Synology Cloud Syncが正常に同期されない問題は、以下の5つの方法で簡単に修正できます。また、毎回同期にかかる手間と時間を省くために、自動同期を設定する方法もご紹介します。興味のある方、ぜひ続けてご覧ください。
Synology Cloud Syncは、Synology NASの機能の1つで、ローカルのSynology NASとGoogleドライブ、Dropbox、OneDrive、Amazonドライブなどのクラウドドライブ間でデータを同期することができます。片方向の同期や双方向の同期、自動同期などが可能です。ただし、一部のユーザーは次のようなケースのように、Synology Syncが機能しないと報告しています。
数ヶ月前からCloud Syncを使って、Synology NASの1つのフォルダをDropboxに同期していたのですが、数日前からSynology Cloud Syncが同期を停止し、「接続しています(Connecting)」と表示されるようになりました。タスクを再起動しても同じ問題が発生し、データを同期できません。このエラーを修正するにはどうすればよいでしょうか?よろしくお願いします。
実際に、Synology Cloud Syncが同期できない問題は、上記のケース以外にもさまざまな状況で発生することがあります。時には、「最新と表示されていますが(実際にはそうではありません)、何も同期されません」「不明なエラーが表示される」などのエラーが発生することもあります。原因はバージョンが古い、ネットワーク接続が悪い、十分な容量がない、設定が間違っているなどさまざまな要因が考えられます。
このエラーと原因を理解した後、次の修正方法を試してみてください。開始する前に、Synology Cloud SyncとDropboxが最新版であることを確認してください。
Synology Cloud Syncがファイルを同期し始めてから動作が停止する場合は、ネットワーク接続が弱いために発生している可能性があります。ファイルをクラウドドライブに同期する際には、良好な接続があることを確認してください。
Synology Cloud Syncが同期されない原因は、クラウド上の空き容量が不足していることも考えられます。この場合、Dropboxの容量を確認する必要があります。容量がいっぱいの場合は、次の操作を試したり、Dropboxをアップグレードしたりしてみてください。
Synology Cloud SyncとDropboxがうまく接続されていない場合、Synology Cloud SyncがDropboxに正常に同期できない問題が発生することがあります。この場合に、ログインし直すことで問題を解決することができます。
ステップ 1. 「管理(Manage)」オプションの下にある「リンク解除(Unlink)」をクリックします。
ステップ 2. 次に、左下の「+」をクリックしてDropboxを追加します。クラウドプロバイダーページでDropboxを選択し、「次へ(Next)」をクリックします。Synologyにアクセス優先権を付与するよう求められた場合は、許可して同意してください。
ステップ 3. 次に、Synology NASとDropboxのそれぞれのソースと宛先フォルダーを指定します。同期方向を選択し、「次へ(Next)」をクリックてDropboxアカウントをログイン直します。
Synology Cloud Syncが「最新(Up to date)」と表示されているが、実際に同期されない場合は、次の手順で解決できるかもしれません。
ステップ 1. 「管理(Manage)」をクリックし、「同期の一時停止(Pause syncing)」を選択します。
ステップ 2. 次に、数分待ち、「管理(Manage)」の下にある「同期の再開(Resume syncing)」を選択します。この後、Synology Cloud Syncが正常に同期されるかどうかを確認します。
クラウドAPIの有効期限が切れているために、Synology Cloud Syncが同期されないことがあります。
この問題が発生した場合、「不明なエラーが発生しました。後で再試行してください。(Unknown error occurs. Please try again later.)」というメッセージが表示されることがあります。
また、Cloud Syncでは増分部分の同期ができないため、ファイルにわずかな変更がある場合でも、ファイルをダウンロードまたはアップロードする必要があります。
以上の方法で問題を解決できましたか?Synology Cloud Syncが毎回手動で実行する必要があるので、面倒くさいと思っているユーザーがあるかもしれません。
このパートでは、手動作業を避けるために、Synology Cloud Syncで同期タスクの停止と開始を設定する方法と、サードパーティ製の同期ソフトを使用してファイルの自動同期を設定する方法をご紹介します。興味のある方、ぜひ読み進めてください。
