この記事では、Windows 10またはWindows Server 2019などのシステムをQNAP NASにバックアップする方法についてご紹介します。
外付けHDDのフォーマットが正しく、いっぱいになっていたり壊れていなければ、外部装置を差し込むだけですぐに使えます。しかし、外付けHDDが便利だと思われていたのは20世紀のことです。外付けHDDの時代はもう過ぎ去りました。
毎日大量の写真、動画、文書が作られて、ファイルアクセスの共有が一般的になっています。従来の外付けHDDはもはや便利ではなく、効率的でも安全でもありません。ファイルを保存する単純な方法は現代的な生活のニーズを満たさなくなります。21世紀にもっと良い方法があります。それがQNAP NASです!ファイルストレージ、バックアップ、娯楽、安全な共有のための賢く効率的な最新ソリューションです。
NAS(ネットワーク接続ハードディスク、Network Attached Storage、ナス)とは、ネットワーク(有線LAN・無線LAN)に直接接続できるハードディスクです。わかりやすく「ネットワーク対応HDD」と呼ばれることもあります。
ネットワークに接続するため、1対多の接続が可能となり、複数のパソコンから同時に接続できます。多彩な大容量データを保存し、家族や会社の仲間といつでもどこでも共有できます。
NASは、接続の形式が一般的なハードディスクと違いますが、「データを保存する」という基本的な使い方がほぼ同じです。しかし、内部にCPU・OSなどを搭載して、構造はむしろパソコンに近くなっています。そのため、単にデータを保存するだけでなく、保存したデータを管理・活用するための様々な機能が搭載されています。
※機種によって搭載されている機能が異なります。
◎NASがあれば、ネットワークを経由してパソコンの他、スマートフォンやタブレットのデータも簡単に共有することができます。スマートフォンで撮影した写真や動画をパソコンで加工したり、パソコンで作成した資料をタブレットで表示するなど、使い方が自由自在です。ホームネットワークはもちろんのこと、外出先からデータを共有できるのも大きな魅力です。
QNAP(読み方:キューナップ)とは、NASを製造している台湾のメーカーです。信頼性が高いNASのメーカーとして、世界中で知られるほどの急成長を遂げました。ユーザ数は300万人以上いるそうです。日本でも製品の独自性、性能、安定性等の理由からユーザー数が増えてきています。
最近は口コミサイトにも「色々買い替えてきたけど、QNAPにたどり着いた」という話を良く見かけます。NASの購入・買い替えを検討中の方に、おすすめのメーカーです。
QNAP NASとは、常時オンラインでいつでもどこからでもアクセスできるハードドライブを複数備えた中央ストレージシステムです。優雅で直観的なQTSオペレーティングシステムを備えたQNAP NASは使いやすく、カスタマイズが可能な個人用サーバーです。その包括的なソリューションには、高性能のファイルマネージャー、バックアップマネージャー、ダウンロードマネージャー、アクセス許可、マルチメディアセンターなどが含まれています。これらすべてが高度なIT知識なしでできます。
NASなので、使われ方としては、例えばWindows/Mac/Linuxといったクライアントからアクセスして使うファイルサーバ、仮想化用ストレージ、バックアップやアーカイブ用ストレージ、中にはデータベースを置くような使われ方をすることもあります。
QNAP NASはあなたの生活を魔法のように簡単にします。
次は、QNAPに備わっている安心の機能をいくつかご紹介します!
そのほか、QNAPは以下のようなメリットもあります。
ご覧のように機能面と堅牢性に優れていることや初心者に扱いやすい操作性などにより、QNAP NASを購入して使用する人は多くいます。QNAP製NASは、エントリーモデルからハイエンドモデルまで、ラインナップが豊富にあります。目的・用途や会社規模、予算などに応じて、適切なNAS選びも難しくはありません。
AOMEI Backupper Standardは大切なデータをPCから別の安全な場所に移行して保護するために、システムのみまたはディスク全体をQNAP NASのようなネットワークドライブにバックアップすることができます。Windows11、10、8.1/8、7、XP、Vistaに対応し、パソコン初心者でも簡単に使えます。
システムバックアップ、ディスクバックアップ、パーティションバックアップ、ファイルバックアップは利用可能です。バックアップスケジュールも設定できます。個人PC向けProfessional、サーバ向けServer、台数無制限のPC向けTechnicianなど、アドバンスト版にアップグレードすると、差分バックアップ(変更されたデータのみバックアップ)を実行したり、バックアップスキーム(古いバックアップを自動削除)を有効にしたり、ブータブルメディア(起動しないパソコンに使用)を作成することもできます。
次は、Windows 10を例としてシステムをQNAP NASに丸ごとバックアップする手順を見ていきましょう。
1. このQNAP向けのバックアップフリーソフトを無料でダウンロードし、インストールし、起動します。「バックアップ」タブで「システムバックアップ」を選択します。もし、PCのデータをすべて移行したいなら、「ディスクバックアップ」を選択できます。
2. AOMEI Backupperでシステムバックアップを作成する場合には、システムに関するすべてのパーティションは自動的にバックアップの対象に含まれます。作成したイメージファイルを保存する場所(ここではQNAP NAS)を選択するために、下図のように「ネットワーク共有またはNASを選択」をクリックします。
3. 次のポップアップウィンドウで「ネットワーク場所を追加」をクリックします。
4. 次には、QNAP NASのIPアドレス(表示名またはパス)を入力します。
5. QNAP NASデバイスが追加された後、そのすべてのフォルダは、右のリストボックスに表示されます。一つのフォルダをバックアップ先のドライブとして選択してから「はい」をクリックします。
6. QNAP NASをバックアップ先として選択した後、「スケジュール」をクリックして自動バックアップを設定することができます。最後は問題なければ「開始」をクリックしてQNAPへのシステムバックアップを実行します。
バックアップは完了するまで時間はかかりません。
AOMEI Backupper Standardは、Windows 10システムをQNAP NASにバックアップする機能の他に、復元、同期またはクローン機能も提供しています。ぜひダウンロードしてお楽しみください。
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