Win 11/10で挿入したデバイスが自動再生しない場合の解決策9つ

Windows 11で挿入したCD・DVD・USBメモリ・SDカードが自動再生しない問題を解決するにはどうすればよいのでしょうか?この記事では、9つの解決策を紹介します。この問題に悩んでいる方、ぜひご覧ください(Windows 10にも適用されます)。

By @Machi 最後の更新 2022年12月12日

ユーザー事例

 

Windows 11でCDやDVDやUSBハードディスクは自動再生されるのにUSBメモリやPSPを接続しても自動でフォルダの表示をしてくれません。自動再生の設定はちゃんと設定されてます。また過去の質問にあったクリーンブートや新規MSアカウントで試しましたが駄目でした。RS1インストール直後の復元ポイントに戻しても駄目でした。PCを購入してWindows 10からすぐに11にアップデートしたのでいつから自動再生されなくなったのかはよく覚えていません。再インストールとかの手間をかけずに修復できる方法があれば教えてほしいです。

--Microsoftコンミュニティからの質問

自動再生という機能は、Windowsの機能として、主にCD-ROMなどのリムーバブルドライブがパソコンに挿入された際に自動的に内容を読み出し、再生させます。

小さな機能ですが、パソコン利用に利便性をもたらします。ただし、一部のユーザーからは、この機能を有効にしても、挿入したデバイスが自動的に再生されない場合があるとの報告を受けています。

では、この問題を解決するにはどうすればよいでしょうか?読み進めて、その解決策を手に入れましょう。

Windows 11/10で挿入したデバイスが自動再生しない場合の解決策

次に、挿入したCD・DVD・USBメモリ・SDカードが自動再生しない場合の解決策を9つ紹介します。問題が解決されるまで、順番に試してみてください。

方法1. 自動再生の設定をリセットする

Windows 10/11でこの問題が発生したら、まず自動再生の設定をリセットしてみてください。これにより、一部の自動再生機能のエラーが修正されます。

1. 「Windows」+「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開き、「control」と入力して「Enter」キーを押して「コントロールパネル」を開きます。

2. 「コントロールパネル」ウィンドウの右上隅で、「表示方法」を「大きいアイコン」または「小さいアイコン」に変更し、「自動再生」オプションをクリックします。

3. 「自動再生」ウィンドウの下部にある「すべての既定値をリセットする」ボタンをクリックし、「保存」ボタンをクリックします。

▶ 注意:既定値をリセットする前に、「すべてのメディアとデバイスで自動再生を使う」チェックボックスがオンになっていることを確認してください。

方法2. レジストリエディターで値のデータを変更する

レジストリエディターは、Windows OSやプログラムの設定が保存されてるレジストリという領域のデータを閲覧したり変更できるツールです。Windows 11/10で自動再生が機能しない問題を解決するには、レジストリエディターの値を変更してみることができます。

ただ、レジストリはWindowsの動作に関連する重要な領域なので慎重に作業してください。作業前に、誤操作によるシステム問題を避けるには、システムをバックアップしておくのをお勧めします。

1. 「Windows」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開き、「regedit」と入力して「Enter」キーを押して「レジストリエディター」を開きます。

2. 次のパスに移動します:

Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer

3. 「NoDriveTypeAutoRun」をダブルクリックして開きます。「値のデータ」を「91」に修正し、「OK」ボタンをクリックします。

4. そして、次のパスに移動します:

Computer\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer

5. 「NoDriveTypeAutoRun」の「値のデータ」を「91」に修正し、「OK」ボタンをクリックします。

方法3. Shell Hardware Detectionサービスを有効にする

Shell Hardware Detectionサービスは、自動再生ハードウェアイベントの通知を提供します。したがって、Windows 11で挿入したCD・DVD・SDカード・USBメモリが自動再生できない問題が発生した場合、このサービスを再起動すると、問題が解決されるかもしれません。

1. 「Windows」+「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開きます。「services.msc」と入力し、「Enter」キーを押して「サービス」を開きます。

2. 「サービス」で、「Shell Hardware Detection」サービスを探してダブルクリックして開きます。

3. 「全般」タブで「スタートアップの種類」を「自動」に変更し、「OK」ボタンをクリックします。

▶ 注意:「サービスの状態」が「停止」になっている場合、「開始」ボタンをクリックする必要があります。

方法4. 通知設定を有効にする

ユーザーフィードバックの結果から、通知設定を変更することも、この問題の解決に役立つ可能性があります。次の手順に従って問題を解決してみましょう。

1. 「Windows」+「I」キーを押して、「Windowsの設定」を開き、「システム」タブ→「通知」をクリックします。

2. まず「通知」のスイッチをオンにして、その後「自動再生」のスイッチをオンにします。

方法5. ローカルグループポリシーエディターを変更する

ローカルグループポリシーエディターを使用すると、コンピュータのユーザーアカウントの設定を変更することができます。Windows 11で挿入したデバイスが自動再生しない問題を解決したい場合、ローカルグループポリシーエディターを変更することで、自動再生機能を有効にすることができます。

1. 「Windows」+「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開きます。「gpedit.msc」と入力し、「Enter」キーを押して「ローカルグループポリシーエディター」を開きます。

