[Windows 10]ファイル履歴:「要素が見つかりません」エラーを修正する
Windows 10で古いバージョンのバックアップを削除する際に「要素が見つかりません。」エラーが発生した場合、どうすればよいでしょうか?この記事では、このエラーに対する5つの解決策と、自動クリーニング機能を備えるプロのバックアップソフトをご紹介します。
ファイル履歴のクリーンアップエラー:要素が見つかりません
ファイル履歴のクリーンアップを実行しようとすると、「要素が見つかりません」というエラーメッセージが表示られます。どなたか助けていただけませんか?マイクロソフトのフォーラムで多くの投稿を見ましたが、解決策が見つかりません。同じエラーを経験した方がいましたら、ご教授お願いいたします。
- Redditからの質問
Windows 10でバックアップを作成したい場合、Windows10の標準提供機能を使用すれば、便利です。ファイル履歴は、Windowsに標準で搭載されているバックアップツールの1つで、データやオペレーティングシステムファイルを指定の場所にバックアップすることができます。
バックアップファイルが記憶容量を圧迫している場合、古いバージョンのバックアップを削除すればよいです。残念ながら、システムがバックアップファイルを見つけられず、古いバックアップをクリーンアップできないことがあります。この場合には、上記のユーザーが遭遇したような「ファイル履歴データをクリーンアップできませんでした:要素が見つかりません。」エラーメッセージが表示されます。このエラーはなぜ発生し、どのように修正すればよいのでしょうか?詳細は以下を読み進めてください。
「要素が見つかりません」エラーを修正する方法
「要素が見つかりません」というエラーが発生する原因がたくさんありますが、代表的な原因はシステムファイルの破損、ハードディスクの問題です。このパートでは、このエラーを修正する5つの解決策をご案内します。
方法1. 周辺機器の接続を解除する
USBメモリなどの周辺機器によって、コンピュータが特定のプロセスを開始できないことがあります。したがって、接続されているすべての外部デバイスを取り外し、再度ファイル履歴のクリーンアップを実行してみてください。
外付けHDDが保存先である場合は、まず「コントロール パネル」→「システムとセキュリティ」→「ファイル履歴」に移動し、ファイル履歴をオフにします。そして、外付けドライブを取り外し、コンピュータを再起動します。後は取り外されたドライブをコンピュータに接続し、クリーンアップが実行できるようになったかどうかを確認します。
方法2. システムファイルをスキャンする
周辺機器を外しても「要素が見つかりません」というエラーが発生する場合は、システムファイルが破損している可能性があります。破損したシステムファイルを修復するには、以下の手順に従ってください:
手順 1. スタートボタンを右クリックし、「コマンド プロンプト(管理者)」をクリックします。
手順 2. 次に、「コマンド プロンプト」に以下のコマンドを入力し、「Enter」キーを押して、SFCコマンドを実行します。
☞ sfc /scannow
プロセスが完了した後、コンピュータを再起動して、ファイル履歴のクリーンアップを実行できるかどうかを確認します。
手順 3. エラーが修正されない場合は、「コマンド プロンプト」で以下のコマンドを実行してください:
☞ DISM /Online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup
☞ DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
作業が完了したら、再度コンピュータを再起動して、エラーが修正されるかどうかを確認します。
方法3. ドライブをクリーンアップ・修復する
一部のユーザーは、ドライブを修復することでこのエラーを解決しました。
手順 1. 「PC」をクリックし、ドライブを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
手順 2. 「全般」タブをクリックし、「ディスクのクリーンアップ」を選択します。
手順 3. 削除したいファイルを選択し、「OK」を押します。一時ファイルが選択されていることを確認してください。
手順 4. 次に、「ツール」タブで、「チェック」をクリックし、ドライブにファイルシステムのエラーがあるかどうかを確認します。エラーが検出された場合は、「このドライブを修復する」をクリックしてください。エラーがない場合は「このドライブをスキャンする必要がありません」が表示され、「キャンセル」をクリックすればよいです。
手順 5. 処理が完了したら、パソコンを再起動し、「ファイル履歴」の古いバージョンのバックアップが削除できるようになったかどうか確認してください。
方法4. 最近のアップデートを元に戻す
OSをアップデートした後に、こんな問題が発生するようになった場合は、最新のアップデートをアンインストールして、コンピュータを再起動してください。
手順 1. 「Win」キー+「R」キーを押して、「control」を入力し、「Enter」キーを押します。「コントロール パネル」で「プログラムのアンインストール」をクリックします。
手順 2. 「インストールされた更新プログラムを表示」をクリックします。
手順 3. その後、最新のアップデートを見つけて右クリックし、「アンインストール」を選択します。
方法5. ファイル履歴をリセットする
