Wbadminでバックアップを削除する方法|Windows Server
Windows Serverでバックアップディスク容量を節約するには、Wbadmin delete backupコマンドを使用してWSBによって作成されたバックアップを削除する方法を学びます。
古いバックアップを削除する必要性
マイクロソフトによると、次回のバックアップの容量を確保するには、Windows Server Backup(WSB)は自動ディスク使用量の管理によって、前のバックアップバージョンを削除します。バックアップを削除することはWSBの機能ですから、WBadmin delete backupコマンドを実行することによって、手動でバックアップを削除する必要はありません。
それにもかかわらず、スケジュールバックアップを数回実行した後でバックアップディスクがいっぱいになって、バックアップに失敗する可能性もあります。実際には、WSBがスナップショットのために割り当てられた領域を追跡しないときに、WSBは古いバックアップの削除を自動的に止めます。
ご存知のように、WSBによって作成されたバックアップはファイルエクスプローラでは削除できません。後の新しいバックアップ作成のためにより多くの領域を解放する必要があります。領域を解放するには、コマンドプロンプトからWBadminで古いバックアップを削除できます。
WBadmin delete backupコマンドでバックアップを削除する方法
通常に、WSBが作成するバックアップはシステム状態のバックアップと非システム状態のバックアップに分けられます。そして、異なるWBadminコマンドを使用してバックアップを削除することができます。Wbadminコマンドを使用してバックアップを削除するには、高級コマンドプロンプトを開く必要があります。「スタート」を右クリックし、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。
1. WBadmin delete backupコマンドでシステム状態のバックアップを削除する
システム状態のバックアップは別別にディレクトリに保存されます。Wbadminは異なる3つのパラメータによって削除されるバックアップを指定します:
コマンド[-version]⇒指定したバックアップを削除する
コマンド[-keepVersions]⇒指定したバックアップ以外のすべてのバックアップを削除する
コマンド[-deleteOldest]⇒最も古いバックアップを削除する
例えば、Wbadminで5月第4夜の18:25に作成されたシステムバックアップを削除すると、次のコマンドを実行するだけでバックアップを削除することができます。
Wbadmin delete systemstatebackup -version: 05/04/2015-18:25 -backupTarget: G:
2. WBadmin delete backupコマンドで非システム状態のバックアップを削除する
Windows Server 2016/2019/2022が作動している場合に、Wbadmin delete backupコマンドを実行してバックアップを削除できます。以下のWbadminパラメータの一つを使用して削除したいバックアップを指定します:
例えば、2015/11/10 06:48の時点に、バージョンのバックアップ以外のすべてのバックアップを削除すると、以下のようにWbadmin [keepversions]コマンドを実行するだけでバックアップを削除できます。
Wbadmin delete backup -keepVersion:11/10/2015-06:48 -BackupTarget:F:machine:WIN-9814GD4FH95
Wbadminパラメータ [-machine:]は複数のコンピュータを同じ場所にバックアップした場合のみに必要です。Windows Server 2008 R2またはそれ以前のバージョンのWindows Serverでは、WBSは非システム状態のバックアップを直接に削除することを実行できないです。こんな状況では、バックアップターゲット場所で対応するシャドウコピーを削除することで問題を解決できます。
1. WBadminコマンドで「DiskShadow.exe」を入力し、Enterキーを押します。
2. 「delete shadows oldest G:」を入力します。WBadminパラメータ「G」はバックアップドライブの文字またはボリュームGUIDに置き換える必要があります。
一般的に、バックアップドライブにはドライブレターがありません。その場合、WBadmin delete backupコマンドを使用してフルボリュームバックアップを削除するには、ドライブ文字を手動でバックアップドライブに割り当てるか、WBadminコマンド [Mountvol]を実行してボリュームGUIDを確認する必要があります。
バックアッププログラムとして、WSBは多くの方面で使用されることができますが、完璧なツールではなくて不足を持っています。上記の操作が面倒くさいと思うか時間を浪費すると思うパソコン使用者がいます。または、スケジュールバックアップに失敗する可能性があります。こんな場合、むしろ別の専門的なバックアップソフトを使用したほうがいいと思われます。
バックアップを削除するソフトウェア|簡単かつ便利
AOMEI Backupper Serverはディスク/システム/パーティション/クラウド/メール/Outlookバックアップの7つのバックアップモードと、古いバックアップを自動的に削除する5つのモードを提供します。
WSBとは異なり、AOMEI Backupperを使用すると、スケジュールバックアップの他に、フル/増分/差分バックアップを任意に設定できます。その直感的で分かりやすいインターフェイスを見たら、すぐに好きになるに決まっています。次に、このソフトを使用してサーバーをバックアップする方法をご紹介します。
1. このサーバーバックアップソフトを無料でダウンロードし、インストールし、起動します。「バックアップ」タブをクリックします。バックアップ対象に応じてバックアップモードを選択します。ここでは、「システムバックアップ」を例として説明します。
2. Windows Serverの起動に必要なドライブが既に選択されるので、システムイメージを保存する場所(バックアップ先)だけを選択すればよいです。
3. 「スケジュール」をクリックし、ニーズに応じて自動バックアップの頻度を設定します。そして、「スキーム」をクリックしてバックアップ方法を設定し、バックアップの自動クリーンアップをカスタマイズします。
4. 「開始」をクリックしてすぐにバックアップを実行するか、バックアップスケジュールを追加します。
これで、バックアップが自動的に作成され、自動的に削除されます。バックアップを整理するための時間と手間を省きます。
まとめ
Wbadminでバックアップを削除する方法は以上です。AOMEI Backupper Serverを使用することをお勧めします。また、このソフトはディスククローン、システムクローンなどもサポートします。ぜひダウンロードしてもっと多くの機能を体験しましょう~