デスクトップフォルダにないものでも、3つの方法で自動的にOneDriveにミラーリングすることができます。詳細は下記をご覧ください。
OneDriveフォルダはMicrosoftアカウントを必要とし、そのフォルダ保護機能は、Windows 10/11 PCの「デスクトップ」「ドキュメント」「ピクチャ」などの重要なフォルダのみをバックアップまたは同期します。Windows 7/8/8.1を使用している場合、まずOneDriveデスクトップアプリをダウンロードしてから、手動で設定する必要があります。
ただし、デスクトップフォルダにないフォルダをOneDriveにバックアップまたは同期することは可能です。そのフォルダにコピーまたはペーストするか、「CドライブのProgram Filesを別ドライブに移動する方法」で紹介した方法と同様に、mklinkを使用してOneDriveフォルダとのシンボリックリンクを作成するだけです。さらに、ファイル同期フリーソフト- AOMEI Backupper Standardを利用することもできます。では、下記を読み続けて、フォルダをOneDriveに同期する方法を学びましょう。
次に、PCのフォルダをOneDriveに自動でミラーリングする方法を3つ紹介します。ニーズに応じていずれかの方法を選択することができます。
OneDriveはWindows 10/11に標準搭載されている機能です。ここでは、Windows 10を例にして、任意のフォルダをOneDriveにバックアップする手順を説明します。また、この手順はWindows 11にも適用できます。Windows 7/8/8.1を使用している場合、まずOneDriveデスクトップアプリをダウンロードしてください。
ステップ 1. 検索ボックスに「onedrive」と入力し、検索結果から「OneDrive」をクリックして、Microsoftアカウントでサインインします。
ステップ 2. 「OneDriveフォルダー」ページで、OneDriveで使用するフォルダを確認し、「次へ」をクリックします。フォルダの場所を変更したい場合は、「場所の変更」をクリックし、好みの場所を選択します。
ステップ 3. 次に、「次へ」→「後で」をクリックします。「OneDriveの準備ができました」ページで、「OneDriveフォルダーを開く」をクリックして、同期する必要があるファイルまたはフォルダをそこにコピー&ペーストします。これで、それらのファイルやフォルダは、自動的にOneDriveにアップロードされます。
ピクチャ、ビデオなど、PCのフォルダをmklinkでOneDriveに同期するには、OneDriveフォルダのパソが必要があります。デフォルトでは、OneDriveフォルダはC:\Users\[ユーザー名]に設定されています。
ステップ 1. スタートアイコンを右クリックし、メニューから「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。
ステップ 2. 以下の構文に基づき、コマンドラインを入力します。
mklink /j "C:\Users\Username\OneDrive\フォルダ名" "同期元フォルダのフルパス"
例:「E: \videos」をOneDriveに同期する場合、同期元のフォルダのフルパスを「E: \videos」、フォルダ名を「videos」とし、「mklink /j "C:\Users\Username\OneDrive\videos" "E: \videos"」と入力して「Enter」キーを押してください。
ステップ 3. これで、OneDriveフォルダに「videos」というフォルダが自動的に作成されます、Eドライブにある元のフォルダの変更がそのフォルダに同期され、逆も同じです。
上記の方法のほかに、ファイル同期ソフトを使用して、PCのフォルダをOneDriveにミラーリングすることもできます。ここでは、AOMEI Backupper Standardをお勧めします。このソフトを使って、いくつかのクリックだけで、フォルダやファイルを移動せず、OneDriveに簡単に同期できます。具体的に、次のようなメリットがあります:
これから、AOMEI Backupperを使用して、フォルダを移動せず、OneDriveに同期する方法をご紹介します。まず、AOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールしましょう。
ステップ 1. AOMEI Backupper Standardを起動します。そして、「同期」→「ベーシック同期」をクリックします。
ステップ 2. 「フォルダを追加」をクリックして、同期したいローカルフォルダを選択します。
ステップ 3. 複数のフォルダを追加したい場合、追加されたフォルダパスの上にある「+」アイコンをクリックすればよいです。そして、逆三角形アイコンをクリックし、「クラウドドライブを選択」を選択します。
ステップ 4. OneDriveを選択し、「はい」をクリックします。
ステップ 5. すべての設定を確認し、問題がなければ、「開始」をクリックします。
また、AOMEI Backupperはクラウドストレージ-AOMEI Cloudを提供しています。「クラウドバックアップ」機能で、ファイル/フォルダをAOMEI Cloudにバックアップできます。
バックアップは同期と違い、バックアップするファイル/フォルダの異なるバージョンを保持しています。このため、ファイル/フォルダをある日に編集する前の状態に戻したいなら、バックアップが役立ちます。AOMEI Cloud(1TB)は、15日間無料試用可能で、ぜひ使ってみてください。
特定のフォルダだけをローカルに同期したい場合、OneDriveの設定を利用することができます。
タスクバーのOneDriveアイコンをクリックして、「その他」→「設定」→「アカウント」タブ→「フォルダーの選択」を選択して、「すべてのファイルを使用できるようにします」のチェックを外し、コンピュータに同期したいフォルダをチェックして、「OK」をクリックして、変更を保存します。
この記事では、PCのフォルダをOneDriveにミラーリングする方法を3つ紹介しました。1番目の方法は直接OneDriveを使用することで(ファイル/フォルダをコピー&ペーストする必要がある)、2番目の方法はmklinkコマンドを使用してシンボリックリンクを作成し、フォルダを移動せずにOneDriveに同期することで、3番目の方法はフォルダを移動せず、シンボリックリンクも作成ぜず、フォルダをOneDriveに同期することです。
ご覧のように、ファイル/フォルダ同期フリーソフト-AOMEI Backupper Standardを使用する方法3が最も簡単で、安定性も高いです。また、ニーズに応じて毎日/毎週/毎月の頻度から自動同期の実行を設定できます。今すぐダウンロードし、使ってみましょう!