Windows Server バックアップを初期化!ステップバイステップガイド

ステップバイステップガイドでWindows Server バックアップを初期化する2つの方法をわかりやすく解説します。

By @ゆき 最後の更新 2022年01月17日

なぜ、Windows Server バックアップを初期化するか?

Windows Server バックアップ(WSB)は、毎日のバックアップと復元のニーズにこたえる機能です。Windowsの標準機能として、ディスク全体、フォルダ単位またはファイル単位でデータをバックアップおよび復元することができます。

通常、Windows Server バックアップを使用して、サーバー全体(すべてのボリューム)、選択したボリューム、システム状態、または特定のファイルやフォルダを別のデバイス(他のハードディスク、テープライブラリまたはリモート共有フォルダ)にバックアップし、必要に応じて記録媒体からデータを復元することができます。

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Windows Server バックアップでバックアップスケジュールを設定した後に、Windows Server バックアップを初期値に戻す必要があるかもしれません。例えば:

●現在の設定は必要ありません。今のバックアップ設定に満足していませんが、手動で1つずつ変更したくありません。こういう場合にはWindows Server バックアップを初期化・リセットして初期値に戻したほうがいいと思います。
●ご存知のようにWindows Server バックアップは必ずしもうまく機能するとは限りません。Windows Server バックアップがうまく機能しない場合には、Windows Server バックアップの設定を期化・リセットして、初期値に戻したほうがいいと思います。

Windows Server バックアップを初期化する方法

Windows Server バックアップの初期化を実行する方法・手順は次の通りです。

ステップ 1. ダッシュボードを開き、「デバイス」タブをクリックします。

ステップ 2. 「コンピュータータスク」の「クライアントコンピューターのバックアップタスク」をクリックします。

ステップ 3. 「クライアントコンピューターのバックアップ設定とツール」画面の「コンピューターバックアップ」タブで「既定値にリセット」をクリックします。

※ヒント:Windows Server バックアップを既定値にリセット(初期化)すると、作成されたスケジュールや保存された設定などは削除されるため、必要があれば事前にそれらをどこかに書き留めて、バックアップを取っておいてください。

ステップ 4. 「適用」⇒「OK」をクリックします。

これで、Windows Server バックアップを初期化しました。以前の設定が多ければ多いほど、リセットにかかる時間が長いです。また、プロセス中に操作を間違えたら、元に戻せないので深刻なトラブルが発生する可能性があります。ご注意ください。

Windows Server バックアップの代替ソフト

新しいバックアップスケジュールを設定するためにWindows Server バックアップを初期化する場合は、Windows Server バックアップの代わりになるAOMEI Backupper Server版を試してみて新しいバックアップスケジュールを複数作成することができます。また、Windows Server バックアップの操作は複雑だと思っている方もAOMEI Backupper Server版を試してみてバックアップ&復元を実行することができます。この強力なサードパーティ製のソフトはWSBより多くの機能を提供しています。バックアップタスクの作成や削除、リセット、または復元などの操作も非常に簡単です。

【補足】バックアップソフトAOMEI Backupper Serverに比べるとWindows Server バックアップは以下の欠点があります。

※「どうしても無料でバックアップしたい、運用が大変でも」という場合以外はWindows Server バックアップはあまりオススメ出来ません。最低限の機能は、確かに持っていますけど。

  • バックアップの成否確認がメール通知で出来ない

  • フルバックアップ・増分バックアップの指定は無い

  • 世代数を指定できない

  • 外部出力できない

このユーティリティにVSSが搭載されているため、実行中のシステムやアプリを中断せずバックアップを作成することができます。スケジュールを設定してバックアップを定期的に自動作成することもできます。操作はWSBほど複雑ではないので、誰でも簡単に使用できます。Windows Server 2012/2016/2019/2022/2025などほぼ全てのWindows OSに対応します。

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次は、Windows Server バックアップの代替品として十分使用できるAOMEI Backupper Serverでシステムイメージを作成する方法を見てみましょう~ヽ(*´∀`)ノ

Windows Serverをバックアップする簡単な方法

ステップ 1. まずはこのWindows Server向けのバックアップ&復元ソフトウェアをダウンロード、インストール、起動する必要があります。30日間の無料体験が可能です。

そのほかのバージョン | AOMEI Backupper

ITサービスプロバイダーや企業である場合、台数無制限のPC向けAOMEI Backupper Technician版と台数無制限のPC&サーバー向けAOMEI Backupper Technician Plus版をお勧めします(*クライアントに技術サポートを有償サービスとして提供できる)。ニーズに応じて適切なバージョンを選択しましょう~

ステップ 2. 「バックアップ」タブ⇒「システムバックアップ」をクリックします。

ステップ 3. タスク名を好きなように変更することができます。システムパーティションが既に自動選択されている(デフォルト)ため、フォルダみたいなアイコンをクリックして、システムイメージの保存場所(バックアップ先)を選択してください。

ステップ 4. 最後はバックアップについての情報を確認し、問題なければ「開始」をクリックしてWindows Serverをバックアップしましょう~

必要があれば、バックアップタスクををより詳細に設定できます。

不正アクセスを防止するためにステップ 4で「オプション」をクリックして、「設定」タブで「バックアップの暗号化を有効にする」をオンにすることができます。
時間と手間を節約するためにステップ 4で「スケジュール」をクリックして、デイリー、ウィークリー、マンスリー、イベントトリガー、USB挿入の自動バックアップを設定することができます。
バックアップに使用するディスク領域を定期的に解放するためにステップ 4で「スキーム」をクリックし、設定された値に基づいて古いバックアップを自動的に削除することができます。

作成したシステムイメージを復元したい場合は、「AOMEI Backupperでシステムイメージを復元する方法」を参考にしてください。また、「ユニバーサル復元」を使用すると、異なるハードウェア搭載マシンにバックアップイメージを復元することができます。

AOMEI Backupperでユニバーサル復元を実行する方法

まとめ

この記事では、Windows Server バックアップの設定を初期化する方法についてご紹介しました。Windows Server バックアップと比べて、サードパーティ製のバックアップソフトAOMEI Backupper Serverはより簡単・便利でしょう。直感的な操作ができる新しいユーザーインターフェースでただ数回クリックだけでWindows Server 2025、2022、2019、2016、2012などをバックアップすることができます。システムバックアップの他に、ディスクバックアップ、パーティションバックアップ、ファイルバックアップ、ファイル同期も利用可能です。ひとつのツールでほとんどのパソコン問題を解決できるので、本当に役に立つと思います。