Acronis True ImageでSSDにクローンを作成する方法

本記事では、「Acronis True Image」を使用してSSDにクローンを作成する方法について詳しく解説します。また、同じく優れた代替ツールである「AOMEI Backupper」についても紹介します。大切なデータを安全に移行する方法を知りたい方におすすめです。

Comnena

By Comnena 最終更新日 2024年05月29日

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Acronis True Image:SSDへのクローン

Acronis True Image

より大きなドライブにアップグレードする場合でも、パフォーマンスを向上させる場合でも、現在のドライブをSSDにクローンすることをお勧めします。Windowsにはディスククローン用の組み込みツールがないため、ユーザーはAcronis  True Imageなどの一部のサードパーティプログラムしか使用できません。

Acronis True Imageは、ターゲットドライブの容量が異なる場合でも、基本ドライブ(MBRとGPTの両方)を他のドライブにクローンできるようにする統合アプリケーションです。Acronis True Image 2017以前の場合、クローン作成はAcronisブータブルメディアから実行する必要があります。

ただし、Acronis True Image 2018以降、起動可能なメディアなしで直接クローンを作成できます。このプログラムは、ディスククローンに加えて、ディスクバックアップ、パーティションバックアップ、ディスク復元などの機能も備えています。

Acronis True Image 2019でSSDにクローンを作成する方法

次に、Acronis True Image 2019でSSDにクローンする手順を示します。

手順 1. SSDをコンピューターに接続します。検出できることを確認してください。このプログラムを起動して、「ツール」と「ディスクのクローン作成」をクリックします。

ディスクのクローン作成

手順 2. 自動(推奨)または手動モードのどちらを使用するかを選択します。次に、「次へ」をクリックします。

🌳自動:パーティションは、ターゲットドライブに合わせて比例してサイズ変更されます。
🌳手動:必要に応じてディスクパーティションのレイアウトを変更します。

自動(推奨)

手順 3. ソースHDDを選択します。次に、「次へ」をクリックします。

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手順 4. ターゲットドライブとしてSSDを選択し、「次へ」をクリックします。

SSDを選択

手順 5. 「除外する対象」手順で、クローンしないファイルとフォルダを指定します。

手順 6. 終了ステップで、構成された設定がニーズに合っていることを確認します。次に、「続行」をクリックします。

手順 7. プロセスが完了するのを待ちます。次に、このプログラムは、実行する次のステップを通知します。

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🌟ヒント:
  • このプログラムでダイナミックディスクをクローンすることはできません。
  • クローンしたドライブには、Windows内に文字がないことに注意してください。このドライブから新しいデバイスを起動すると、文字が自動的に割り当てられます。
  • Acronis True Imageで小さいSSDにクローンする場合は、ターゲットドライブにソースドライブの内容を保存するのに十分な容量があることを確認してください。

Acronis True ImageでHDDをSSDにクローンすることはできますが、Acronis True Imageがハードドライブを見つけられない、Acronisクローンディスク操作が失敗するなど、操作中に多くの問題が発生する可能性があります。HDDをSSDにクローンするための信頼性が高く柔軟なツールが必要な場合は、Acronis True Imageの代替手段を使用することをお勧めします。

⭐Acronis True Imageの最良の代替ツール - AOMEI Backupper

AOMEI Backupper Professionalは、Acronis True Imageに似ていますが、より多くの機能を備えるハードドライブクローン作成ソフトウェアです。

数回クリックするだけで、ベーシックドライブまたはダイナミックドライブを内蔵/外付けハードドライブにクローンできます。その安定性により、Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPでスムーズに実行できます。AOMEI Backupperを使用すると、次のクローン操作を実行できます。

  • ディスククローン、システムクローン、パーテイションクローンをサポートしています。

  • HDDをより大きなSSD/HDDにクローンすることができます。「パーティションを編集」により、クローン完了後、クローン先のディスクに使えない未割り当て領域が作成されません。

  • HDDをより小さいSSD/HDDにクローンすることもできます(クローン先のSSD/HDDの容量がクローン元のHDDの使用済み容量と同じまたはより大きい場合)。

