Windows 11|エラー0x800f0806でKB5017321のインストールが失敗した
Windows11 2022 Update(バージョン22H2)にアップデートした後、22H2の累積更新プログラム(KB5017321)をインストールしようとすると、エラー0x800f0806で失敗しましたか?この記事では、エラー0x800f0806を修正する方法を4つ紹介します。このエラーで正常にアップデートできない方、ぜひ読み進めてください。
ユーザー事例
Windows11 Version 22H2累積更新プログラム(KB5017321)(20)がインストールに失敗しました。エラーコード0x800f0806、Updateを再試行しても更新が失敗しましたと出てしまいます。解決策を教えてください。
--YAHOO!!知恵袋からの質問
2022年9月20日、Windows 11の最初のメジャーアップデート--Windows 11 2022 Update(バージョン:22H2)がリリースされました。しかし、一部のユーザーは、アップデートした後、22H2の累積更新プログラム(KB5017321)をインストールしようとすると、「0x800f0806」というエラーメッセージが表示され、インストールできないようです。
もしあなたもこのエラーに遭ったら、心配しないでください。この記事では、4つの解決策を紹介します。問題を解決するために、読み進めてください。
Windows 11でエラー0x800f0806を修正する方法
ほとんどの場合、更新プログラムをインストールできない問題の原因が、システムファイルの破損や更新コンポーネントの誤動作です。Windows Updateのトラブルシューティングツールを使用することで問題が解決されることがあります。ほとんどの場合、問題を診断し、自動的に修正することができます。できない場合、ユーザーは手動で問題を解決する必要があります。それでは、これら4つの方法について見ていきましょう。
方法1. Windows Updateのトラブルシューティングツールを実行する
1. 「Windows」+「I」キーを押して「設定」を開き、「システム」タブを選択します。次に、「トラブルシューティング」→「その他のトラブルシューティングツール」をクリックします。
2. 「Windows Update」の「実行する」ボタンをクリックします。
方法2. SFCコマンドを実行して破損したシステムファイルを修復する
システムファイルやハードドライブが破損していると、KB5017321のインストールに失敗することがあります。これらの問題を解決するには、コマンドプロンプトを使用して、SFCとCHKDSKコマンドを別々に実行し、破損したシステムファイルを修復することができます。
1. 「Windows」+「S」キーを押して検索バーを開き、「cmd」と入力し、検索結果から「管理者として実行」を選択します。
2. 「コマンドプロンプト」ウィンドウで、「sfc /scannow」と入力し、「Enter」キーを押して実行します。
3. 以下のコマンドを順番に入力し、各コマンドの後に「Enter」キーを押して実行します。
Dism /Online /Cleanup-Image /ScanHealth
Dism /Online /Cleanup-Image /CheckHealth
Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
方法3. KB5017321更新プログラムを手動でインストールする
自動ダウンロードがうまくいかず、エラー0x800f0806が発生した場合は、手動でKB5017321をダウンロードしてインストールすることをお勧めします。
1. Microsoft Updateカタログにアクセスし、検索バーに「KB5017321」を入力し、「検索」をクリックします。
2. 更新プログラムにはさまざまなバージョンがありますが、お使いのパソコンの仕様とWindowsのバージョンに合ったものをダウンロードします。
3. ダウンロード完了後、ダウンロードしたファイルをダブルクリックして開きます。画面の指示に従って、インストールを完了します。
方法4. Windows 11 バージョン 22H2を新規再インストールする
もう一つの解決策は、Windows 11のインストールメディアを作成し、それを使用してWindows 11 バージョン 22H2を新規再インストールすることです。これにより、エラー0x800f0806が修正される可能性があります。
1. USBメモリをPCに挿入し、PCに検出できることを確認します。
2. Microsoft公式サイトにアクセスし、「Windows 11のインストールメディアを作成する」セクションにある「今すぐダウンロード」ボタンをクリックします。
