USBを介してHDDをSSDに正常にクローンする方法
USB接続機器を使ってHDDからSSDへクローン・コピーを正常に作成できます。この方法でOSやアプリなどを再インストールせず、古いHDDを新しいSSDに交換・換装して、アップグレードできます。とても簡単かつ便利です!
なぜUSB経由でHDDをSSDにクローンするの?
ご存知のように、従来のHDD(ハードディスクドライブ)と比べてSSD(ソリッドステートドライブ)は多くの利点があり、パソコンのパフォーマンスを改善できます。ますます多くの人々は古いHDDを新しいSSDに置き換えるつもりですが、Windows(OS)の再インストールやアプリケーションのセットアップ、または設定の変更などの手間を省くために、クローン・コピーでHDDをSSDに交換・換装して、アップグレードする方法を選びます。
★しかし、HDDからSSDへクローンするには、なぜUSBを使うか、または必要としますか?
ここで言うUSBとは、SATA-USB変換アダプタを示します。それを介して、SATAインターフェースを備えたデバイス(例えば、SSD、HDDや光学ドライブなど)をUSBポートに簡単に接続できます。外部からSSDまたはHDDをPCに直接つないでデータにアクセスできます。
ほとんどのノートパソコンには1つのドライブベイしか備えないため、このSATA-USB変換アダプタを使って、SSDを外付けドライブとしてパソコンに接続できます。そして、HDDからSSDへのクローンが完了した後、内蔵ハードディスクを取り出してSSDと交換・換装すればいいです。
また、PCに内蔵されているHDDが故障してしまい、Windowsは起動しない場合、HDD内にある重要なデータを保護するために、HDDをこのPCから外し、SATA-USB変換アダプタを使って正常に動作するPCに接続し、クローンツールでHDDをSSD/HDDに丸ごとコピーしてバックアップを作成するという方法があります。
以上の2つの状況を考えてみると、USBを介してHDDをSSDにクローンすることは確かに良い方法です。SSDの換装・交換にかなり役立ちます。さて、どのようにUSBでHDDをSSDにクローンしますか?次は最も簡単な方法をご紹介しましょう~
USBを介してHDDをSSDに正常にクローンする前の準備
USBアダプタの他に、いくつかの確認・準備するものがあります。デスクトップパソコンであれば、もっと簡単です。ノートパソコンの場合は、よくお考えください。
1. 内蔵HDDに安全にアクセスできるようにします。内蔵HDDを分解してSSDに交換できなければ、ディスクのクローンは無意味です。不明な場合は、ノートパソコンのマニュアルを参照するか、パソコンメーカーに問い合わせることができます。
2. 交換に適したSSDを選びます。ほとんどのノートパソコンには2.5インチのドライブがあり、厚さは7または9.5mmで、SATA、NVMeなどの異なるインターフェイスを備えています。ノートパソコンのマニュアルを確認し、適切なSSDを購入してください。
3. 復元のためのディスクバックアップを作成します。ネットで詳しく調べると、クローンSSDが起動しない事例が多いことは既にご存知かもしれません。このような状況を避けるために、バックアップは必要です。
最高のSSDクローン作成ソフト
USBアダプタを利用してHDDからSSDにクローンするためには、SSDクローンソフトが必要です。ここで、AOMEI Backupper Standardを強くお勧めします。完全無料で、初心者でも簡単に理解できます。また、多くの優れた機能を持っています。
- ニーズに応じて、ハードディスク全体または選択したパーティションをクローンできます。
- 「セクター単位のクローンす」によって、すべてのセクタをクローンすることができます。この機能はディスク全体の正確なコピーを作成できるが、コピー先のディスクがソースディスクより大きいか等しいことを確認する必要があります。
- 「SSD 4Kアライメント」と呼ばれるオプションを提供します。これは、パーティションを調整して、クローンしたSSDの読み取りおよび書き込み速度を最適化できます。
ここでAOMEI Backupper Standardをダウンロードして、下記のガイドに従って、USBを介してHDDをSSDにクローンしましょう~
USBを介してどのようにHDDをSSDにクローンするの?
ステップ 1. USBを介してSSDをパソコンに接続します。AOMEI Backupper Standardを無料でダウンロードし、インストールし、起動します。「クローン」タブで「ディスククローン」を選択します。
ステップ 2. HDDをソースディスク(ディスク0)として選択します。「次へ」をクリックします。
ステップ 3. SSDをターゲットディスク(ディスク1)として選択します。「次へ」をクリックします。
ステップ 4. このウィンドウで、操作概要をプレビューできます。問題なければ「開始」をクリックします。
- ※ヒント:
- 「SSD 4Kアライメント」にチェックを入れて、SSDのパフォーマンスを向上させることができます。
- 「セクター単位のクローン」は使用・未使用に関わらずHDD上のすべてのセクターをコピーします。※しかし、クローン先の容量はクローン元より大きいか等しくなければなりません。「パーティションを編集」と同時に使えません。
- SSDの容量はHDDより大きい場合、容量を最大限に活用するには、「パーティションを編集」(AB Professionalなどの上位版で利用可能)で、パーティションのサイズを手動/自動で調整できます。クローン完了後、SSDに使えない未割り当て領域がないことを確保できます。また、SSDとHDDのパーテイションスタイルが異なる場合、ここでの「ターゲットデイスクをGPTからMBRに変換する」または「ターゲットデイスクをMBRからGPTに変換する」にチェックを入れる必要があります。
ステップ 5. クローンプロセスの終了を待っています。完了後に「完了」をクリックします。ソースディスクのサイズにより、数時間がかかる場合もあります。
【補足】AOMEI Backupperも強力なバックアップソフトウェアです。USB経由でHDDをSSDにバックアップすることもできます。
▶※注:SATA-USB変換ケーブルを持っていない場合「SATA-USB変換ケーブルなしでHDDをSSDにクローンする方法」を参考にしてください。
まとめ
ご覧のように、AOMEI Backupper Standardを利用して、HDDをSSDに簡単にクローンすることができます。また、サムスンSSDにHDDをクローンすること、ASUSノートパソコンのハードディスクを交換すること、Windows 10のハードディスクをクローンすることなどもサポートします。
ところで、このソフトは優れたバックアップと復元ツールでもあり、クローン機能と同じような効果を実現できます。ハードディスク全体、選択したパーティション、選択したファイルをバックアップすることができます。
さらに、1台のServer向けのServer版、台数無制限のPC向けのTechnician版、台数無制限のServer向けのTechnician Plus版もあります。Technician(Plus)版を利用して、クライアントに技術サポートを有償サービスとして提供することができます。ニーズに応じて適切なバージョンを選択しましょう~▶AOMEI Backupper(AB)バージョンの比較