ディスククローンソフトでHDDをSSDにゴーストするガイド

パフォーマンスを向上させるためにHDDをSSDにゴーストしたいですか?実際には難しくありません。この記事では、再インストールせずにOSとデータを移行するソフトウェアを紹介し、それを正常に実行する方法を示します。

Akira

By Akira 最終更新日: 2023年06月25日

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なぜHDDをSSDにゴーストするのですか?

ハードドライブに常に問題がある場合、またはストレージスペースが不足している場合は、より大容量で高性能なSSDに交換したいと思うことがあります。しかし、OSやすべての個人ファイルはどうなるのでしょうか?

Windowsを再インストールして新しいスタートを切りたくないなら、HDDをSSDに換装して、OSとデータを直接移行するのが一番いい方法です。このように、新しいSSDは古いHDDと同じように使うことができますが、起動と操作のスピードはより速くなります。

Norton Ghostを使ってHDDをSSDにクローンできますか?

「ゴースト」といえば、ノートン・ゴーストというクローン&バックアップツールを思い浮かべるかもしれません。パーティションからパーティション、ディスクからディスク、パーティションからイメージ、ディスクからイメージ、イメージからパーティション、イメージからディスクなど、いくつかのオプションが用意されています。つまり、ハードディスクをSSDにクローンしたり、ディスクイメージを作成して別のディスクに復元したりすることができます。

ノートンゴーストは非常に人気があり、今日まで多くの人がクローンハードディスクやイメージハードディスクを「ゴースト」ハードディスクと呼んでいます。しかし、残念ながら、時代についていけず、2013年から販売中止になってしまいました。ノートンゴースト15はインターネットからダウンロードすることができますが、30日間の無料試用版しかありません。それでもいいという方は、ノートン・ゴーストの使い方をご参考します。

ディスククローン

しかし、効率的で最新のソリューションを必要とするユーザーにとっては、以下のフリーソフトがより良い選択となるでしょう。

HDDをSSDにゴーストする信頼性の高いソフトウェア

SSDまたは別のHDDにハードドライブをゴーストするために、最も効率的な方法は、ディスククローンソフトウェアを使用することです。

AOMEI Backupper Professionalはその互換性と使いやすさのために、多くのオプションの中で、注目されるものです。これはWindows 11/10/8/7/XP/Vistaをサポートするソフトで、強力なクローン機能を通じて、任意のHDDとSSDの間でデータを転送することができます。ディスク全体、または選択したパーティションだけをゴーストにすることができます。

ほとんどの場合、ターゲットディスクはソースディスクと同じ大きさではないかもしれませんが、AOMEI Backupperはデフォルトで使用されているセクターだけをコピーするので、より大きいHDDをより小さいSSDにクローンすることができますので、大丈夫です。ターゲットドライブがより大きい場合、「セクター単位のクローン」を実行して、ハードドライブをセクター単位でコピーすることもできます。

また、このソフトはファイルバックアップ、パーティションバックアップ、システムバックアップとディスクバックアップをサポートします。さらに、毎日、毎週、毎月などのタスクを実行するために、自動バックアップのスケジュールを実行できます。

ディスククローンソフトでHDDをSSDにゴーストする手順

ハードディスクをゴーストする前に、以下の準備をお願いします:

◉ ディスククローンソフトウェアをダウンロードし、インストールします。

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◉ SSDをハードドライブと一緒にインストールします。ラップトップにスロットが1つしかない場合は、SATA-USBアダプターを使用して接続します。SSDが正常に検出できることを確認してください。

HDDをSSDにゴーストする方法:

1. AOMEI Backupper Professionalを起動して、「クローン」タブで「ディスククローン」を選択します。OSだけをSSDにゴーストする場合、システムクローンを選択してください。

ディスククローン

2. パソコンが認識できる全てのHDDまたはSSDは表示されます。ソースディスク(元のHDD)を選択し、「次へ」をクリックします。

ソースディスク

3. SSDをターゲットディスクとして指定して「次へ」をクリックします。

ターゲットディスク

※注意点:クローン作成後、保存先SSDのデータはすべて削除されますので、重要なデータをバックアップする必要があります。

4. 下のスクリーンショットのように、3つの重要なオプションがあります。

パーティションを編集:このオプションを使うと、「パーティションのサイズを変更せずコピー」、「各パーティションに未使用領域を追加」(推薦)、「パーティションのサイズを手動で変更」を選択できます。
セクター単位のクローン:使用されたかどうかに関係なく、HDDの全てのセクターをSSDにコピーします。SSDのサイズはソースディスクと同じ、あるいはソースディスクよりも大きい場合しかこれを選択できません。
SSD 4Kアライメント:SSDのパフォーマンスを最適化するために、この機能を使ってください。

5. 最後は「開始」をクリックしてHDDをSSDにゴーストします。後は進捗状況をチェックできます。完了後、パソコンをシャットダウンし、HDDをクローンしたSSDに交換し、そこから起動することができます。

または、SSDから起動し、HDDをセカンダリストレージドライブとして維持することもできます。この場合、HDDを物理的に交換する必要はありません。PCを再起動し、必要なキーを押してBIOSに入り、SSDを最初の起動オプションとして設定するだけです。

SSDから正常に起動した後、より多くのストレージスペースを解放するために、ハードドライブを拭くことができます。「ツール」タブに切り替え、「ディスク消去」を選択して続行します。

ディスク消去

AOMEI Backupperのその他の便利な機能:
ダイナミックディスクのクローン:ダイナミックディスクの場合、ディスククローンで直接ゴースト化することはできません。代わりに、システムクローンを実行してシステムボリュームをゴーストし、パーティションクローンを実行してデータボリュームをゴーストする必要があります。
異機種ハードウェア復元:システムを別のパソコンにゴーストする場合、「システムバックアップ」でシステムイメージを作成し、異機種ハードウェアに復元する時、「ユニバーサル復元」にチェックを入れてください。
ポータブル版の作成Tech版またはTech Plus版でサポート):ダウンロードやインストールなしで複数のPCでこれらの機能を使用するには、リムーバブルデバイスにAOMEI Backupperのポータブル版を作成することができます。

まとめ

ノートパソコンやデスクトップパソコンでハードディスクをSSDにゴーストするには、AOMEI Backupperのようなディスククローンソフトウェアを使用するのが最も簡単な解決策です。その強力なディスククローン機能で、大きいHDDを小さいSSDに、またはSSDを大きいSSDにゴーストすることができます。また、「SSD 4Kアライメント」の機能を利用して、ターゲットSSDの性能を向上させ、その寿命を延長させることができます。

クローンだけでなく、AOMEI Backupperのバックアップ機能を利用して、パーティション、OSまたはディスク全体をイメージすることができます。それを使って、システムイメージを新しいハードドライブ、またはセキュアブートで別のパソコンに転送することができます。ご興味があれば、ぜひダウンロードしてお試してみましょう~

Akira
Akira · この記事を書いた人
Akiraは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。