ノートPCとデスクトップPC間でファイルを転送する方法
Windows 11/10/8/7をインストールしたノートPCとデスクトップPC間でファイルをどのように転送しますか?実は正しい方法を見つけたら、それはかなり簡単です。フリーソフトAOMEI Backupper Standardを使用してこのタスクを簡単に完成できます。
なぜノートパソコンのデータをデスクトップに転送する?
自宅、職場などで業務を処理する場合、デスクトップを利用するのは一般的ですね。しかし、デスクトップは携帯不可能なので、もし自宅、職場の近くにいない場合、急ぎの業務があったら、すぐに処理できません。だから、急ぎの仕事をもっと効率的に処理するとか、パソコンをどこでも利用するためには、基本的にはノートパソコンを買います。
ノートパソコンを買ったら、重要なデータ、プログラムなどをデスクトップから移行したら、ノートパソコンはすぐに役に立つことができます。しかし、パソコン初心者に対して、数多くのファイルを転送するのは難しそうなことだと思われています。USBメモリなどの外付けHDDを使って、ファイルのコピー/貼り付けで転送することに他なりません。これは本当に手間がかかる仕事ですし、一旦データの量が多すぎると、USBメモリの容量が足りなくなったり、移行プロセスが中断されたりすることもよくあります。しかも、このように、ストレージデバイス経由でファイルを移行する場合、途中で何か不具合が起きたら、データがなくなる可能性があります。
それでは、どうしたらPC(デスクトップ)からノートパソコンへファイルを高速に転送できますか?この記事では、無料なデータ転送ソフトという専門ツール及び転送方法を皆さんに紹介していきたいと思います。
Windowsでのファイル転送の2つの状況
ファイルの転送には、1回だけ転送する場合と、定期的に転送する場合の2つの状況が考えられます。
1回だけファイルを転送する
一度ファイルをデスクトップPCからノートPCに転送しようとする場合、十分な容量のあるメモリースティック、USBフラッシュドライブまたは他のリムーバブルHDDをミディアムとして使用します。この方法は複雑な操作なしで時間を節約します。ファイルをデスクトップからノートに転送することを例とします。まずデスクトップにリムーバブルデバイスを接続して転送したいファイルをリムーバブルデバイスにドラッグします。そしてこのデバイスを切断します。次は、満たされたデバイスをノートに接続してこれらのファイルをノートにドラッグします。あるいは、最初古いパソコンのファイルをバックアップしてリムーバブルストレージデバイスに保存、そしてそれを新しいパソコンに復元できます。
ファイルを定期的に転送する
ファイルを定期的に転送するために、ネットワークの助けを必要とするかもしれません。ルーターまたはハブを使用してLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)を作成できます。カテゴリー5ケーブルを使用して両方のパソコンをハブに接続します。
そして、右クリックして「共有」を選択して、デスクトップ上のすべてのドライブを共有します(ウィザードに従ってすべてのセキュリティ対策を設定し、「OK」をクリックします)。そしてノートPCのマイネットワークに移動して「ワークグループのコンピュータを表示する」を選択します。その後、デスクトップからのすべてのドライブは表示されます。残されたのはファイルをクリックしてノートPC上のドライブにドラッグすることです。
PC間でファイルを転送する他の方法はWindows転送ツール(WET)アプリケーションを使用することです。
ノートパソコンからデスクトップへのファイル転送方法
以下は、ノートパソコンのデータをデスクトップに転送する方法について説明します。一つずつを確認してください。
クラウドストレージでファイルを転送(遠隔操作)
OneDrive、Google Drive、Dropboxなどのクラウドストレージのおかげで、PC間でファイルを簡単にコピーできるようになりました。さらに嬉しいことに、数ギガバイトのオンラインストレージを無料で手に入れることができるのです。OneDriveを例にとってみましょう。OneDriveを使ってノートパソコンとデスクトップ間でファイルを共有する方法をステップバイステップで見てみましょう。
1. 2台のコンピュータにOneDriveデスクトップアプリケーションをインストールします。1.2台のコンピュータにOneDriveデスクトップアプリケーションをインストールします。
2. ファイルを転送したいコンピュータで、タスクバーの検索ボックスに「OneDrive」を入力し、検索結果のリストから選択します。
3. Microsoftアカウントでサインインし、ウィザードに従ってOneDriveのセットアップを完了します。
4. ファイルエクスプローラを開き、左パネルから「OneDrive」をクリックします。OneDriveのフォルダが表示されます。そして、このコンピュータから転送したいファイルをフォルダにドラッグします。
5. もう一台のコンピュータで、OneDriveアプリを開き、同じアカウントにログインします。
6. アプリは、2台目のデバイスのOneDriveフォルダにファイルを自動的に同期します。必要に応じて、コンピュータの新しい場所にファイルをコピーしてください。
Windows転送ツールでファイルを転送
ここではWindows 7を例とします。2つのパソコンを接続できるUSBケーブルを準備する必要もあります。