  • デフォルトで、不良セクターをスキップするインテリジェントクローンモードでディスクをクローンします。不良セクターによるクローン失敗が避けられます。

  • HDDの1:1複製を作成したい場合、「セクター単位のクローン」を利用できます。

それがどのように機能するか見てみましょう~

簡単な手順でHDDをSSDに安全にクローンする

📚クローンを作成する前の準備:
  1. SSDに重要なファイルを保存している場合は、事前にファイルをバックアップすることをお勧めします。クローン作成プロセスによってターゲットドライブが上書きされるためです。
  2. SSDをSATA-USBケーブルまたはSATA電源ケーブルを介してコンピューターに接続し、検出されることを確認します。
  3. AOMEI Backupper Professionalの30日間試用版をWindowsコンピューターにダウンロードしてインストールします。
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手順 1. AOMEI Backupper Professionalを起動します。左側のペインから「クローン」を選択します。次に、「ディスククローン」をクリックします。

ディスククローン

🌟ヒント:

クローン元のHDDは使用済み容量がSSDより大きい場合、「システムクローン」を試してみることをお勧めします。

手順 2. ソースディスクを選択します。次に、「次へ」をクリックします。

ソースディスクを選択

手順 3. SSDをターゲットディスクとして選択します。次に、「次へ」をクリックします。

ターゲットディスクとして選択

手順 4. ここで操作の概要を確認できます。「SSD 4Kアライメント」にチェックマークを付けて、SSDのパフォーマンスを向上することができます。次に、「開始」をクリックします。

開始

💡他の2つのオプションでクローンもカスタマイズできます:
  • パーティションを編集:SSDはクローン元のディスクより大きい場合、容量を最大限に活用するには、このオプションで、「パーティションのサイズを手動で変更」または「各パーティションに未使用領域を追加」の2つオプションから、パーティションのサイズを調整できます。クローン完了後、SSDに使えない未割り当て領域がないことを確保できます。

  • セクター単位のクローン:ソースディスクが使用されているか、空白であるか、不良セクターであるかに関係なく、ソースディスク上のすべてのセクターをクローンできます。※「パーテイションを編集」と同時に使えません。

  • クローン作成後、ソースドライブは消去されません。バックアップとして保持することも、他の目的のためにハードドライブを再フォーマットすることもできます。

パーティションを編集

手順 5. クローンしたSSDから起動します:

①コンピューターを再起動し、メーカーのロゴが表示されると、マザーボード/パソコンのメーカーによって特定のキーを押して、「BIOS」に入ります。

bios起動キー

(BIOSの種類によって手順が異なる場合があります)矢印キーで「Boot(ブート)」タブに移動し、クローンしたSSDをリストの一番上に移動させることで、最初に起動するドライブとして設定します。「F10」キーを押し、設定を保存して終了し、コンピュータをクローンしたSSDから起動します。

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ハードドライブスロットが1つしかないラップトップまたはデスクトップの場合は、コンピューターをシャットダウンしてバッテリーを取り外し、ドライバーを使用して古いハードドライブ(HDD)をSSDに交換してから、コンピューターを起動します。

まとめ

この記事では、「Acronis True Image」を使用してSSDにクローンを作成する方法について詳しく解説します。また、「Acronis True Image」の代替ツールとして優れた「AOMEI Backupper」についても紹介します。より安全かつ柔軟にクローンを作成したい場合は、AOMEI Backupper Professionalをお勧めします。

AOMEI Backupperは、ディスククローン作成ソフトだけでなく、強力なバックアップおよび復元ソフトです。これを使用して、ディスク、システム、パーティション、ファイルを安全な場所にバックアップし、ハードウェアが異なる別のPCに復元することが可能です。Windows Serverのユーザーである場合、AOMEI Backupper Serverをご利用ください。

もしご不明な点などがありましたら、遠慮なくご質問ください。弊社のメールは[email protected]です。 最後までありがとうございます。(*‘ω‘ *)

Comnena
Comnena · この記事を書いた人
Comnenaは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。