最後の解決策は、ファイル履歴をリセットして、特定のフォルダーを再度バックアップすることです。
手順 1. 「Win」キー+「R」キーを押して、「control」を入力し、「Enter」キーを押して、「コントロールパネル」を開きます。「システムとセキュリティ」→「ファイル履歴」と進みます。そして、「ファイル履歴はオンになっています」と表示されたら、「オフにする」をクリックします。
手順 2. %UserProfile%\AppData\Local\Microsoft\Windows\FileHistoryに移動します。
手順 3. このフォルダに表示されているファイルとフォルダをすべて削除します。
手順 4. 「コントロール パネル」の「ファイル履歴」をもう一度開き、「オンにする」をクリックします。
手順 5. 左メニューの「詳細設定」をクリックし、「ファイルのコピーを保存する頻度」と「保存されたバージョンを保持する期間」を設定します。その後、「変更の保存」をクリックして、保存します。
自動クリーンアップ機能を備えるファイル履歴の代替ソフト-AOMEI Backupper
ファイル履歴は、ファイルのコピーを保存しておい、ファイルが紛失や破損の際に、そのコピーで復元することができます。しかし、使用中に、「要素が見つかりません」などのエラーに遭遇することがあります。エラーを修正することは、時間と手間がかかります。これらの問題を回避したいなら、ファイル履歴の代替ソフト-AOMEI Backupper Professionalの使用をお勧めします。
AOMEI Backupper Professionalは、Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP向けのプロのバックアップ&復元ソフトウェアです。ファイルバックアップ、システムバックアップ、ディスクバックアップ、パーティションバックアップの4つのバックアップモードをサポートしています。ユーザーの異なるニーズを満たすことができます。
最も重要なのは、このソフトがバックアップを自動的にクリーンアップすることができます。また、3つの自動クリーンアップ方式に対応しています。手間が省けますし、ディスク容量の節約にも役立ちます。
それでは、このソフトを使用して、バックアップしたり、自動クリーンアップ機能を有効にしたりする方法をご案内します。
手順 1. AOMEI Backupper Professionalをダウンロードし、インストールします。
手順 2. AOMEI Backupperを開き、「バックアップ」→「ファイルバックアップ」の順にクリックします。
✍ヒント:AOMEI Backupperはクラウドストレージ-AOMEI Cloudを提供しています。「クラウドバックアップ」機能で、ファイル/フォルダをAOMEI Cloudにバックアップできます。クラウドストレージは実体がないので、災害や火事などによるデータ損失を回避できます。また、インタネットがあれば、AOMEIアカウントにログインして、どこでもバックアップを復元できます。復元するにはログインが必要なので、不正アクセスを防ぎます。データの安全性を確保できます。AOMEI Cloud(1TB)は、15日間無料試用可能で、ぜひ使ってみてください。
手順 3. 「ファイルを追加」または「フォルダを追加」をクリックして、バックアップしたいファイルまたはフォルダを選択します。そして、矢印の下にあるボックスをクリックして、バックアップ先を選択します。
手順 4. 「スケジュール」をクリックして、自動バックアップを設定することができます。毎日/毎週/毎月/イベントトリガー/USB挿入の5つの自動バックアップ方式をサポートしています。必要に応じていずれかを選択することができます。
手順 5. 「スキーム」をクリックして、バックアップの自動クリーンアップを設定することができます。「バックアップの自動クリーンアップを有効にする」スイッチをオンにすると、AOMEI Backupperは古いバージョンのバックアップを自動的にクリーンアップし、ディスク容量を節約します。自動クリーンアップでは、「数により」「時間により」「日数、週数、月数により」の3つのクリーンアップ方式をサポートしています。
また、「スキーム」では、バックアップ方法を設定することもできます。バックアップ方法では、フルバックアップ/増分バックアップ/差分バックアップをサポートしています。増分バックアップと差分バックアップは、最初にフルバックアップを実行し、その後は変更・追加された部分だけをバックアップします。バックアップの時間を節約することができます。
手順 6. 「オプション」をクリックして、バックアップの圧縮レベル、バックアップの暗号化、バックアップサービス、インテリジェントセクターバックアップを設定することができます。
手順 7. 設定が完了して問題がなければ、「開始」をクリックします。
まとめ
この記事では、「要素が見つかりません」エラーを修正する5つの方法をご紹介しました。お役に立てれば幸いです。「ファイル履歴」でバックアップを作成することが便利ですが、使用中にエラーが発生することがあります。エラーを回避したい方は、プロのバックアップソフトウェア-AOMEI Backupperを使用してバックアップを作成することをお勧めします。
このソフトは、バックアップに加えて、同期、クローン、ディスク消去、復元など様々な機能を備えます。Windows 11で起動ドライブのクローンを作成したい場合、このソフトがベストな選択です。今すぐダウンロードし、無料で体験しましょう。