3. ダウンロードした「MediaCreationToolW11.exe」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。ライセンス条項のページで、「同意する」を選択します。
4. 「別のPCのインストールメディアを作成する(USBフラッシュドライブ、DVD、またはISOファイル)」を選択し、「次へ」をクリックします。
5. セットアッププログラムは、現在のWindows環境に基づいて、言語、バージョンを自動的に選択します。デフォルトのオプションを変更したい場合は、「このPCにおすすめのオプションを使う」のチェックを外すと、オプションが選択できるようになります。
6. 「USBフラッシュドライブ」を選択し、「次へ」をクリックします。
7. PCに接続されたUSBメモリを選択し、「次へ」をクリックして、Windows 11のインストールメディアの作成が始まります。
8. Windows 11のインストールメディアを作成した後、パソコンを再起動し、パソコンメーカーのロゴが表示されると、パソコン/マザーボードのメーカーに応じて特定のキー(通常は F2、F12、Delete、またはEsc)を押してBIOSに入ります。
9. 矢印キーで「Boot」タブに移動し、USBドライブを最初に起動するドライブとして設定し、「F10」キーを押して設定を保存し、パソコンが再起動されます。パソコンが再起動されると、Windowsセットアップの指示に従って、Windows 11をクリーンインストールします。
オススメ:アップグレードする前にシステムをバックアップしておく
以上の4つの方法を試した後、エラー0x800f0806を解決することができれば幸いです。今後のアップデート中に、データの損失やパソコンが起動しないなどの問題を避けるために、定期的にシステムバックアップをとることをお勧めします。
ここでは、10億人を超えるユーザーに愛用されているバックアップフリーソフト--AOMEI Backupper Standardをお勧めします。このソフトは:
- システムバックアップに加えて、ファイルバックアップ、ディスクバックアップ、パーティションバックアップもサポートしています。
- クラウドストレージ、内蔵/外付けHDD/SSD、USBドライブ、NASデバイス、共有フォルダなど、ほとんどのストレージデバイスをバックアップ先として設定することができます。
- また、スケジュール機能により、バックアップの自動実行を設定することもできます。バックアップの頻度は、毎日、毎週、毎月などから選択することができます。
- Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPに対応しています。
アップグレードする前にWindows 11 PCを保護するために、AOMEI Backupper Standardを使って事前にシステムバックアップを作成することができます。システム関連の問題が発生した場合、作成されたバックアップを使用して、コンピュータを迅速かつ簡単に以前の正常な状態に戻すことができます。
使用する前に、まず、AOMEI Backupper Standardをコンピュータにダウンロードする必要があります。インストールした後、AOMEI Backupperを起動し、「バックアップ」タブ→「システムバックアップ」を順に選択します。デフォルトで、ブートに必要なドライブが既に選択されるので、バックアップ先を選択し、「開始」をクリックすればよいです。
また、AOMEI Backupper Standardでブータブルメディア(USB/CD/DVD)を作成することもできます。パソコンを起動できない深刻なシステム問題に遭遇した場合、このブータブルメディアを使用してAOMEI Backupperにアクセスし、作成されたシステムバックアップで復元を実行することができます。
まとめ
この記事では、エラー0x800f0806でKB5017321のインストールが失敗した場合の対処法を4つ紹介しました。お役に立てれば幸いです。
問題が解決された後、今度このようなエラーをより簡単に解決するために、またシステムをよりよく保護するために、Windows 11システムをバックアップしておくことをお勧めします。こうすれば、システムに不具合があったら、システムバックアップでシステムを以前の状態に戻すことができます。
また、AOMEI Backupperはクローン、ディスク消去、同期ソフトでもあります。Windows 11のCドライブを性能のよりよいSSDに交換したい場合や、OSの入っているHDDを復元できないように消去したい場合に役立ちます。今すぐダウンロードし、より多くの便利な機能を楽しみましょう~