2. 「ローカルグループポリシーエディター」ウィンドウで、「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→「自動再生のポリシー」に移動します。

3. 「自動再生機能をオフにする」をダブルクリックします。

4. 「無効」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。

方法6. すべてのUSBデバイスの接続を解除する

USBメモリをパソコンに挿入し、自動再生しない問題が発生した場合、すべてのUSBデバイスの接続を解除してみることができます。

パソコンをシャットダウンし、パソコンに接続されているすべてのUSBデバイスを取り外します。60秒待って、パソコンに再接続して、パソコンを起動します。上記の問題が解決されたかどうかを確認します。

方法7. コマンドプロンプトを使用する

上記の方法に加えて、コマンドプロンプトを使用して、Windows 10/11でこの問題を修正することもできます。

1. 「スタート」アイコンを右クリックし、メニューから「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。

2. 「コマンドプロンプト」ウィンドウで、「net start shellhwdetection」と入力し、「Enter」キーを押します。コマンドが正常に実行されるまで待ち、パソコンを再起動します。

方法8. 自動再生を再有効化する

パソコンを再起動して問題を解決するように、Windows 11で自動再生が機能しない問題に遭遇した場合、自動再生機能を再度有効にしてみると、上記の問題を解決することができます。この機能を再有効化する方法は2つあります。

#1. コントロールパネルで自動再生を再有効化する

1. 「Windows」+「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開きます。「control」と入力して「Enter」キーを押して、「コントロールパネル」を開きます。

2. 「コントロールパネル」ウィンドウの右上隅で、「表示方法」を「大きいアイコン」または「小さいアイコン」に変更し、「自動再生」を選択します。

3. 「すべてのメディアとデバイスで自動再生を使う」のチェックボックスをオフにして、60秒待ってからこのオプションを再度オンにします。

#2. Windowsの設定で自動再生を再有効化する

1. 「Windows」+「I」キーを押して、「Windowsの設定」を開き、「Bluetoothとデバイス」タブを選択し、「自動再生」をクリックします。

2. 「すべてのメディアとデバイスに自動再生を使う」のスイッチをオフにします。60秒待ってから、再びオンにします。

方法9. Windows 11のアップデートを実行する

システムバージョンが古いことが、自動再生が機能しない問題の原因となる可能性があります。したがって、問題を解決するために、Windows Updateを実行してみてください。

1. 「Windows」+「I」キーを押して「Windowsの設定」を開き、「Windows Update」タブを選択します。

2. 「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックし、利用可能な更新プログラムがあれば、「今すぐインストール」ボタンをクリックします。

オススメ:問題を修正する前にシステムをバックアップしておく

Windows 11/10 PCで挿入したCD・DVD・SDカード・USBメモリが自動再生しない問題に遭った時、上記の9つの方法で修正できると思います。なお、レジストリの値を変更する方法は、リスクが高いので注意してください。誤操作すると、システムの正常な動作に影響を与え、ひどい場合はシステムクラッシュなどの問題が発生する可能性があります。

したがって、このような場合を回避するために、この方法で問題を修正する前に、バックアップ&復元フリーソフト-AOMEI Backupper Standardを使用してシステムバックアップを取っておくのをお勧めします。数回のクリックだけでバックアップを作成できます~初心者でも気軽使えるソフトです。詳細については読み進めてください。

1. AOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールして開きます。「バックアップ」→「システムバックアップ」をクリックします。

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2. Windows 11の起動に必要なドライブがすでに選択されます。バックアップの保存先だけを選択すればよいです。内蔵/外付けHDD/SSD、USBメモリ、SDカード、クラウドストレージ、NASデバイス、共有フォルダなどほとんどのストレージデバイスに対応しています。システムクラッシュなどの原因によるデータ損失を避けるには、内蔵ディスク以外の場所にバックアップすることをお勧めします。

3. 「開始」をクリックして、Windows 11をバックアップします。

オプション:他のバックアップと区別するためのコメントを書き込んだり、システムバックアップの圧縮レベルを選択したり、バックアップ完了後の電子メール通知を設定したりすることができます。
スケジュール:この機能では、毎日、毎週、毎月、イベントトリガー(システム起動/シャットダウン、サインイン/サインアウト)、USB挿入の5つのモードから、自動バックアップを設定することができます。イベントトリガーとUSB挿入はAOMEI Backupper Professionalなどの上位版へアップグレートした後に利用可能です。
バックアップスキーム:フルバックアップ、変更された部分のみバックアップする増分/差分バックアップ、古いバックアップの自動クリーンアップを設定することができます。差分バックアップとバックアップの自動クリーンアップはProfessional版で利用可能です。

まとめ

この記事では、Windows 10/11で挿入したデバイスが自動再生しない場合の解決策を9つ紹介しました。お役に立てば幸いです。

修正中の不測の問題を防ぐために、まずAOMEI Backupperでバックアップを取ることをお勧めします。このソフトはシステムバックアップに加えて、ディスクバックアップ、パーテイションバックアップ、ファイル/フォルダバックアップもサポートしています。様々な面から、あなたのデータを守ることができます。今すぐダウンロードし、使ってみましょう!