Outlookのメールを外付けHDDにバックアップする方法2つ

この記事ではOutlookのメールを外付けハードディスク(HDD)にバックアップする理由と、その目標を達成するための2つ方法について紹介します。詳細については、次の内容をご覧ください~

Yoyo

By Yoyo 最終更新日 2025年05月22日

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Outlookのメールを外付けHDDにバックアップする理由とは?

Outlookのメールを外付けHDDにバックアップしておくことで、突然のPC故障や誤削除といった予期せぬトラブルから、大切なメールデータを守ることができます。最近では、信頼性の高いバックアップ手段として、外付けHDDへの保存を選ぶユーザーが増えています。

outlook 外付けhdd

Outlookメールを外付けHDDにバックアップする主な理由は、次のとおりです:

★ パソコンの内蔵ディスクの容量を節約できます。

★ ウイルス感染やシステムクラッシュ時でもメールを安全に保護できます。

★ 外付けHDDに保存されたOutlookメールは、オフラインで閲覧できるので便利です。

★ 外付けHDDは比較的安価で、誰でも簡単に使えます。

Outlookのメールを外付けHDDにバックアップする方法

次はOutlookメールを外付けHDDにバックアップする2つの方法をご紹介します。

最初の方法はインポート/エクスポートウィザードを使用することです。もっと簡単な方法は専門的なOutlookバックアップソフトウェアAOMEI Backupper Professionalであなたの目標を簡単に達成することです。それぞれの方法は、詳細なチュートリアルで説明します。

方法1:インポート/エクスポートウィザードを使用する

インポート/エクスポートウィザードはOutlookの内蔵ツールです。OutlookのメールをPSTファイルとしてエクスポートして保存するために使用することができます。このツールを使用して、すべてのOutlookアイテムまたは選択したアイテムのみをエクスポートすることができます。

次の手順に従い、インポート/エクスポートウィザードを使用してOutlookのメールをバックアップします。

手順 1. Microsof Outlookを開き、「ファイル」→「開く/エクスポート」→「インポート/エクスポート」をクリックします。

開く エクスポート インポート

手順 2. 「インポート/エクスポート ウィザード」画面で「ファイルにエクスポート」を選択します。そして「次へ」をクリックします。

ファイルにエクスポート

手順 3. 「ファイルのエクスポート」ウィンドウで「Outlookデータ ファイル(.pst)」を選択し、そして「次へ」をクリックします。

outlookデータ ファイル 選択

手順 4. 「Outlook データ ファイルのエクスポート」画面で、バックアップしたいメールを選択します。全てのメールボックスをエクスポートしたい場合は「サブフォルダーを含む」のチェックを入れてください。そして「次へ」をクリックします。

outlookメール

手順 5. 「参照」をクリックし、外付けHDDを保存先として選択します。そして「完了」をクリックします。

保存先

上記の手順に従って、Outlookの電子メールを外付けHDDに正常にバックアップすることができます。バックアップが終了したら、外付けHDDを取り外し、安全な場合に保管してください。

方法2:専門のバックアップソフトを使用する(一番簡単)

Outlookの内蔵ツールを使ってOutlookを外付けHDDにバックアップする代わりに、より簡単な方法があります。それは専門的なOutlookバックアップソフトを選択して自動的にOutlookバックアップを外付けHDDに実行することです。AOMEI Backupper Professionalは多くのユーザーを選択し、機能が多くて操作も簡単なのでお勧めします。それはOutlook、ファイル、フォルダーやパーティションなどをバックアップすることができます。さらに、PST、OSTおよびプロファイルを含む様々な形式でOutlookの電子メールをバックアップすることができます。以下では、その利点のいくつかを紹介します。

◆ あらゆるデータをバックアップ:Outlookのバックアップ機能を提供し、バックアップしたいあらゆるデータをバックアップすることができます。その以外、Outlookの添付ファイル、カレンダー、連絡先などを外付けHDDにバックアップすることもできます。

◆ 複数のターゲットロケーション:外付けHDDを除き、内部および外部ディスク、USBドライブ、NASデバイス、ネットワークロケーション、SDカードやクラウドサービスなど、複数の場所にOutlookをバックアップすることができます。

◆ バックアップスケジュール:需要に応じて、自動的にOutlookのバックアップを作成することができます。毎日、毎週、毎月、イベントトリガーのバックアップスケジュールタスクを設定することができます。

この専門的なバックアップソフトをダウンロードしてインストールした後、以下のチュートリアルに従ってOutlookのバックアップを実行することができます。Windows Serverユーザーであれば、AOMEI Backupper Serverを選択することができます。

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手順 1. Outlookを開き、バックアップしたいメッセージが含まれるアカウントでログインしていることを確認します。

手順 2. AOMEI Backupper Professionalを起動し、「バックアップ」→「Outlookバックアップ」を順にクリックします。

Outlookバックアップ

手順 3. 「Outlookデータの追加」をクリックし、バックアップしたいメールメッセージが含まれるアカウントを選択します。

outlookのデータを追加

手順 4. 下のボックスをクリックし、Outlookメールを保存するローカルパス、共有またはNASデバイスの追加やクラウドドライブなどを選択します。

保存先 選択する

手順 5. バックアップをスケジュールし、毎日、毎週、毎月、イベントトリガーを有効にします。そして、「開始」をクリックし、Outlookのメールが自動でバックアップされます。

スケジュール

 

🌟ヒント:

バックアップスキーム:バックアップスキーでバックアップの自動クリーンアップを有効にして、バックアップディスク領域不足の問題を解決することができます。これは、定期的に古いバックアップイメージを削除することもできます。

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補足:エクスポートしたpstファイルを外付けHDDにコピーする権限がない

