Windows 11でドラッグ&ドロップができない問題を解決するにはどうしたらいいですか?この記事を読んで、6つの解決策を学びましょう。
ドラッグ&ドロップが出来ない
Win 11(先日入れ直したしたばかり)での症状です。 当方、アドビのプレミアプロ、フォトショップ、アフターエフェクツ等を使っており、何らかのタイミングでドラッグ&ドロップが出来なくなります。 症状が起こった際にはアドビソフト内だけではなく、デスクトップアイコンやエクスプローラーでもドラッグ&ドロップでできません。コマンドプロンプトにて「sfc /scannow」や「DISM.EXE /online /cleanup-image /restorehealth」を実行してもエラーログは無いのですが、何故か一時的に治ったりします。 また、レジストリエディタにてEnableSecureUIAPathの値を変更する等も行ってみましたが、解決しません。全く仕事にならず困っています。どなたか解決策をご存じでしたらご助力ください。
--Microsoftコミュニティからの質問
新しいタスクバーは、Windows 11で最も議論を呼んだ変更点の1つです。ドラッグ&ドロップなどの基本的な機能がないため、Windows 10へのダウングレードを選択したユーザーもいたほどです。
そして、Microsoftは多くのフィードバックを集めた結果、ようやく以前の間違いに気づきました。そして、「Windows 11 Insider Preview」Build 22557ではドラッグ&ドロップ機能が復活しました。しかし、この前のバージョンでドラッグ&ドロップを使いたい場合は、他の解決策を検討する必要があるのです。
Windows 11でタスクバーのドラッグ&ドロップができない問題でお困りの方は、この問題の解決に有効と思われる以下の6つの解決策を順番に試してみてください。なお、以下の解決策は、Windows10でドラッグ&ドロップができない場合にも適用されます。
Windows 10/11でドラッグ&ドロップができない問題が突然発生した場合、パソコンが前のドラッグ&ドロップ操作をまだ処理しているため、新しいドラッグ&ドロップ操作を実行できないことが原因である可能性があります。この場合、「ESC」キーを押して前のドラッグ&ドロップ操作を中断し、新しいドラッグ&ドロップ操作を実行することができます。
「Alt」+「Tab」キーは多くのユーザーがよく使うショートカットの一つで、アプリをある場所から別の場所にドラッグ&ドロップする場合、このショートカットを使用すると時間を節約することができます。Photoshop、Illustrator、Mayaなどのソフトを頻繁に使用するユーザーには、「Alt」+「Tab」キーの使用をマスターすれば、Windows 11でドラッグ&ドロップができない問題を効果的に解決することができます。
1. 「Windows」+「E」キーを押してエクスプローラーを開き、ドラッグ&ドロップしたいファイルまたはフォルダに移動します。
2. ファイルまたはフォルダを選択した後、マウスの左ボタンを長押します。
3. 「Alt」+「Tab」キーを同時に押すと、現在開いているすべてのアプリを確認することができます。
4. 次に、「Alt」キーを押しながら、「Tab」キーを繰り返し押すことで、アプリを切り替えることができます。
5. 目的のアプリに切り替わるまで、「Alt」キーと「Tab」キーを同時に離すと、目的のアプリに入り、マウスカーソルをそのウィンドウに移動し、マウスの左ボタンを離してファイルまたはフォルダを対応するウィンドウにドラッグ&ドロップします。
「Alt」+「Tab」キーを使用するほかに、2つのウィンドウを開いて横に並べると、ファイルを簡単にドラッグ&ドロップすることができ、Windows 11でドラッグ&ドロップができない問題の解決にも役立ちます。
1. ドラッグ&ドロップ機能を使いたい2つのウィンドウ(フォルダやアプリ)を開き、片方のウィンドウで「Windows」+矢印キー(←または→キー)を使うと、ウィンドウは自動的に左に移動するか、元の半分の大きさに縮小されます。
2. このとき、先に開いていた別のウィンドウを選択することで、残りの空白の画面を自動的に埋めて、並べて表示させることができます。
3. 片側のウィンドウにあるファイルまたはフォルダを選択し、マウスの左ボタンを押しながらもう片側のウィンドウにドラッグします。
一部のユーザーのフィードバックによると、レジストリ値を変更することで、Windows 11でドラッグ&ドロップできない問題を解決することができます。詳細については読み進めてください。
1. 「Windows」+「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開き、「regedit」と入力し、「Enter」キーを押します。
2. 「レジストリエディター」ウィンドウで、以下のパスに移動します:
Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Shell\Update\Packages
3. 右側のパネルで空白部分を右クリックして「新規」を選択し、「DWORD(32ビット)値」を選択します。
4. 作成されたDWORD値の名前を「UndockingDisabled」に付け、ダブルクリックして開きます。
5. 「表記」を「16進数」にして、「値のデータ」を「1」に設定し、「OK」ボタンをクリックします。
「Windows 11 Insider Preview」Build 22557ではドラッグ&ドロップ機能が復活しました。そのため、Windows 11でドラッグ&ドロップができない問題を解決するために、Windows 11のバージョンを更新する必要があります。
1. 「Windows」+「I」キーを押して「設定」を開き、「Windows Update」タブを選択します。
2. 「更新プログラムのチェック」ボタンをタップして、利用可能な更新プログラムがあれば、ダウンロードして、「今すぐインストール」ボタンをクリックします。
もし以上の方法で問題が解決されないなら、サードパーティのアプリを代替手段として使用することは良い方法です。ここでは、「Windows 11 Drag & Drop to the Taskbar(Fix)」と「Drag and Drop Toolbar for Windows 11」の2つのアプリケーションをお勧めします。この2つのいずれかをダウンロード・インストールするだけで、Windows 11でドラッグ&ドロップ機能を使用することができます。
以上はWindows 11でドラッグ&ドロップができない場合の対処法を6つ紹介しました。その中には、レジストリ値の変更という方法を含みます。この方法を使用する場合、誤操作すると、システム問題が発生する可能性があります。それで、このような場合を防止するために、事前にAOMEI Backupper Standardでシステムバックアップを作成することをお勧めします。
AOMEI Backupper Standardは信頼性の高いバックアップ&復元フリーソフトで、次のようなメリットがあります:
AOMEI Backupper Standardを初めて使用する場合、次のステップに従ってシステムバックアップを作成しましょう。
1. AOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールして開きます。「バックアップ」→「システムバックアップ」をクリックします。
2. Windows 11の起動に必要なドライブがすでに選択されます。バックアップの保存先だけを選択すればよいです。システムクラッシュなどの原因によるデータ損失を避けるには、内蔵ディスク以外の場所にバックアップすることをお勧めします。
3. 「開始」をクリックして、Windows 11をバックアップします。
ドラッグ&ドロップに慣れているユーザーにとって、ドラッグ&ドロップできないのは耐え難いトラブルであることは間違いありません。そのため、上記で紹介した6つの解決策を順番に試して、ドラッグ&ドロップ機能を使える状態に戻しましょう。
システムの安全性のため、レジストリ値の変更という方法を使用する前に、AOMEI Backupperでシステムバックアップを作成しておくことをお勧めします。こうすれば、レジストリの値を変更した後、システム問題が発生した場合、作成したシステムバックアップを使ってシステムを簡単に以前の状態に戻せます。
また、AOMEI Backupperはクローン、同期、ディスク消去ソフトでもあります。データをHDDからSSDに移行する場合や、データを復元できないように消去したい場合にも役立ちます。今すぐダウンロードし、あなたのデータを守りましょう!