安全かつ効率!Surface Pro 3をWindows 11にアップグレードする方法

Windows 11が正式にリリースされた後、多くのSurface Pro 3ユーザーは、Windows 11にアップグレードしたいと思います。次ではSurface Pro 3をWindows 11に安全にアップグレード方法について紹介します。ぜひご覧ください!

Yoyo

By Yoyo 最後の更新 2023年09月06日

共有: instagram reddit

ユーザーケース:Surface Pro 3をWindows 11に安全にアップグレードしたい

 

サーフェスプロ3はWindows10を搭載していますが、ラグが多く、起動しないこともあるので、システムをアップグレードしたいと思っています。しかし、確認したところ、サーフェスプロ3はWindows 11に対応していないようです。パソコンには大切な写真やデータがたくさんあります。これらのファイルを失わず、安全にWindows 11にアップグレードできますか?ご存知の方、教えていただけませんか?ありがとうございます!

- Microsoftユーザーからの質問

Surface Pro3

上記のケースで述べたSurface Pro 3をWindows 11にアップグレードする必要がある方は、この記事を読み続けて解決方法を知ることができます。

Surface Pro 3をWindows 11にアップグレードできないのか?​​​​​​

マイクロソフトが発表したWindows 11のシステム要件は、Windows 10のそれよりも厳しいものです。残念ながら、Surface Pro 3をWindows 11にアップグレードすることも複雑です。とりあえず、Windows 11にアップグレードできるSurfaceモデルを見てみてください:

Surface Book Surface Laptop Surface Pro Surface Go Surface Studio Surface Hub
  • Surface Book 2 

  • Surface Book 3

  • Surface Laptop 2
  • Surface Laptop 3

  • Surface Laptop 4

  • Surface Laptop Go

  • Surface Pro 6

  • Surface Pro 7

  • Surface Pro 7+

  • Surface Pro X

Surface Go 2 Surface Studio 2 Surface Hub 2S

ご覧の通り、Surface Pro 3はWindow 11非対応機種で、Windows 11にアップグレードできません。しかし、Microsoftは、サポート対象外のコンピューターにWindows 11をアップグレードまたはインストールするための別途の解決策を提供するので、Surface Pro 3をWindows 11にアップグレードすることは可能です。

Windows 11にアップグレードする前に、まずパソコンが互換性があるかどうかを確認する必要があります。Microsoftの公式ツール「PC 正常性チェック」を使ってチェックすることをお勧めします。手順はとても簡単で、ダウンロードしてインストールした後、ツールを開き、「今すぐチェック」をクリックするだけです。その後、以下のような結果が表示されるかもしれません。

PC正常性チェック

Surface Pro 3のPC正常性チェックの結果から見ると、CPUが古いのでWindows 11へのアップグレード要件を満たしていません。このような場合に、TPM 2.0とセキュアブートを回避することでSurface Pro 3をWindows 11に安全にアップグレードできます。続けて読んでください!

⭐️Windows 11にアップグレードする前に重要なファイルをバックアップする

システムをアップグレードした後のデータの損失を防止するために、サーフェスプロ3をWindows 11にアップグレードする前にお使いのパソコンのデータをバックアップすることが重要です。信頼できる無料バックアップソフトウェア-AOMEI Backupper Standardは、この目標を簡単かつ安全に達成することができます。

★このソフトは以下のメリットがあります:
複数のバックアップ方式:このソフトはファイルバックアップに加え、パーティション/ディスク/クラウド/Outlook/システムをバックアップできます。
自動バックアップ:毎日/毎週/毎月の頻度でファイルバックアップの自動実行を設定できます。イベントトリガー/USB挿入の時ファイルを自動にバックアップすることも設定できます。
増分バックアップ:前回行われたバックアップから変更・追加されたファイルのみをバックアップし、変更されていないデータはバックアップされていません。
全てのWindows OSに対応:Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPなど全てのWindows OSに対応しています。
様々なストレージデバイスに対応:内蔵/外付けHDD/SSD、クラウドストレージ、NASデバイス、USBメモリなど、ほとんどのストレージデバイスにバックアップできます。

これから、次の手順に従い、AOMEI Backupper StandardでSurface Pro 3上のファイルをバックアップしましょう!下のボタンをクリックし、まずAOMEI Backupper Standardをダウンロードしてインストールします。

無料ダウンロード Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速

手順 1. AOMEI Backupper Standardを開き、「バックアップ」→「ファイルをバックアップ」をクリックします。需要に応じてほかのバックアップ方式を選択できます。