OutlookからエクスポートしたPSTファイルを外付けHDDにコピーする際に「権限がない」というエラーが出る原因は、以下のいずれか、または複数が関係している可能性があります:

原因①:外付けHDDに書き込み権限がない

外付けHDDに対して現在のユーザーに書き込み権限が付与されていないため、ファイルのコピーが拒否されることがあります。

★対処法:

手順 1. 外付けHDDのドライブを右クリック→「プロパティ」をクリックします。

手順 2. そして「セキュリティ」タブを開き、「編集」を選択します。

手順 3. 「グループまたはユーザー名」に自分のアカウントが含まれているか確認します。

手順 4. 自分のアカウントを選択し、「フルコントロール」にチェックを入れて「OK」を押します。

アクセス許可

原因②:PSTファイルがシステムによってロックされている

Outlookを閉じた後でも、バックグラウンドでOutlookプロセスが動作中の場合、PSTファイルがロックされており、コピー操作が失敗することがあります。

★対処法:

手順 1. タスクマネージャーで「Outlook.exe」プロセスを完全に終了してからコピーを再実行します。

手順 2. またはPCを再起動してから再試行してみてください。

原因③:外付けHDDが「読み取り専用」になっている

ディスクが何らかの理由で読み取り専用に設定されている場合、書き込みはできません。

★対処法:

手順 1. Windows検索バーに「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを管理者として実行します。

手順 2. 以下のコマンドを入力し、各コマンド入力後にEnterキーを押して実行します。

  • diskpart

  • list disk

  • select disk <対象の番号>

  • attributes disk clear readonly

読み取り専用を解除

手順 3. これで、外付けHDDの読み取り設定を解除できます。

【関連記事】解決済み:Diskpartは読み取り専用設定を解除できませんでした

原因④:外付けHDDがNTFS形式で、現在のユーザーに適切なアクセス権がない

外付けHDDがNTFSフォーマットで、以前別のPCで使われていた場合、現在のユーザーが所有者ではない可能性があります。以下の手順で、HDD全体の所有者を現在のユーザーに変更し、アクセス権を付与します。

★対処法:

手順 1. 外付けHDDのドライブを右クリックし、「プロパティ」>「セキュリティ」をクリックします。

手順 2. 「詳細設定」>所有者の横にある「変更」ボタンをクリックします。

手順 3. 「ユーザーまたはグループの選択」ウィンドウで、「詳細設定」を選択し、次の画面で「検索」をクリックし、自分のユーザー名をリストから選択 →「OK」をクリックします。

検索

手順 4. 「選択するオブジェクト名を入力してください」に自分のユーザー名が表示されたことを確認し「OK」をクリックし、「サブコンテナーとオブジェクトの所有者を置き換える」にチェックを入れて「適用」→「OK」をクリックします。

手順 5. 所有者の変更が完了したら、再び「セキュリティ」タブに戻り、「編集」ボタンから自分のユーザーに「フルコントロール」のアクセス許可を付与します。

◎注:所有権の変更後、ドライブ内のすべてのフォルダーとファイルの権限も順次引き継がれますが、大量のファイルがある場合は数分~十数分かかることもあります。

よくある質問(FAQ)

WindowsのOutlookの保存先はどこですか?
 
Outlookで作成されたデータファイル(.pst)は、通常、Windowsの「ドキュメント」フォルダー内の「Outlook Files」というサブフォルダーに保存されます。個別に保存場所を変更していない限り、ここで確認できます。
OutlookのメールをUSBに保存する方法は何ですか?
 

OutlookのメールをUSBに保存するには、「ファイル」メニューから「開く/エクスポート」→「インポート/エクスポート」を選び、「ファイルにエクスポート」オプションを使ってメールデータを.pstファイルとしてエクスポートし、そのファイルをUSBメモリなどに保存します。

Outlookのバックアップはクラウドに保存できますか?
 

Outlookでは、設定をクラウドに保存する機能が用意されています。「ファイル」→「オプション」→「全般」と進み、「Outlookの設定をクラウドに保存する」にチェックを入れて「OK」をクリックすれば、Outlookの一部設定をMicrosoftアカウントに同期できます。

まとめ

Outlookを外付けHDDにバックアップすることを選択するユーザーが増えてきました。この記事ではその理由とこの目標を達成する2つの効果的な方法を説明しました。Outlookの内蔵ツールはOutlookを外付けHDDにバックアップすることができますが、ちょっと複雑だと思います。

より簡単な方法は、専門的なOutlookバックアップソフトAOMEI Backupper Professionalを選択し、定期的にOutlookメールを自動的にバックアップすることです。このソフトを使用すると、手間がかからない安全にバックアップすることができます。

さらに、このソフトでOutlookの添付ファイル、カレンダー、連絡先と指定するデータをバックアップすることもできます。外付けHDDへのバックアップを除き、需要に応じて異なるバックアップ方法でOutlookを複数の場所にバックアップすることもできます。データのセキュリティを完全に保護するために、AOMEI Backupper Professionalをダウンロードして、より多くの機能を探索しましょう!

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この記事の主な更新履歴

2025年5月22日 更新
 
  • 「補足:エクスポートしたpstファイルを外付けHDDにコピーする権限がない」を追加しました。
  • FAQを追加しました。
  • 各ソフトウェアの最新情報を更新しました。
2025年3月6日 更新
 
  • いくつかの手順を修正しました。
  • 各ソフトウェアの最新情報を更新しました。
Yoyo
Yoyo · この記事を書いた人
Yoyoは、AOMEI Technology会社の編集者としてパソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理、クラウドファイルの同期などの記事もたくさん持っています。情報技術とウェブ関連の分野に情熱を傾けつつ、ゲームも大好きです。新しいテクノロジーに常に興味津々で、読者に最新情報を提供することを心掛けています。