解決済み:TOSHIBA dynabookブートメニューが起動しない

TOSHIBA dynabookでブートメニューを起動できません?この記事では、この場合の対処法を3つ紹介します。また、Windows 8/10/11での起動方法がWindows 7およびその前のシステムと違うので、新しい起動方法も紹介します。Windows 8/10/11を実行しているユーザーは、まずこれらの方法を使ってブートメニューを起動してみるのをお勧めします。

Machi

By Machi 最後の更新 2023年02月07日

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ユーザー事例:TOSHIBA dynabookのブートメニューが起動しない

 

先日、TOSHIBA dynabookで修復ディスクとリカバリーUSBを作成したのですが、テストした結果、どちらもブートメニューからパソコンを起動することができません。これはなぜでしょうか?同じことを経験した方がいませんか?

 

TOSHIBA dynabookブートメニューが起動しない

なぜTOSHIBA dynabookでブートメニューが起動しないのか?

一部のTOSHIBA dynabookのユーザーからは、ブートメニューが起動しない、ブートメニューがフリーズして終了できないと報告されています。この2つの問題は、一般的に以下のような理由によるものです。

割り当てが変更されたキーは、起動プロセスを妨害します。
間違ったBIOS起動キーまたはブートメニュー起動キーを使っています。一般的に、Windows 7では、BIOSに入るため、「F2」キーをを押し、ブートメニューに入るため、「F12」キーを押します。Windows 8や新しいシステムには、異なる場合があります。そして、一部のTOSHIBA dynabookはHWSetupのようなハードウェアユーティリティを使用しています。
休止状態からPCを再開します。休止状態では、BIOSは「<F12>キー:起動メニュー/<F2>キー:BIOSセットアップ」画面をスキップします。また、Windows 8、10、11の高速スタートアップも休止状態の一種です。

Windows 11/10/8のTOSHIBA dynabookでブートメニューを起動する方法

Windows 7では起動画面にプロンプトが表示されていれば、「F2」や「F12」キーでBIOSやブートメニューにアクセスすることができます。しかし、Windows 8またはそれ以降のシステムを使用している場合、これらのキーを押しても動作しない場合があります。TOSHIBA dynabookでブートメニューを起動するには、次の方法を使ってみてください。

#1. TOSHIBA dynabookが正常に起動する場合

ステップ 1. パソコンを正常に起動します。「Windows」+「I」キーを押して、「設定」を開きます。「更新とセキュリティ」→「回復」タブに移動します。

ステップ 2. 「PCの起動をカスタマイズする」項目にある「今すぐ再起動」ボタンをクリックします。

今すぐ再起動

ステップ 3. PCがブートメニューから再起動されます。

#2. TOSHIBA dynabookが起動できない場合

ステップ 1. 「Shift」キーを押しながら、電源ボタンを押してPCをシャットダウンします。

電源ボタンを押す

ステップ 2. 一般的に、PCを休止状態にするだけです。そのため、その後、PCを再起動し、ブートメニュー画面が表示されるまで「F12」キーを連打する必要があります。

TOSHIBA dynabookでブートメニューが起動しない問題を修正する方法

TOSHIBA dynabookでBIOSメニューを起動できない問題を修正する前に、次の2つの簡単な操作を試してみてください。

すべての外部デバイスを抜いて、もう一度起動します。
コンピュータを完全にシャットダウンして、もう一度試してください。ACアダプターを抜き、バッテリーを取り外して、電源ボタンを30秒間長押しします。その後、15~20分以上放置し、ACアダプターのみを挿します。

この2つの方法でもうまくいかない場合は、お客様の状況に応じて以下の方法をお試しください。

対処法1:HWSetupツールで設定する

Sharpkeysなどのソフトでキーの割り当てを変更したことがある場合、起動に支障をきたすことがあります。まずその変更をリセットして、もう一度試してみる必要があります。

ステップ 1. 「Windows」+「S」キーを押して検索バーを開きます。「Sharpkeys」を検索し、検索結果から「Sharpkeys」を選択して開きます。Sharpkeysが開いたら、「Add(追加)」ボタンをクリックします。

Add

ステップ 2. 「Map this key(このキーの割り当てを変更)」で割り当てが変更されたキーを選択し、横のボックスで「Turn Key Off (00_00)(変更を取り消す)」を選択し、「OK」をクリックします。

OK

ステップ 3. 「Write to Registry(レジストリに書き込む)」ボタンをクリックします。

対処法2:高速スタートアップを無効にする

コンピュータが休止状態から再開すると、「<F12>キー:起動メニュー/<F2>キー:BIOSセットアップ」画面がスキップされ、最終的にブートメニューが起動しない結果となります。

高速スタートアップ機能は、Windows 8およびそれ以降のシステムでの休止状態の形態の1つであることに注意してください。そのため、HWSetup、スタート、またはBIOSから高速スタートアップを無効にする必要があります。

◎ 電源オプションから:

ステップ 1. 「Windows」+「S」キーを押して検索バーを開きます。「電源とスリープの設定」と入力し、検索結果から「電源とスリープの設定」を選択します。「電源の追加設定」をクリックして「電源オプション」を開きます。

ステップ 2. 「電源ボタンの動作を選択する」→「現在利用可能ではない設定を変更します」を選択します。

現在利用可能ではない設定を変更します

ステップ 3. 「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外し、「変更の保存」ボタンをクリックします。

チェックを外す

◎ BIOSから:

