Windows 11/10/8/7でシステムの復元を無効にする方法

この記事では、Windows 11/10/8.1/8/7でシステムの復元を無効にする方法を2つ紹介します。また、システムの復元を無効した後、パソコンをよりよく保護したい場合、専門ソフトで完全なシステムバックアップを作成することをお勧めします。

By @Machi 最後の更新 2023年04月11日

システムの復元を無効化できるのか?

システムの復元は、Windows XP、Vista、7、8、10、11に標準搭載されている機能で、パソコンで不具合が起きた際に、復元ポイントを使用してシステムを不具合が起こる前の状態に戻すことができます。復元ポイントには、インストールされたプログラムとその設定、Windowsレジストリ、必要なシステムファイルなどが含まれます。

通常、Windowsは新しいソフトウェアのインストール、ドライバーのアップデート、Windowsアップデートのインストールなどを行う前に、「システムの復元」で復元ポイントを自動的に作成します。このようなイベントがない場合、復元ポイントは7日ごとに作成されます。

そして、パソコンの動作が遅くなったり、応答しなくなったりしたときに、復元ポイントからシステムを復元することができます。この操作は、ドキュメント、写真などの個人データには影響しません。しかし、最近インストールしたアプリやドライバーはアンインストールされます。

また、長く使えば使うほどかかる容量が増えるので、パソコンの動作がある程度遅くなります。

さらに、システムクラッシュやディスククラッシュが発生した場合にも使えなくなります。なぜなら、Windowsを起動するために必要なブートファイルが含まれていないからです。

したがって、パソコンをよりよく保護したい場合、システムの復元をオフにし、専門ソフトでWindowsシステムの完全バックアップを定期的に作成することをお勧めします。

システムの復元を無効にする方法

以下では、システムの復元を無効化するためによく使われる2つの方法を紹介します。詳細については読み進めてください。

方法1:システムの保護を使用してシステムの復元をオフにする

ステップ 1. 「Windows」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。「control」と入力し、「Enter」キーを押して「コントロールパネル」を開きます。

ステップ 2. 「システムとセキュリティ」→「システム」→「システムの保護」をクリックします。

ステップ 3. 「保護設定」リストからシステムの復元を無効化したいディスクを選択し、「構成」ボタンをクリックします。

ステップ 4. 「システムの保護を無効にする」にチェックを入れ、「OK」をクリックして変更内容を保存します。

方法2:グループポリシーを使用してシステムの復元をオフにする

グループポリシーは、Windows 7 Professional/Ultimate/Enterprise、Windows 8 Professional/Enterprise、Windows 10 Professional/Enterprise/Educationsなどの一部のOSでのみ利用可能です。

お使いのパソコンがこれらのシステムのいずれかを実行している場合、この方法を試すことができます。そうでない場合は、最初の方法をご利用ください。

ステップ 1. 「Windows」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。「gpedit.msc」と入力して「OK」をクリックして「ローカルグループポリシーエディター」を開きます。

ステップ 2. 「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「システム」→「システムの復元」に移動します。「システムの復元をオフにする」をダブルクリックします。

ステップ 3. 「有効」にチェックを入れて「OK」をクリックします。

▶ 注意:システムの復元を無効にすると、既存のシステムの復元ポイントがすべて削除されます。

重大なシステム障害に対応できるシステムバックアップを作成

前述したように、完全なシステムバックアップはパソコンのシステムとデータを保護するために、より良い選択です。そのために、AOMEI Backupper Professionalのような強力なバックアップソフトが必要です。ここでは、そのいくつかの利点を紹介します:

ディスク、システム、パーテイション、ファイル/フォルダ、Outlookメールバックアップをサポートしています。
内蔵/外付けHDD/SSD、USBメモリ、CD/DVD、NASデバイス、クラウドストレージ(OneDrive、Googleドライブ、Dropbox…)、共有フォルダ、SDカードなどほとんどのストレージデバイスをバックアップ先として設定することができます。
自動バックアップをサポートしています。毎日/毎週/毎月/USB挿入/イベントトリガー(システム起動/シャットダウン、サインイン/サインアウト)の5つの自動バックアップモードをサポートしています。
使用されているセクターのみバックアップするインテリジェントセクターバックアップ、バックアップファイルの圧縮レベルの設定、変更された部分のみバックアップする増分/差分バックアップ、古いバックアップの自動クリーンアップなど複数の省容量機能をサポートしています。バックアップの保存先に常に十分な空き容量があることを確保することができます。
Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPに対応しています。

次に、パソコンを保護するために、AOMEI Backupperを使用してシステムのバックアップを作成しましょう。システムを外付けハードドライブまたは内蔵ドライブの外の他のストレージデバイスにバックアップすることが推奨されます。こうすれば、システムクラッシュなどによるファイル破損を回避することができます。

ステップ 1. AOMEI Backupper Professionalをダウンロードし、インストールして開きます。「バックアップ」タブ→「システムバックアップ」をクリックします。

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ヒント:
バックアップ先がUSBメモリや外付けハードディスクの場合、まずそれをパソコンに接続し、検出できることをご確認ください。

ステップ 2. Windowsの起動に必要なドライブが既に選択されているので、矢印下のボックスまたは逆三角形アイコンをクリックして、バックアップの保存先を選択します。

次の3つのオプションをクリックしてバックアップをカスタマイズすることができます:
オプション:バックアップファイルの圧縮レベル/分割/暗号化、バックアップ完了後のメール通知などを設定することができます。
スケジュール:自動バックアップを設定することができます。
バックアップスキーム:フル/増分/差分バックアップ、古いバックアップの自動クリーンアップを設定することができます。

ステップ 3. すべての設定を確認し、問題がなければ、「開始」をクリックします。

ヒント:
バックアップを復元したい場合、「復元」タブをクリックし、画面の指示に従って復元を完了すればよいです。
パソコンが正常に起動できない場合に、作成されたシステムバックアップを復元できるように、あらかじめブータブルUSB/CD/DVDを作成しておくことをお勧めします。
Professionalなどの上位版へアップグレードすると、「ユニバーサル復元」機能によって、システムイメージをハードウェアの異なる別のPCに復元することができます。

まとめ

システムの復元は、パソコンが遅くなったり、応答しなくなったりした場合にシステムを以前の状態に戻すことに役立ちますが、長時間使用すると多くのディスク容量を占有することになります。また、オペレーティングシステムやディスクがクラッシュした場合は機能しません。

これらの理由から、システムの復元を無効にして、AOMEI Backupper Professionalのような専門ソフトでシステムイメージを作成することをお勧めします。AOMEI Backupperによって作成されたシステムイメージは、システムが起動できない場合にも復元することができます。多くの重大なシステム障害に対応できます。

さらに、バックアップの暗号化、増分/差分バックアップ、古いバックアップの自動クリーンアップなど多くの高度な機能をサポートしています。ニーズに応じてバックアップをカスタマイズすることができます。今すぐダウンロードし、あなたのパソコンを守りましょう!