ファイルバックアップ

手順 2. 「ファイルを追加」または「フォルダを追加」をクリックし、バックアップしたいファイル/フォルダを選択します。

フォルダ/ファイルを追加

手順 3. 下のボックスをクリックし、バックアップの保存先を選択します。そして、「開始」をクリックし、ファイルのバックアップが始まります。

ファイルバックアップの保存先を選択する

📜ノート:
オプション:メール通知、暗号化、圧縮、バックアップの割合などを設定できます。
バックアップスキーム:フル(完全)バックアップ、増分バックアップ、差分バックアップ3つのバックアップモードを変更できます。また、定期的に古いバックアップイメージを自動に削除する機能を有効にして、十分な容量を確保できます(暗号化、差分バックアップとバックアップの自動削除はAOMEI Backupper Professionalで利用可能)。

Surface Pro 3をWindows 11にアップグレードする方法

ファイルをバックアップした後、以下ではSurface Pro 3をWindows 11にアップグレードすることを説明します。手順に従って操作しましょう!

準備:レジストリを変更する

手順 1. スタートメニューを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択し、「regedit」を入力して「OK」ボタンを押します。

ファイル名を指定して実行

レジストリエディターを開く

手順 2. 「レジストリ エディター」画面が表示されます。画面で次の順序でクリックします:HKEY_LOCAL_MACHINE→SYSTEM→Setup→MoSetup

そして右側の空白部分に右クリックし、「新規」→「DWORD(32 ビット) 値」をクリックします。

レジストリを追加する

手順 3. 次の名前をコピーします:

AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU

コピーした名前をこのボックスに貼り付けます。作成した名前をダブルクリックし、ポップアップしたウィンドウで「値のデータ」ボックスで「1」を入力して「OK」をクリックします。その後、サーフェスプロ3を再起動します。

名前を変更する

値のデータで1を入力する

方法1:Surface Pro 3にWindows 11を直接インストールする

初心者の方は、クリーンインストールよりも、Windows 10からWindows 11にアップグレードすることをお勧めします。つまり、Surface Pro 3にWindows 11を直接インストールします。注意すべき点は、現在お使いのWindows 10を最新バージョンにアップデートしていることを確認する必要があります。

ここでは2つの方式でSurface Pro 3にWindows 11を直接インストールできます:

🍎Windows 11のインストールアシスタントを使用する(時間かかる)

手順 1. Microsoftの公式サイトにアクセスし、「Windows 11インストールアシスタント」の「今すぐダウンロード」をクリックし、ツールをダウンロードします。

Windows 11ダウンロードする

手順 2. ダウンロードしたツールを開き、「同意してインストール」をクリックします。

ライセンス条項を同意する

手順 3. Windows 11へのインストールが始まるので、しばらく待ちます。インストールが完了した後、「今すぐ再起動」をクリックします。ここでWindows 11へのアップグレードを作成しました。

インストールが完了

🍎Windows 11イメージファイル(ISO)を使用する

手順 1. Microsoftの公式サイトで、「Windows 11 ディスク イメージ (ISO)をダウンロードする」の項目で「Windows 11(multi-edition ISO)」を選択し、「ダウンロード」をクリックします。

Windows 11イメージファイル(ISO)をダウンロード

手順 2. 「製品の言語の選択」が表示され、1つの言語を選択して「確認」をクリックします。その後「64-bit ダウンロード」をクリックしてWindows 11 ISOイメージファイルをダウンロードします。

製品の言語の選択

64-bit ダウンロード

手順 3. Windows 11 ISOファイルをダブルクリックし、そして「setup.exe」をダブルクリックします。

Window 11 ISOファイルをダブルクリック

手順 4. 「Windows 11セットアップ」画面が表示され、その指示に従ってWindows 11をインストールします。

Windows 11インストール

方法2:Surface Pro 3にWindows 11をクリーンインストールする

クリーンインストールとは、OSを新規にインストールする前に、インストール済みのソフトやアプリケーションなど完全に削除してから新規にインストールすることです。データ損失を防ぐために、あらかじめファイルをバックアップすることを忘れないでください。

Windows 11のクリーンインストールは高速ですが、新しいWindows 11のライセンスを購入しなければならなりません(Microsoft Storeで購入することができます)。

