Windows 10でバックアップが失敗する場合、どうすればいいですか?この記事では、その解決策と優れたサードパーティ製バックアップソフトをご紹介します。
この記事では、Windows 10でバックアップが失敗するケースや原因とか、バックアップができない場合の対処方法とか、コンピュータ保護のため、「ファイル履歴」や「バックアップと復元」の代わりになる他のサードパーティ製バックアップソフトをご紹介します。
よくあるご質問: 「ファイル履歴」や「バックアップと復元(Windows 7)」はWindows 10に標準搭載されている強力な機能です。しかし、時にはWindows 7またはWindows 8からWindows 10へアップグレードした後、Windows 10でバックアップができなくなったということに気づくかもしれません。或いは、「このドライブはファイル履歴で認識されません」「使用可能なドライブが見つかりませんでした」といったエラーメッセージが表示されてしまいました。
要するに、Windows 10で「ファイル履歴」または「バックアップと復元(Windows 7)」が動作しないことはWindows 10バックアップの失敗を引き起こします。
では、「ファイル履歴」または「バックアップと復元(Windows 7)」が動作しない原因は何ですか?もちろん、様々な要因があります。例えば、スタートアップの種類を自動に設定しないこと、外付けHDDがフォーマットされていないこと、やバックアップするファイルが破損することなどです。
次は、原因によって、Windows 10でバックアップが失敗するときの一般的な対処法を4種ご案内するので、続きを読んでください。
上述のとおり、スタートアップの種類を自動に設定しないことはバックアップの失敗を起こす可能性があります。もし、これは原因なら、手動でファイル履歴のサービスを起動することができます。
手順 1. Windows10でサービス・ウィンドウを開きます。
手順 2. 「File History Service」を見つけて、右クリックし、「プロパティ」を選択します。スタートアップの種類を自動(遅延開始)に設定してから「開始」をクリックします。
外付けハードディスク(HDD)にシステムイメージを作成しようとする場合、事前にその外付けHDDをフォーマットする必要があります。
手順:「PC」を開き、対象外付けHDDを右クリックし、「フォーマット」を選択します。フォーマット画面が表示されるので、「クイックフォーマット」チェックボックスにチェックを入れて「開始」をクリックします。
このオプションはドライブ内のデータをすべて消去します。大切なデータを失いたくない場合、他の安全な場所に移動しておくことを確認してください。事前にディスクをバックアップしておくか、またはサードパーティ製ツールでデータを失うことなくドライブをフォーマットすることができます。Windows10でHDDをフォーマットする方法
Windows 10でバックアップの保存先がフォーマットされていないことにより、バックアップと復元(Windows 7)が正常に動作しない場合、このドライブのフォーマット方法も適用します。
Windows 10でバックアップと復元が動作しない時、まずはボリュームシャドウコピーサービス(VSS)を有効にすることができます。
手順:上に述べた方法でサービス・ウィンドウを表示させます。サービスを開いた後、「Volume Shadow Copy」を見つけて、右クリックし、「プロパティ」を選択します。そして、「依存関係」をクリックし、このサービスが依存するシステムコンポーネントが稼働していることを確認します。
バックアップ対象のディスクに破損したファイルが含まれているため、バックアップが失敗することもあります。こういう場合、chkdsk(チェックディスク)コマンドを実行して、破損したファイルをチェックしたり、修復したりする必要があります。
Xは対象ボリュームのドライブ文字です。例えば、Dドライブをチェックしたい場合、chkdsk /r D:コマンドと入力すればOKです。
手順 1. WindowsキーとXキーを同時に押して メニューから 「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。
手順 2. コマンドプロンプト画面が表示されるので、「chkdsk /r X:」と入力してEnterキーを押します。
前述のすべての解決策を試みても、Windows 10のバックアップがまだ失敗する場合、AOMEI Backupper Standardという無料バックアップソフトを使って、システムやファイル&フォルダを正常にバックアップすることができます。
Windows 10に内蔵されているバックアップツールと比べて、AOMEI Backupperはもっと多くのオプションを提供しています。シンプルでわかりやすいインターフェースがあり、誰でも簡単に操作できます。この強力なバックアップソフトがあれば、Windows 10のバックアップ失敗問題を楽に解決できます。
数回のクリックだけで、システム、パーティション、HDD、ファイル&フォルダを外付け/内蔵HDD、共有フォルダ、NAS、クラウドなどのストレージデバイスにバックアップできます。また、増分バックアップを設定することもできます。
AOMEI Backupper Standardの使い方については、(システムパーティションおよびデータパーティションを含む)ディスク全体のバックアップを例として説明しましょう。これはシステムとデータ両方を保護できます。詳しい手順は次のとおりです。開始する前に、まず下のボタンをクリックし、このバックアップフリーソフトをダウンロードし、インストールしてください。
ステップ 1. AOMEI Backupperを開きます。「バックアップ」→「ディスクバックアップ」をクリックします。
ステップ 2. 「ディスクを追加」をクリックし、バックアップしたいディスクをソースディスクとして選択します。
ステップ 3. 矢印下のボックスまたは逆三角形アイコンをクリックし、バックアップ先を選択します。内蔵/外付けハードディスク、USBドライブ、NAS、共有フォルダなどほとんどのストレージデバイスに対応しています。
ステップ 4. すべての設定を確認し、問題がなければ、「開始」をクリックします。
要するに、Windows 10の標準ツールである「ファイル履歴」や「バックアップと復元」は機能しなくなり、バックアップが失敗する場合、AOMEI Backupperは最高の代替ソフトになります。
このバックアップソフトを使えば、Windows 10バックアップができない問題を二度と心配する必要がありません。このツールによって作成されたイメージバックアップからコンピュータを復元することができます。ハードウェアが故障しても、AOMEI Backupper Proでイメージを異なるハードウェアまで復元することもできます。