Wbadminコマンドラインを使用して特定の拡張子があるファイルとフォルダをバックアップする方法を学びます。また、GUIからファイルバックアップ向けの無料バックアップソフトウェアを使用できます。
Windows 10/8/7で「バックアップと復元」を使用してファイルバックアップを作成できますが、Wbadminを使用してバックアップに含まれているファイルのパスを指定できません。Windows Server 2008またはWindows Serverの以前のバージョンでWBadminを使用してファイルやフォルダをバックアップに含むこともできません。幸いなことに、Windows Server 2008 R2以後、WBadminはファイル、フォルダ、またはボリュームなどの項目をバックアップに追加できます。同様にバックアップからいくつかのファイル、フォルダとボリュームを排除できます。また、ファイルのパスを指定する時、ワイルドカード文字(*)を使用することもサポートされます。
Wbadminユーティリティはコマンドラインから特定の拡張子があるファイル/フォルダを排除してバックアップを作成できます。サブコマンドを使用してバックアップを行うために管理者グループのメンバーでなければなりません。或いは適切な権限を持たなければなりません。
Wbadminを使用してフォルダバックアップを開始します:
1. Windows Server バックアップがない場合、Server上のサーバーマネージャーにWindows Serverバックアップをインストールします。
2. スタートメニューで「コマンドプロンプト」を右クリックし、そして「管理者として実行」をクリックして管理者権限のコマンドプロンプトを開きます。
3. 適切なコマンドを入力してファイルバックアップを実行します。例えば、wbadmin start backup -backupTarget:F: –allcritical –include:C:\Users\My documents –exclude: C:\Users\My documents\*.doc。このサブコマンドは、すべての.docファイルを排除したC:\Users\My documentsをF:ドライブにバックアップすることを意味します。
Yを押して継続するプロンプトを表示させたくない場合、–quiet構文を追加できます。そしてそれはプロンプトなしでバックアップを実行します。コマンドラインを使用してファイルをバックアップする時、NTFSでフォーマットされたボリュームだけをターゲット場所として指定できることに注意してください。また、ターゲット場所を変更しない場合、次のバックアップは前のバックアップを上書きします。
Wbadminは欠点があり、エラーメッセージで失敗するのを解決しにくいです。この状況で、ファイルをバックアップするために他の方法を考えているかもしれません。Windows Serverバックアップソフトウェア - AOMEI Backupper ServerはユーザーのためにAMBackup.exeユーティリティを提供してバッチファイル(*.bat)からバックアップを実行するか、管理者権限のコマンドプロンプトでコマンドを直接書きます。それはグラフィカルユーザインタフェース(Graphical User Interface、GUI)があり、初めて使用してもファイルバックアップを簡単に作成できます。
AOMEI Backupper ServerでWindows Serverにファイルをバックアップします:
1. AOMEI Backupper Serverをダウンロードし、インストールして起動します。「バックアップ」→「ファイルバックアップ」をクリックします。
2. 「フォルダを追加」をクリックして、バックアップしたいファイル/フォルダを選択します。
3. 矢印下のボックスまたは逆三角形アイコンをクリックし、バックアップ先を選択します。設定を確認した後、「開始」をクリックします。
この記事では、Wbadminを使用して特定のファイルとフォルダのバックアップを作成する方法をご紹介しました。コマンドラインに慣れていない方には、AOMEI Backupperの使用をお勧めします。このソフトは直感的なGUIがあって、いくつかのクリックだけでファイル/フォルダをバックアップできます。初心者でも気軽に使えます。
また、特定のファイルとフォルダをバックアップする他に、AOMEI Backupperはシステムバックアップ、ディスクバックアップ、システムクローン、異なるハードウェアの別のPCへの復元、ブータブルメディアの作成、増分/差分バックアップをサポートします。今すぐダウンロードし、使ってみましょう!