クローン後のSSDの未割り当て領域を結合する方法

クローン後のSSDに未割り当て領域が残ってしまいましたか?心配いりません。この記事では、クローン後のSSDの未割り当て領域を結合する方法を詳しく紹介します。ぜひご覧ください。

Yoyo

By Yoyo 最終更新日 2024年06月14日

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クローン後のSSDは未割り当て領域ができてしまった

先日、パソコンのHDDを新しいSSDにクローンしました。クローン作業自体はスムーズに進んだものの、クローン後のSSDを確認すると、未割り当て領域がかなりの部分を占めていることに気付きました。この未割り当て領域を活用したいと思い、どうすればこの領域を既存のパーティションに結合できるのか調べています。

仕事で使う大事なデータがSSDに保存されているため、効率よくSSDの全容量を利用することが重要です。また、技術的な詳細には詳しくないので、できるだけ簡単で安全な方法が知りたいです。どなたか、クローン後のSSDの未割り当て領域を結合する具体的な手順を教えていただけませんか?

未割り当て領域

このユーザーと同じような問題に直面している方も多いでしょう。未割り当て領域を既存のパーティションに結合する方法を探している方のために、今回はクローン後のSSDの未割り当て領域を簡単に結合する方法を詳しく紹介します。

なぜSSDが未割り当てになるのか?

SSDをクローンした後、未割り当て領域が発生することはよくあります。この現象は、さまざまな要因によって引き起こされます。以下では、なぜSSDに未割り当て領域が生じるのか、その主な原因について詳しく見ていきます。

  • ディスクサイズの違い:クローン元のHDDとクローン先のSSDの容量が異なる場合、特にSSDがHDDよりも大きい場合に未割り当て領域が発生することがあります。

  • クローンソフトウェアの設定:一部のソフトウェアでは、この機能を手動で有効にする必要があります。クローンソフトウェアの設定によっては、クローン後に自動的に未割り当て領域を既存のパーティションに結合しない場合があります。

  • パーティションのアラインメント:特定のクローンソフトウェアは、パーティションのアラインメントを最適化するために、未割り当て領域を意図的に作成することがあります。これにより、SSDの性能を最大限に引き出すことができますが、その結果として未割り当て領域が残ることになります。

クローン後のSSDの未割り当て領域を結合する方法

クローン作業後にSSDに残った未割り当て領域を活用するためには、この領域を既存のパーティションに結合する必要があります。以下では、Windowsのディスク管理ツールやサードパーティ製ソフトウェアを使用して、未割り当て領域を既存のパーティションに結合する具体的な手順を説明します。

方法1. Windowsのディスク管理ツールを使用する

1. デスクトップで「PC」アイコンを右クリックし、「管理」オプションを選択します。ポップアップしたウィンドウで、「記憶域」>「ディスクの管理」をクリックします。

ディスクの管理

2. 拡張したいパーティションを右クリックし、「ボリュームの拡張」を選択します。

ボリュームの拡張

3. その後、指示に従って「未割り当て」パーティションを結合します。

❌注意:

未割り当て領域が隣接している場合はこの方法を使用できます。もし2つのパーティションが隣接していない場合は、次の方法を検討してください。

方法2. サードパーティ製ソフトウェアAOMEI Partition Assistantを使用する

1. AOMEI Paritition Assistant Professionalの公式サイトからソフトウェアをダウンロードしてインストールし、起動します。

2. その2つの未割り当て領域の間にあるパーティション(ここでパーティションIを例とする)を右クリックし「パーティションを移動」を選びます。

パーティションを移動

3. パーティションの移動/サイズ変更画面で、パーティションIを一番右端または一番左端にドラッグし、「はい」をクリックしてこれらの2つの未割り当て領域を結合します。

パーティションを移動・リサイズ・結合

4. メインインターフェースに戻り、操作を確認し、「適用」をクリックしてデータ損失なしで2つの未割り当て領域を結合します。

2つの未割り当て領域を結合

おまけ:未割り当て領域が作成されるのを避けるためのクローン方法

未割り当て領域がクローン作業後に発生するのを防ぐためには、クローンを実行する際の設定や使用するソフトウェアの選択が重要です。ここでは、AOMEI Backupper Professionalを使用して、未割り当て領域が作成されるのを避けるためのディスククローン手順を詳しく説明します。

AOMEI Backupper Professionalは、使いやすいインターフェースと高度な機能で、多くのユーザーに支持されている信頼性の高いソフトウェアです。以下の手順に従って、効率的かつ安全にクローンを行いましょう。

1. AOMEI Backupper Professionalをダウンロードしてインストールし、起動します。

AOMEI Backupper

パソコン初心者でも簡単に使える

√ ディスククローンが実行可能
√ パーティションサイズが設定可能
√ 対応OS:Windows11、10、8.1/8、7、Vista、XP
√バックアップ&復元、同期、ディスク消去などの機能もサポート

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2. 「クローン」をクリックし、「ディスククローン」を選択します。

ディスククローン

3. 小容量ディスクをソースディスクとして選択して、「次へ」をクリックします。

ソースディスク

4. そして大容量のSSDをターゲットディスクとして選択して、「次へ」をクリックします。

ターゲットディスク

5. 未割り当て領域が作成されるのを防ぐために、「パーティションを編集」をクリックします。

パーティションを編集

  • パーティションのサイズを変更せずコピーパーティションのサイズを変更せず、クローン元もクローン先も全く同じです。

  • 各パーティションに未使用領域を追加ターゲットディスクの容量を最大限に活用するため、各パーティションのサイズをターゲットディスク全体に合わせて自動的に調整できます。

  • パーティションのサイズを手動で変更スクロールバーをドラッグすることによって、手動でパーティションのサイズを調整します。

⭐ここでは「各パーティションに未使用領域を追加」を選択してください。

6. 「SSD 4Kアライメント」を有効にして、ターゲットSSDのパフォーマンスを最適化できます。最後に、操作を確認し、問題がなければ「開始」をクリックします。

開始

🌟セクター単位のクローンこの機能を使用してソースディスクのすべてのセクターをクローンできます。ターゲットディスクはソースディスクと同じか、またはそれ以上のサイズである必要があります。※この機能は「パーティションを編集」と同時に使えません。

おわりに

この記事では、クローン後のSSDに残ってしまう未割り当て領域を結合する方法について詳しく説明しました。未割り当て領域を効率的に結合することで、SSDの容量を最大限に活用し、パフォーマンスを向上させることができます。

クローン作業を行う際には、事前の準備と適切なソフトウェアの選択が重要です。特に、AOMEI Backupper Professionalのような信頼性の高いクローンツールを使用することで、クローン作業後の未割り当て領域の発生を防ぐことができます。ぜひダウンロードして試してみてください~

Yoyo
Yoyo · この記事を書いた人
Yoyoは、AOMEI Technology会社の編集者としてパソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理、クラウドファイルの同期などの記事もたくさん持っています。情報技術とウェブ関連の分野に情熱を傾けつつ、ゲームも大好きです。新しいテクノロジーに常に興味津々で、読者に最新情報を提供することを心掛けています。