Windows 10／11で古いHDDを新しいパソコンに増設・追加する方法

実例：HDDを他のパソコンに増設できますか？

ファイルや写真、プログラム、OSなど、古いパソコンの大切なデータを失いたくないのであれば、古いHDDを新しいパソコンに追加して、いつも通り使うのがよさそうです。でも、具体的にどうすればいいのでしょうか？操作に伴う潜在的なリスクや問題点はありますか？

お読みいただければ、以下に必要な情報が得られます。

古いHDDを新しいパソコンに増設する際に発生する可能性のある問題

Windows XP／Vista／7／8／8.1などの以前のWindowsシステムでは、特にハードディスク用のSATAコントローラなどの低レベルのハードウェアで、ドライバの競合による問題が発生する場合があります。また、パソコンにOEMライセンスがある場合は、新しいライセンスを取得し、新しいパソコンで再アクティブ化する必要があります。

また、お使いのパソコンが過去10年のもので、ドライブがPATA（IDE）の場合、USB-to-PATAの外付けエンクロージャー、または新しいシステムのマザーボードの拡張スロットにインストールするPATAコントローラカードが必要です。

最新のシステムWindows 10／11では、ほとんどの問題が解決され、新しいパソコンを初めて起動したときに、新しいハードウェア用のドライバをロードすることができます。

それでは、どのようにWindowsを再インストールせずに、新しいパソコンにHDDを増設しますか？以下を読み続けてください。

Windows 10で古いHDDを新しいパソコンに増設・追加する方法

ここでは、ディスククローンソフトウェアAOMEI Backupper Professionalを使って、Windowsを再インストールせずにHDDを新しいパソコンに増設します。

「ディスククローン」、「システムクローン」、「パーティションクローン」をサポートします。「ディスククローン」の機能を利用して、OSだけでなく、個人データ、プログラムなどすべての内容を保持でき、HDD全体をクローンできます。

Windowsのライセンス問題については、まず「Win+I」を押して、「システム」→「詳細情報」→「Windowsの仕様」→「プロダクトキーの変更またはWindowsのエディションのアップグレード」にアクセスして、ライセンスの種類を確認することができます。デジタルライセンスやボリュームライセンスであれば、別のパソコンで使用することができます。そうでない場合は、ライセンスのアンインストールと再インストールという手間がかかります。

それでは、AOMEI Backupper Professionalを使って、Windows 10でHDDを新しいパソコンに増設することを始めましょう。まず、このソフトをダウンロードし、新しいパソコンにインストールしてください。Windows Serverユーザーの場合は、AOMEI Backupper Serverを使用してください。

新しいPCに古いHDDを追加する方法：

ステップ 1. 古いHDDを新しいパソコンに取り付けます。パソコンを完全にシャットダウンし、ドライバーを使ってホストを開き、電源ケーブルとSATAスロットで古いHDDを内部に接続します。ドライブベイが1つしかない場合やノートパソコンの場合は、SATA-USBケーブル、PCIe-USBアダプタ、USB-PATAのいずれかのコネクタが必要です。

ステップ 2. 新しいパソコンでAOMEI Backupper Professionalを起動し、「クローン」と「ディスククローン」を順番にクリックします。

ステップ 3. ソースディスクとして古いHDDを選択し、「次へ」をクリックします。

ステップ 4. 新しいパソコンのHDDを保存先ディスクとして選択し、「次へ」をクリックします。

ステップ 5. 操作概要のページに移動して情報を確認します。問題がないなら、「開始」をクリックします。新しいパソコンのハードディスクがSSDの場合、その性能を最適化するために、「SSD 4Kアライメント」にチェックを入れてください。

#1: クローンされたドライブに容量が表示されない

クローンを作成する時、パーティションサイズを変更しない限り、全てのクローンソフトはデフォルトでソースディスクの完全なコピーを作成します。この問題を解決するために、「パーディションを編集」の3つのオプションを試してください。

👉パーティションのサイズを変更せずコピー：パーティションサイズを変更しません。

👉各パーティションに未使用領域を追加：ターゲットディスクの各パーティションに、ディスクサイズに適した未使用領域を再割り当てします。

👉パーティションのサイズを手動で調整：宛先ディスクの任意のパーティションに未割り当て領域を拡張することができます。

#2: クローン作成後、ドライブが起動できない

最大の理由の1つは、宛先ディスクとソースディスクのパーティションスタイルが異なり、クローンを作成する前にそれらを同じに変換しないことです。このような場合、クローン先ディスクのパーティションスタイルによって、クローン先ディスクをMBRからGPTに、またはGPTからMBRに変換することができます。

まとめ

古いHDDを新しいパソコンに簡単に増設する方法は以上です。AOMEI Backupperの助けを借りて、ドライブを正しい場所に接続するだけで、古いハードディスク上のすべてのものを新しいパソコンのディスクに簡単かつ迅速に移動することができます。

また、「システムクローン」機能でOSをSSDに移行し、「パーティションクローン」で特定のデータパーティションを移動することができます。ご興味があれば、ぜひダウンロードしてもっと多くの機能を体験しましょう～