1. USBケーブルで2つのパソコンを接続します。ソースパソコンで実行ボックスに「Windows転送ツール」を入力してWindows転送ツールを開きます。検索結果のリストからWindows転送ツールを選択します。そして、「Windows転送ツールへようこそ」画面が表示されます。「次へ」をクリックして「ネットワーク」→「これは今までのコンピューターです」を選択します。「Windows転送ツールキー」を注意します。このパソコンをそのまま放置します。
2. 転送先のコンピューターで作業を行ないます。前のステップを繰り返します。そして「これは新しいコンピューターです」を選択します。「今までのコンピューターでWindows 7を実行しています」を選択します。今「Windows転送ツールキー」を入力して「次へ」をクリックします。
3. ネットワークが接続されることは表示されます。それは数分が掛かって転送できる内容を確認します。その後何を転送したいかを選択できます。
この方法はちょっと複雑ですが、有効な方法です。しかし、このWindows転送ツールは新しいOS、Windows 10/11をサポートしません。この点にちょっと困ります。またそれはファイルを64 bit OSから32 bit OSに転送できません。
AOMEI Backupperでファイルを転送
幸いなことに、フリーソフトのAOMEI Backupper Standardを使えば、このプロセスを簡単に行うことができます。このフリーソフトはWindows 11/10/8/7とWindows XP/Vistaをサポートしています。同期機能により、数クリックでノートパソコンからデスクトップにファイルを同期することができます。AOMEI Backupper Standardをダウンロードして、試してみてください。
1. AOMEI Backupper Standardを起動します。「同期」をクリックして「ベーシック同期」(デフォルトでは、新しく追加&更新されたファイルのみ同期される)を選択します。
※AOMEI Backupper Professionalにアップグレードした後、必要に応じて「ミラー同期」(同期先のフォルダは常に同期元のフォルダと同じファイルを保持する)または「リアルタイム同期」(如何なる削除/追加/変更操作は同期元のフォルダから同期先のフォルダへ同期される)を選択することも可能です。
2. 「フォルダを追加」をクリックして転送したいフォルダを追加します。
3. 同期先のパスを選択します。ここでは「ネットワーク共有またはNASを選択」→「ネットワーク場所を追加」を選択できます。そしてIPアドレスを入力して「はい」をクリックします。
4. 「スケジュール」をクリックし、デイリー、ウィークリー、マンスリー、イベントトリガー、USB挿入のスケジュール同期を設定できます。そして「開始」をクリックします。
最後、新しいパソコンからネットワーク共有フォルダのファイルにアクセスします。
- ノート:
- *ファイル/フォルダをCD-ROM/DVD/Blue-Rayに同期できません。
- *パーティションの制限なので、4GBを超える単一ファイルをFAT/FAT32に同期できません。
- *現在、ファイル同期は双方向同期をサポートしません。
補足:AOMEI Backupperの「システムクローン」機能でノートPCとデスクトップPC間でデータをより簡単に転送できます:
1. 外付けHDDをストレージデバイスとしてノートPCに接続します。AOMEI Backupper Professionalを起動し、「クローン」の「システムクローン」をクリックします。
2. 外付けHDDを宛先パスとして選択します。デフォルトでは、AOMEIはシステムパーティションとブート関連パーティションを選択するため、手動で選択する必要はありません。
3. 操作概要画面が表示されます。それを確認し、問題なければ「開始」をクリックしてシステムクローンを実行します。
クローンを作成した後、クローンを作成したHDDをデスクトップにインストールし、BIOSで起動順序を変更する必要があります。次に、クローンディスクからコンピューターを起動し、正常に起動するかどうかを確認します。
- ヒント:
- 「セクター単位のクローン」オプションをクリックすると、それが使用されたか否かに関係なく、システムパーティションのすべてのセクタをコピーします。
- クローン先のディスクがSSDである場合、「SSD 4Kアラインメント」オプションを選択してSSDのパフォーマンスを最適化してください。
- 「パーティションを編集」を利用して、すべてのパーティションに未使用のスペースを追加するのに役立ちます。または、パーティションのサイズを手動で調整することもできます。
まとめ
要するに、このフリーソフトは手動で操作することが少なくてノートPCとデスクトップPC間でファイルを定期的に転送できます。また、AOMEI BackupperもクラウドストレージAOMEI Cloudを提供しています。その「クラウドバックアップ」機能で、ファイル/フォルダをAOMEI Cloudにバックアップできます。バックアップは同期と違い、バックアップするファイル/フォルダの異なるバージョンを保持しています。このため、ファイル/フォルダをある日に編集する前の状態に戻したいなら、バックアップが役立ちます。AOMEI Cloud(1TB)は、15日間無料試用可能で、ぜひ使ってみてください。
もしあなたが会社で無制限のコンピュータを保護したい場合、AOMEI Backupper Technicianを選択することができます。また、ポータブル同期ソフトウェアを作成することができ、どのコンピュータでもファイルを同期することができます。