外付けHDDのエラー「パラメーターが間違っています」|四つの解決策
「パラメーターが間違っています」は、外付けHDD、USBフラッシュドライブ、及びSDカードにアクセスしようとすると時によく発生する問題です。今回は、その解決方法を紹介します。再びそのような問題がPCに生じたら、早めに対処しましょう。
問題:パラメーターが間違っています
「パラメーターが間違っています」は、外付けHDD、USBフラッシュドライブ、及びSDカードにアクセスしようとすると時によく発生する問題です。パラメーターが間違っているうちに、ディスクを開こうとすると、「場所が利用できません」、「ドライブにアクセスできません。パラメーターが間違っています。」というメッセージが表示されます。
ドライブにアクセスできなくなり、データもアクセスできなくなります。しかし、心配しないで、外付けHDDにアクセスできないエラーを修正する方法がいくつかあります。その方法を紹介する前に、エラーとなっている可能性のある原因について簡単に説明します。
外付けHDDでパラメーターが間違っている考えられる理由
パラメーターが正しくなく、ドライブにアクセスできません。様々な状況次第でエラーが発生する可能性があります。主な理由は下のとおり:
- 安全に行わなく、そのままに外付けHDDを取り外します。外付けHDDを無理に削除すると、パーティションのブートレコードが損傷したり破壊されたりする可能性があり、さらにパラメーターエラーとなります。毎回ハードウェアの安全な取り外しオプションを使用して外付けHDDを取り出すことを忘れないでください。
- USBポートに問題があります。USBポートはコンピューターと外付けHDDの間の架け橋であり、問題が発生すると外付けHDDを損傷する可能性があります。
- 外付けHDDに不良セクタがあります。1つの不良セクタがあってもドライブにアクセスできない可能性があります。
- ファイルシステムがうまくいきません。ファイルシステムは、パーティション上のデータを管理します。それが破損したら、ドライブを開けないかもしれません。
- ウイルスに感染されます。ウイルスの感染も外付けHDDに問題を引き起こす可能性があります。
外付けHDDでパラメーターエラーの解決方法
ここでは、Windows 11/10/8/7の外付けHDDで、パラメーターが正しくないことについての解決方法を説明します。
解決策 1. CHKDSKを実行します
CHKDSKは、Windowsに内蔵されているHDDのエラーチェックと修復ユーティリティです。これは、不良セクタ、失われたクラスター、ファイルシステムエラーなどに関するHDDの問題を解決するのに役立ちます。そのため、CHKDSKを実行して「ドライブにアクセスできません」という問題を解決することができます。
ステップ 1. 外付けHDDを接続してください。
ステップ 2. 検索ボックスに「スタート」をクリックして、「コマンドプロンプト」と入力し、「コマンドプロンプト」を右クリックしてから、「管理者として実行」を選択します。
ステップ 3. プロンプトでchkdsk F: /f /r(Fはアクセスできない外付けHDDのドライブ番号)を入力し、「Enter」を押してください。
プロセス確認が完了したら、コンピューターを再起動し、外部ハードウェアを接続します。外付けHDDにアクセスできない問題が解決されたかどうかを確認してください。そうでない場合は、他の方法を試してみることができます。
解決策 2. SFCスキャンを実行します
ファイルシステムがうまくいかないとき、パラメーターが間違っているというエラーが外付けHDDで発生する可能性があります。システムファイルチェッカー(SFC)は、システムをスキャンし、紛失したおよび破損したシステムファイルを修復するのに役立ちます。
ステップ 1. 検索バーに「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を右クリックして、「管理者として実行 」を選択してください。
ステップ 2. CMDウィンドウに「sfc /scannow」と入力して「Enter」を押してください。システムファイルに問題が見つかった場合は、Windowsインストールメディアにシステムの修復を依頼します。
解決策 3. ウイルスをチェックします
ウイルス感染により「パラメーターが間違っています」というエラーが発生する可能性があるため、ウイルス対策ソフトウェアを実行して外付けHDDをスキャンします。
解決策 4. 外付けHDDをフォーマットします
上記のすべての方法でまだ解決できない場合は、外付けHDDをフォーマットすることが最後の解決策です。フォーマットすると、外付けHDDからすべてのデータが削除されます。しかしパニックにならないでください。ドライブをフォーマットしても、新しいアイテムを追加しない限り、回復ソフトウェアで前のデータを回復することができて、フォーマットの前にドライブのバックアップを取ることもできます。
AOMEI Backupper Standardは、無料のPCバックアップソフトウェアで、アクセスできない外付けHDDがディスクの管理によって検出される限り、外付けHDDのバックアップに役立ちます。HDDのイメージを作成するか、ドライブのクローンを作成するかを選択できます。
次に、AOMEI Backupper Standardを使って外付けHDDをバックアップする方法をご紹介します。コピーを作成する場合は、この外付けHDDをクローンするに関するガイドを参考して情報を手に入れてください。
ステップ 1. 外付けHDDを接続してください。AOMEI Backupper Standardをダウンロード、インストール、起動の順に従って操作してください。
ステップ 2. 「バックアップ」をクリックし、「ディスクバックアップ」を選択してください。
ステップ 3. 「ディスクを追加」をクリックして外付けHDDを選択してください。
ステップ 4. バックアップイメージを保存するためにターゲットパスを選択してください。
- バックアップの前に、スケジュール、スキーム、およびオプションに関するいくつかの詳細があります。(一部の機能は、AOMEI Backupper Professionalにアップグレードする必要があります。)
- オプションには、バックアップタスクに関するコメント、バックアップファイルの暗号化、分割、圧縮、電子メールまたはSMS通知の有効化、VSSの使用などを行うことができます。
- スケジュールには、ディリー、ウィークリー、マンスリー、イベントトリガー、USB挿入の5つのモードとフルバックアップ、増分バックアップ、差分バックアップの3つのバックアップタイプがあります。
- スキームには、バックアップディスクがいっぱいになるエラーを回避するために、指定した数を超えるバックアップが保持されている間、古いバックアップイメージを自動的に削除する機能です。
ステップ 5. 操作を確認し、「開始」をクリックしてください。
バックアップ処理し上がったら、「完了」をクリックしてから終了します。その後、以下の手順に従って外付けHDDをフォーマットしてください。
ステップ 1. ドライブをコンピューターに接続してください。
ステップ 2. 「コンピューター」を右クリックし、「管理」、「ディスク管理」の順に選択してください
ステップ 3. ドライブを右クリックして「フォーマット」を選択し、「はい」をクリックしてください。
ステップ 4. ボリュームレベル、ファイルシステムフォーマットを設定し、フォーマットを実行するオプションを選択し、「開始」をクリックして確定してください。
結論
Windows 10で外付けHDDの「パラメーターが間違っています」エラーは、コンピューターの日常使用で広く議論されている問題です。ただし、適切な修復方法を見つければ、それほど心配する必要はありません。
AOMEI Backupperを使用して、ディスクバックアップを実行するだけでなく、ディスククローン、ディスクの安全消去、システムクローン(有料版のみ)などもサポートします。ご興味があれば、ぜひダウンロードしてお試してみましょう~