開始する前に8GBのUSBフラッシュドライブを用意します。

手順 1. まずWindows 11起動可能なUSBドライブを作成します。

ヒント:このプロセスには時間がかかり、USBドライブ上全てのデータが消去されることをご注意ください。

①USBドライブをパソコンに接続します。Microsoft公式サイトでWindows 11メディア作成ツールをダウンロードします。

Windows 11メディア作成ツール

②ダウンロードしたインストールメディア作成ツール「mediacreationtool.exe」ファイルを右クリックして「管理者として実行」をクリックします。

管理者として実行

③Windows 11のセットアップウィンドウが表示され、「同意する」をクリックします。

適用される通知とライセンス条項を同意する

④「別のPCのインストールメディアを作成する」を選択し、「次へ」をクリックします。

別のPCのインストールメディアを作成する

⑤デフォルトではこのPCのWindows環境に応じて言語とエディションを自動に選択されます。変更したい場合は「このPC`におすすめのオプションを使う」のチェックを外します。設定した後「次へ」をクリックします。

言語とエディションの選択

⑥「使用するメディアを選んでください」ウィンドウで「USB フラッシュ ドライブ」を選択し、「次へ」をクリックします。

USB フラッシュ ドライブを選択する

⑦接続したUSBを選択し、「次へ」をクリックします。そしてWindows 11のインストールメディアの作成が始まります。

USB フラッシュ ドライブを選択する

⑧プロセスが完了すると、Windows 11の起動可能なUSBドライブを作成しました。

手順 2. 作成したWindows 11の起動可能なUSBドライブをSurface Pro 3に接続します。Surface Pro 3は、この起動可能なドライブから起動するように設定する必要があります。

手順 3. USBドライブが最初の起動オプションになるように、UEFIで変更を行う必要があります。以下は方法です:

🌻Surface Pro 3をシャットダウンし、電源がオフになった後音量を上げるボタンを長押しします。

🌻そして音量を上げるボタンを押したまま、電源ボタンを押して離します。

🌻WindowsのロゴあるいはSurfaceのロゴが画面に表示されると、音量を上げるボタンを離します。

Surface UEFIに入る方法

そして「Surface UEFI」に入ります。

🌻「Configure Alternate System Boot Order」(代替システム ブート順の構成)を選択します。

🌻「USB->SSD」を選択します。

🌻「Exit Setup」(セットアップが終了)を選択します。

🌻「Yes」を選択して変更したブート順序を保存します。

代替システム ブート順の構成を選択します

SSDを選択する

手順 4. すると、Surface Pro 3を再起動します。「Windows セットアップ」の初期設定画面が表示されます。ここでインストールする言語、時刻と通貨の形式、キーボードまたは入力形式などを選択します。

Windows セットアップ

そして「次へ」をクリックし、セットアップの指示に従ってWindows 11のクリーンインストールを完成します:

①「今すぐインストール」をクリックします。

今すぐインストール

②ここでプロダクトキーを入力しないでください。なぜなら、デバイスなどの環境が整ってから再アクティブ化したほうが確実だからです。直接に「プロダクト キーがありません」をクリックします。

「プロダクト キーがありません」をクリックする

③インストールするオペレーティングシステム(ここでは「Windows 11 Home」)を選択し、「次へ」をクリックします。

インストールするオペレーティングシステムを選択する

④「適用される通知とライセンス条項」ウィンドウで「Microsoftソフトウェアライセンス条項に同意します。」をチェックし、「次へ」をクリックします。

⑤クリーンインストールなので「カスタム:Windows のみをインストールする」を選択します。

カスタムを選択する

⑥Windows 11をクリーンインストールする場所を選択します。「次へ」をクリックすると、Windows 11のクリーンインストールが開始されます。

Windows 11をクリーンインストールする場所を選択する

ここまで、 Windows 11メディア作成ツールを使用してWindows 11のクリーンインストールが完了します。その後、Windows 11インストールメディアをUSBドライブから取り外し、USBを通常の状態に戻すことができます。

まとめ

以上です!記事で紹介した方法に従ってSurface Pro 3をWindows 11に安全にアップグレードできます!Windows 11へのアップグレードにはデータ損失が発生する可能性があるので、アップグレードする前に、無料バックアップソフトウェアAOMEI Backupper Standardで重要なファイルのバックアップをお勧めします。

また、AOMEI Backupperはバックアップに加え、ディスククローン、復元、同期、ディスク消去などの機能を備えています。もし興味があれば、このソフトをダウンロードしてより高度な機能を体験しましょう!

Yoyo
Yoyo· 編集者
Yoyoは、AOMEI Technology会社の編集者としてパソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理、クラウドファイルの同期などの記事もたくさん持っています。情報技術とウェブ関連の分野に情熱を傾けつつ、ゲームも大好きです。新しいテクノロジーに常に興味津々で、読者に最新情報を提供することを心掛けています。