システムをクラウドにバックアップする方法2つ

この記事では、Acronis True ImageとAOMEI Backupper Standardを使用して、システムをクラウドストレージにバックアップする方法をご紹介します。興味のある方、ぜひご覧ください。

Machi

By Machi 最終更新日 2022年08月23日

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なぜシステムをクラウドにバックアップするのか?

クラウドストレージとは、オンライン上でファイル共有ができるサービスです。同じアカウントにログインすると、どこでもいつでもその中のデータにアクセスできます。実物ではないので、リムーバブルディスクのように持ち運ぶ必要がないので、非常に便利です。

システムをクラウドにバックアップ

システムをクラウドにバックアップすると、ノートパソコンが外に問題があっても、インタネットがあれば、すぐに正常な状態に復元できます。また、災害や機器破損によるデータ損失も回避できます。したがって、システムを保護するには、クラウドにバックアップすることがいい選択です。

システムをクラウドにバックアップする方法

次に、システムをクラウドにバックアップする方法を2つ紹介します。1つは有料方法で、もう1つは無料方法で、ニーズに応じていずれかを選んでください。

方法1. Acronis True Imageを使用する

最初の方法はストレージバックアップおよび管理ソフトウェアであるAcronis True Image(Acronis Cyber Protect Home Office)を使用することです。このソフトを使って、システムをAcronis Cloudにバックアップできます。Acronis CloudはAcronis社から開発したクラウドストレージで、Acronis True Imageと同じ、31日間無料で試用できますが、31日以後に使用するには費用を払う必要があるので、ご注意ください。

では、Acronis True Imageでシステムをクラウドにバックアップする方法をご案内しましょう。

ステップ 1. 公式サイトからAcronis True Imageをダウンロードし、インストールして開きます。「バックアップ」タブで、左のボックスをクリックし、バックアップ対象を変更します。

バックアップ対象を変更

ステップ 2. 「ローカルディスク(C:)」にチェックを入れて、「OK」をクリックし、続行します。

Cドライブを選択

ステップ 3. 右のボックスをクリックし、バックアップ先を選択します。

バックアップ先を選択

ステップ 4. 「Acronis Cloud」を選択します。

Acronis Cloud

ステップ 5. すべての設定を確認し、問題がなければ、「今すぐバックアップ」をクリックし、システムをAcronis Cloudにバックアップします。

今すぐバックアップ

▶ 注意:「オプション」をクリックし、スケジュール作成や除外などからバックアップをカスタマイズできます。

方法1. AOMEI Backupper Standardを使用する

2番目の方法は信頼性の高いバックアップ&復元フリーソフト-AOMEI Backupper Standardを使用することです。このソフトは、無料で使えるだけでなく、システムをGoogleドライブやOneDriveなどほとんどのクラウドストレージにバックアップすることが可能です。また、次のようなメリットがあります:

自動バックアップ:毎日/毎週/毎月などの頻度から自動バックアップの実行を設定できます。
省容量機能:使用されているセクターのみバックアップする「インテリジェントセクターバックアップ」、変更されたデータのみバックアップする「増分バックアップ」など様々な省容量機能を備えています。
全Windows PCに対応:Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPに対応しています。Windows Serverのユーザーの場合、AOMEI Backupper Serverをご利用ください。

これから、AOMEI Backupperでシステムをクラウドにバックアップする方法をご案内します。開始する前に、AOMEI Backupper Standardをパソコンにダウンロードし、インストールします。

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ステップ 1. ここでは、Googleドライブを例として説明します。公式サイトからパソコン版のGoogleドライブをダウンロードし、インストールし、ログインして、エクスプローラーに「Google Drive (G:)」が表示されます。AOMEI Backupper Standardを起動し、「バックアップ」タブ→「システムバックアップ」を選択します。

システムバックアップ

▶ 注意:Googleドライブは空き容量がシステムのサイズより大きい必要があります。

ステップ 2. システムの起動に必要なドライブが既に選択されるので、矢印下のボックスをクリックし、「Google Drive (G:)」をバックアップ先として選択すればよいです。

バックアップ先を選択

ステップ 3. 下の3つのオプションをクリックし、ニーズに応じてバックアップをカスタマイズします。

オプション:他のバックアップと区別するためのコメントを書き込んだり、システムバックアップの圧縮レベルを選択したり、バックアップ完了後の電子メール通知を設定したりすることができます。

オプション

スケジュール:この機能では、毎日、毎週、毎月、イベントトリガー(システム起動/シャットダウン、サインイン/サインアウト)、USB挿入の5つのモードから、自動バックアップを設定することができます。イベントトリガーとUSB挿入はAOMEI Backupper Professionalなどの上位版へアップグレートした後に利用可能です。

スケジュール

バックアップスキーム:フルバックアップ、変更された部分のみバックアップする増分/差分バックアップ、古いバックアップの自動クリーンアップを設定することができます。差分バックアップとバックアップの自動クリーンアップはProfessional版で利用可能です。

バックアップスキーム

ステップ 4. すべての設定を確認し、問題がなければ、「開始」をクリックします。

開始

▶ 注意:復元する場合、「復元」をご利用ください。Professional版へアップグレードすると、「ユニバーサル復元」という機能が利用可能になり、システムを異なるハードウェアの別のPCへ復元することが可能です。

まとめ

以上は、Acronis True ImageとAOMEI Backupper Standardを使って、システムをクラウドストレージにバックアップする方法でした。ご覧のように、AOMEI Backupper Standardを使用した方が安いですし、ほとんどのクラウドストレージに対応していて非常に便利です。

また、このソフトで、ディスク全体、特定のパーティション、ファイル/フォルダをクラウドストレージにバックアップすることもできます。今すぐダウンロードし、使ってみましょう!

Machi
Machi · この記事を書いた人
Technology会社の編集者としてAOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、映画、音楽、色々なことに趣味があります。