/init.d/services restart」。

方法2. Wbadminバックアップコマンドを確認する

Wbadminコマンドを使用してバックアップする場合、バックアップコマンドをチェックしてください。使用されたコマンドは「include」と「exclude」を含まないことを確保します。

Windows VistaおよびWindows Server 2008では、以下のような構文になります:

wbadmin start backup [-backupTarget:{|}] [-include:] [-allCritical] [-noVerify] [-user:] [-password:] [-noinheritAcl] [-vssFull] [-quiet]

Windows 7 および Windows Server 2008 R2 以降のバージョンの構文は:

[-vssFull]を[-vssFull | -vssCopy]に変更しただけでよいです。

方法3. 古いWindowsバックアップファイルの名前を変更または削除する

バックアップイメージを保存するために、選択された場所にある「WindowsImageBackup」からのフォルダを再命名し、または削除します。

おまけ:プロのバックアップソフトでシステムイメージをバックアップする

上記の方法を試しても、「このバージョンでは、このファイル形式のバージョンはサポートされません」エラーが解決されない場合、別のバックアップソフトを使用してシステムをバックアップすることを検討することができます。

ここで、プロのバックアップソフト-AOMEI Backupper Serverを使って、システムをNASまたはネットワークドライブにバックアップすることをお勧めします。このソフトはWindows Server 2003/SBS 2003/2008(R2)/2012(R2)/2016/2019/2022/2025とWindows 11/10/8.1/8/7/XP/Vistaを含むすべてのWindowsシステムに対応しています。

それに、システムバックアップ、ディスクバックアップ、ファイルバックアップ、パーティションバックアップの4つのバックアップモードをサポートしています。ユーザーの異なるニーズを満たすことができます。

詳細については、このソフトウェアをダウンロードし、ご自身で体験しましょう。

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ステップ 1. AOMEI Backupperを起動して、「バックアップ」→「システムバックアップ」の順にクリックします。

ステップ 2. デフォルトでは、Windowsの実行に必要なドライブが既に選択されます。逆三角形アイコンをクリックし、「ネットワーク共有またはNASを選択」を選択します。

ステップ 3. 「共有またはNASデバイスの追加」をクリックし、表示名、NASのパスを入力し、「はい」をクリックして、NASを追加します。追加されたNASが「ネットワークの場所」の下に表示され、保存先としてのフォルダを選択します。

ステップ 4. 必要に応じて、「オプション」「スケジュール」「スキーム」をクリックし、バックアップを設定します。最後、設定を確認して、問題がなければ、「開始」をクリックします。

オプション:ここでは、バックアップファイルを圧縮/分割したり、機密データを保護するためにバックアップイメージを暗号化したり、バックアップ完了後にメール通知を有効にしたりすることなどを設定できます。
スケジュールここでは、毎日/毎週/毎月/イベントトリガー/USB挿入の5つの柔軟的なオプションをサポートし、自動バックアップを設定することができます。
スキームここでは、フル/増分/差分バックアップの3つのバックアップ方法に対応しています。増分/差分バックアップを使用すると、バックアップの実行時間を節約することができます。そして、古いバージョンのバックアップを自動削除することも設定できます。これを有効にすると、古いバックアップを自動的に削除し、保存先には十分な空き容量を確保することができます。

バックアッププロセスは、バックグラウンドで実行できるので、バックアップを実行している時、パソコンに他の作業を続けでも構いません。

まとめ

以上は、「このバージョンでは、このファイル形式のバージョンはサポートされません 」エラーについての原因と3つの解決策をご紹介しました。

それらの解決策で、問題を解決できないなら、サードパーティー製のプロのバックアップソフト-AOMEI Backupper Serverを使用して、バックアップすることをお勧めします。このソフトを使用すれば、エラーを回避することができます。操作が簡単なので、パソコンに精通していない方でも気軽に使えます。今すぐダウンロードし、データを守りましょう。

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