Outlook 2016を効率よく自動バックアップする方法

この記事では、Outlook 2016をバックアップする必要がある理由と、Outlook 2016を自動バックアップする方法、またはOutlookを手動でバックアップする方法について説明します。各方法には、グラフィックチュートリアルが含まれています。

Akira

By Akira 最終更新日 2023年03月09日

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なぜOutlook 2016のバックアップが必要なのか?

Outlook 2016のデータをバックアップする最も重要な理由は、データ損失を防止することです。データ損失は、誤って削除した、ハードドライブのクラッシュ、コンピュータウイルス感染など、さまざまな要因で発生する可能性があります。Outlookのデータが失われると、重要なメール、連絡先、タスクなどが失われる可能性があります。

outlook

このような場合、失われたデータを取り戻すことができない可能性があります。そのため、Outlookのデータを定期的にバックアップすることが非常に重要です。そうすれば、万が一Outlookのデータが失われたとしても、以前のバックアップですぐに復元することができます。

Outlook 2016をバックアップする方法

Outlook 2016をバックアップする方法も知りたいという方は、このまま読み進めてください。この記事では、目標を達成するために、2つの方法を順番に紹介します。ひとつは手動バックアップ、もうひとつは自動バックアップです。手動バックアップは、Outlookに内蔵されているインポート/エクスポートウィザードを使用して行うものです。自動バックアップは、サードパーティーのソフトウェアを使用して、定期的にOutlookのデータを自動的にバックアップすることです。

方法1. Outlook 2016を手動でバックアップする

Outlookにはインポート/エクスポートウィザードがあり、ユーザーはPSTフォーマットでデータをエクスポートすることができます。この機能を使用して、Outlookデータのバックアップと復元を行うことができます。

インポート/エクスポートウィザードを使用してOutlookをバックアップするには、次の手順に従います。

ステップ1. Microsoft Outlook 2016を開き、「ファイル」タブ⇒「開く/エクスポート」⇒「インポート/エクスポート」をクリックします。

インポート/エクスポート

ステップ2. 「インポート/エクスポートウィザード」画面で「ファイルにエクスポート」⇒「次へ」をクリックします。

ファイルにエクスポート

ステップ3. 「ファイルのエクスポート」画面で「Outlook データ ファイル (.pst)」⇒「次へ」をクリックします。

Outlook データ ファイル

ステップ4. 次のページで、エクスポートするメールを選択し、「次へ」をクリックします。

メールの選択

✎注:
一度に1つのフォルダだけをエクスポートできます。
フォルダの内容を全てエクスポートするには、「サブフォルダーを含む」にチェックを入れる必要があります。

ステップ5. バックアップファイルを置く場所を参照し、「完了」をクリックします。

完了

インポート/エクスポートウィザードを使用してOutlookを復元するには、次の手順に従います。

ステップ1. Microsoft Outlook 2016を開き、「ファイル」⇒「開くとエクスポート」⇒「インポート/エクスポート」と進みます。

ステップ2. 「インポート/エクスポート」ウィンドウで、「他のプログラムまたはファイルからのインポート」を選択し、「次へ」をクリックします。

他のプログラムまたはファイルからのインポート

ステップ3. 次のウィンドウで、「Outlookデータファイル(.pst)」を選択し、「次へ」をクリックします。

ステップ4. バックアップファイルの場所を参照し、「次へ」をクリックします。

ステップ5. 次のウィンドウで、インポートするデータを選択し、「完了」をクリックします。

方法2. Outlook 2016を自動バックアップする

手動でOutlook 2016をバックアップすることに加えて、信頼できるサードパーティソフトウェアAOMEI Backupper Professionalを選択して、Outlook 2016を自動的にバックアップすることができます。Windows 11/10/8.1/8/7/XP/Vistaなど、様々なWindows PCオペレーティングシステムに適しています。また、以下のような利点があります。

「スケジュール」機能を使用して、Outlookデータを自動的にバックアップすることができます。デイリー、ウィークリー、マンスリー、イベントトリガーに設定することができます。
「増分バックアップ」または「差分バックアップ」によって、Outlookの変更されたファイルのみをバックアップすることができるので、バックアップ時間とディスク容量を大幅に節約することができます。
このソフトウェアは、復元中にOutlookアカウント内の電子メールをプレビューすることもサポートしています。

このプロフェッショナルなバックアップソフトウェアをダウンロードしてインストールし、以下のグラフィックチュートリアルに従ってOutlook 2016のバックアップを実行しましょう。Windows Serverユーザーであれば、AOMEI Backupper Serverを選択することができます。

ステップ1. AOMEI Backupper Professionalを起動し、「バックアップ」⇒「Outlookバックアップ」をクリックします。

Outlookバックアップ

ステップ2. 「Outlookのデータを追加」をクリックして、バックアップしたいメールアカウント(Outlookのフォルダ)を選択し、「はい」をクリックします。

Outlookのデータを追加

ファイル

ステップ3. バックアップファイルを保存する場合(バックアップ先)を選択します。

バックアップ先

Outlookデータをクラウドや外付けHDDにバックアップすることをお勧めします。クラウドアカウントへログインするかHDDを接続することで別のパソコンでOutlookデータに簡単にアクセスすることができます。そして、データを新しいPCのOutlookに素早く復元またはインポートすることができます。

ステップ4. 必要があれば、「オプション」「スケジュール」「バックアップスキーム」でバックアップタスクをカスタマイズすることができます。最後に、「開始」をクリックし、Outlookフォルダをバックアップします。

✍Outlookのバックアップを作成したら、それを使用して別のパソコンに復元することができます。新しいパソコンで、AOMEI Backupper Professionalを開き、「復元」をクリックし、「タスクを選択」をクリックします。画面の指示に従って、Outlookの復元を完成させます。

復元

まとめ

この記事では、Outlook 2016をバックアップする必要がある理由と、目的を達成するための2つの効果的な方法について説明します。Outlookの内蔵インポート/エクスポートウィザードを通じて手動でOutlook 2016をバックアップすることもできますし、プロフェッショナルなバックアップソフトウェアAOMEI Backupperを選択して、Outlook 2016を自動的にバックアップすることもできます。

自動バックアップの方法はよりシンプルで、より速いです。そして、AOMEI Backupperは複数のバックアップ方法とバックアップ先パスを提供することもでき、複数のWindows PCオペレーティングシステムと互換性があります。データのセキュリティを最大限に漏えいから保護することができます。このソフトをダウンロードして、もっと多くの機能を体験しましょう~

Akira
Akira · この記事を書いた人
Akiraは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。