ステップ 1. 「F2」キーを押しながら、PCの電源を入れます。

ステップ 2. 矢印キーで「Advanced」タブに移動し、「Boot Speed」を「Fast」から「Normal」に変更します。

Boot Speed

ステップ 3. 「F10」キーを押して変更を保存し、再起動します。

◎ HWSetupから:

ステップ 1. 「Windows」+「S」キーを押して検索バーを開きます。「HWSetup」を検索して、検索結果から選択し、開きます。

ステップ 2. 「Boot Settings」タブをクリックし、「Boot Speed」セクションに「Normal」を選択します。そして、「OK」をクリックして変更を保存します。

Normal

HWSetupツールは、すべての東芝製コンピュータに搭載されているわけではありません。見つからない場合は、東芝のサポートサイトにアクセスし、シリアル番号を入力して、お使いのマシンに対応したものをダウンロードしてください。
Windows 7版のHWSetupは、Windows 10でまだ動作します。
また、一部のユーザーから、パソコンが正常にシャットダウンしないとの報告があります。その場合は、「スタート」アイコン→「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」→「詳細オプション」を順に選択し、「サインイン情報を利用してデバイスのセットアップを自動的に完了し、更新または再起動後にアプリを再び開くことができるようにします。」のスイッチをオフにしてください。

サインインオプション

対処法3:0キーを使用する

TOSHIBA dynabookを工場出荷時にリセットしたい場合は、直接「0」キーを使用して東芝リカバリウィザードにアクセスすることができます。

ステップ 1. 電源ボタンを10~30秒間押し続けて、パソコンをシャットダウンします。

ステップ 2. 「0」キーを押しながら、電源ボタンを押します。

0キー

ステップ 3. パソコンがビープ音を発し始めたら0キーを離します。東芝リカバリーウィザードが表示されます。

USBからTOSHIBA dynabookを起動するためのより高度な方法

上記の方法以外、TOSHIBA dynabookのリカバリーUSBを作成してみることもできます。

この場合、AOMEI Backupper Standardというブータブルメディア作成ツールの使用をお勧めします。このソフトによって、TOSHIBA dynabookを含む全メーカー製のPCおよび、全Windows PC OS(Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP)に対応しているリカバリーUSBを作成することができます。また、その「ブータブルメディアの作成」機能は次のようなメリットがあります:

CD/DVD、USBブートデバイス、ISOファイルの3種類のブートメディアの作成をサポートしています。
作成されたブータブルメディアがMBR/Legacy BIOSとGPT/UEFIに対応しています。

次に、このフリーソフトを使用してリカバリーUSBを作成する方法をご案内します。開始する前に、まずAOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールします。

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▶ 注意:AOMEI BackupperのブータブルUSBは主にPCが正常に起動しない場合、AOMEI Backupperによって作成されたバックアップを復元することに使用されています。したがって、ブータブルUSBを作成した後、AOMEI Backupperでお使いのPCのシステムバックアップまたはディスクバックアップを作成する必要があります。システムクラッシュなどによるデータ損失を回避するために、そのバックアップをNASデバイスや外付けHDDなど内蔵ディスク以外の場所に保存してください。

ステップ 1. リカバリーUSBを作成するためのUSBメモリをTOSHIBA dynabookに接続し、パソコンに検出できることを確認します。AOMEI Backupperを開きます。「ツール」タブ→「ブータブルメディアの作成」をクリックします。

ブータブルメディアの作成

▶ 注意:ブータブルメディアを作成すると、そのUSBドライブに元にあるすべてのデータが上書きされるので、データの損失を避けるために、事前に重要なファイルをバックアップしておいてください。

ステップ 2. 「Windows PE」を選択し、「次へ」をクリックします。

Windows PE

ステップ 3. 「USBブートデバイス」を選択し、「次へ」をクリックします。

USBブートデバイス

作成が完了すると、このPCのブートファイルのコピーを持って、そこからAOMEI Backupperにアクセスすることができるようになります。パソコンが遅くなったり、システムクラッシュなどによって正常に起動できなかったりした場合、このリカバリーUSBを使用してPCをAOMEI Backupperから起動させて、ディスクイメージまたはシステムイメージを復元し、PCを以前の正常な状態に戻すことができます。

他のブート機能:
回復環境:この機能によって、AOMEI Backupperをブートメニューに追加することができます。追加されると、PCを起動するたびに、特定のキーを押して、このソフトウェアに直接アクセスすることができます。ブータブルメディアが必要ありません。*Professional版へアップグレードすると、利用可能です。
AOMEI PXEブートツール:この機能で、同じネットワーク上の複数のコンピュータを起動させることができます。*Workstation版へアップグレードすると、利用可能です。

まとめ

TOSHIBA dynabookブートメニューが起動しないのは、原因さえ見つかれば簡単に解決できます。この記事では、対応する3つの解決策を紹介しました。Windows 8/10/11を使用している場合、まずブートメニューを開くための新しい方法を試すことをお勧めします。

そのほか、AOMEI Backupper StandardでTOSHIBA dynabookのリカバリーUSBを作成し、そこから起動することもできます。このソフトによって作成されたリカバリーUSBは、BIOSまたはUEFIモードに対応し、全メーカー製/全バージョンのWindows OSを実行しているPCを起動させることができます。今すぐダウンロード、作成しましょう!

Machi
Machi· 編集者
Technology会社の編集者としてAOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、映画、音楽、色々なことに趣味があります。