Synology Cloud Syncは、「サービスアクション(Service action)」(サービスの停止または開始)という機能をユーザーに提供しており、Synology Cloud Syncを簡単に再起動することができます。以下の手順に従ってください。
ステップ 1. Synology Cloud Syncを開き、「コントロールパネル(Control Panel)」→「タスクスケジューラ(Task Scheduler)」に移動します。次に、「作成(Create)」→「スケジュールされたタスク(Scheduled Task)」→「サービス(Service)」をクリックします。
ステップ 2. 「タスクの編集(Edit Task)」ウィンドウで、「一般設定(General)」「スケジュール設定(Schedule)」「タスク設定(Task Settings)」を設定し、次に進みます。
ステップ 3. 上記の手順に従って作業を繰り返し、今回は「タスク設定(Task Settings)」タブで「サービスの開始(Start services)」を選択する必要があります。開始時間は停止時間よりも後にする必要があります。わたしは設定した開始時間は停止時間の5分後です。ニーズに応じて設定するができます。
最高のファイル同期ソフトウェアであるAOMEI Backupper Professionalを使用すると、Synology NASにあるファイルを簡単にクラウドに自動同期できます。このソフトは、次の4つの同期モードをサポートしています:
👍 ベーシック同期:ファイル/フォルダーを内蔵/外付けHDD/SSD、USBドライブ、CD/DVD、ネットワークの場所またはNAS、クラウドドライブ(Dropbox、OneDrive、Googleドライブなど)に同期することができます。 👍 ミラー同期:この機能により、同期元で変更されたファイルが同期先に同期され、同期先にあるファイル/フォルダは常に同期元と同じになります。同期先で同期元と一致していないファイルは、削除または上書きされます。 👍 リアルタイム同期:ファイルの変更をリアルタイムに監視し、変更が検出されるとすぐに同期します。ユーザーはファイルを頻繁に変更する必要がある場合に、この機能が最適です。 👍 双方向同期:同期元と同期先の両方のディレクトリのファイルの変更を追跡し、変更を検出した後、相手側と比較して同期します。同期元に変更があった場合は、同期先に同期されます。同期先に変更があった場合は、同期元にも同様に同期されます。
また、自動同期もサポートしています。毎日、毎週、毎月、イベントトリガー(サインイン/サインアウト、システム起動/シャットダウン)、USB挿入の5つの自動同期モードを提供しています。自分の状況に応じて選ぶことができます。
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ステップ 1. AOMEI Backupper Professionalを開きます。「同期」タブで「リアルタイム同期」を選択します。*ニーズに応じて他の同期モードを選択することができます。
ステップ 2. 「フォルダを追加」ボタンをクリックし、「Share/NAS」→「共有またはNASデバイスの追加」を順にクリックし、Synology NASのIPアドレスとユーザー名を入力し、「はい」をクリックしてSynology NASを追加し、同期したいフォルダーを選択します。
★ヒント:他の同期タスクと区別するために、タスク名を変更することをお勧めします。
ステップ 3. 逆三角形のアイコンをクリックし、「クラウドドライブを選択」をクリックし、宛先としてDropboxを選びます。
★ヒント:DropboxデスクトップアプリがPCにインストールされていることを確認してください。
ステップ 4. 「開始」をクリックして、Synology NASに指定したファイル/フォルダが自動的にDropboxに同期されます。
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「クラウドバックアップ」機能を使用して、ファイル/フォルダをAOMEI Cloudにバックアップできます。元のファイル/フォルダが紛失・破損した場合、AOMEI Cloudからデータを復元することで、簡単に取り戻すことができます。
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この記事では、Synology Cloud Syncが同期されない問題の解決策を5つご紹介しました。お役に立てれば幸いです。
また、同期にかかる手間と時間を省くために、Synology Cloud Syncとサードパーティー製の同期ソフト-AOMEI Backupperでファイルの自動同期を設定する方法もご説明しました。ご覧のように、AOMEI Backupperで自動同期を設定することがより簡単で、より多くの自動同期頻度をサポートしているのでお勧めします。
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