[windows 11/10]OneDriveの同期を解除する方法7つ-一時的/永続的
OneDriveは、ファイルをクラウドに同期するためのMicrosoftのクラウドサービスです。しかし、一部のユーザーはOneDriveの同期を解除したいかもしれません。この記事から、OneDriveの同期を解除する4つの方法を学べます。データ損失を回避するには、あらかじめファイルのバックアップを作成することを忘れないでくださいね。
PC2台のOneDrive同期を解除できなくて困っています。
作業用ノートPCとゲーミングPCの2台を持っています。ノートPCはMicrosoftアカウントにログインしていて、ゲーミングPCは無駄な容量を使いたくないのでMicrosoftの同期を解除しています。ですが、ノートPCでファイルをダウンロードすると、ゲーミングPCのデスクトップにも出てきます。また、ノートPCのスクショとデスクトップのスクショも同じディレクトリに入ってしまいます。スクショも別々で保存したいです。OneDriveが関係しているのはわかるのですが、自力では解決できないのでよろしくお願いします。
- YAHOO!知恵袋からの質問
OneDriveは、Microsoftが提供するクラウドストレージサービスです。ユーザーは、OneDriveにファイルや写真、ビデオなどをアップロードして保存し、他のデバイスからアクセスしたり、他のユーザーと共有したりすることができます。
また、Microsoft Officeアプリケーションとの統合が強く、OneDriveに保存されたファイルを直接Officeアプリケーションで編集することができます。
OneDriveは5GBのストレージスペースを無料で提供し、追加の容量を購入するか、Microsoft 365 Personalを購入することで、容量を100GB、1TB、6TBに増やすことができます。
しかし、時々データのバックアップを求めるポップアップが表示されたり、インターネットやPCの速度が遅くなったりすることがあるのが欠点です。そのため、OneDriveは必要ないと考え、OneDriveの同期を解除したいユーザーもいます。この記事では、Windows 11/11でOneDriveの同期を一時的または永久に解除する方法をご紹介します。興味のある方、読み進めてください。
Windows 11/10でOneDriveの同期を解除する方法
このパートでは、PCからOneDriveの同期を一時的または永久に解除する方法について説明します。自分の状況に合った方法を選ぶことができます。
1. Windows 11/10でOneDriveの同期を一時停止する
OneDriveを永久に無効にするのではなく、しばらくの間、同期プロセスを一時停止したい場合があります。OneDriveでは、バックグラウンドの同期プロセス(アップロードとダウンロードを含む)を2時間、8時間、24時間、一時停止することができます。詳細については、読み続けてください。
ステップ 1. タスクバーの右側にある「OneDrive」アイコンを右クリックします。時々、「OneDrive」を表示するには、「^」アイコンをクリックする必要があります。
ステップ 2. 次に、OneDriveのウィンドウから「その他」をクリックします。そして、「同期の一時停止」をクリックし、同期を無効にする期間を選択します。
2. Windows 11/10でOneDriveから特定のフォルダの同期を解除する
このパートでは、パソコンに保存されているすべてのファイルやフォルダの同期を無効にするのではなく、特定のフォルダの同期を解除する方法をご紹介します。
ステップ 1. タスクバーから「OneDrive」アイコンをクリックします。
ステップ 2. 次に「その他」ボタンをクリックし、表示されたメニューから「設定」を選択します。
ステップ 3. OneDriveの設定画面で、「アカウント」タブを開き、「フォルダーの選択」ボタンをクリックします。
ステップ 4. すると、現在OneDriveがクラウドに同期しているすべてのフォルダーが表示されます。同期したくないフォルダのチェックを外し、「OK」をクリックします。すべてのフォルダのチェックを外すと、すべてのフォルダの同期を解除することができます。
3. Windows 11/10でOneDriveを無効にして同期を解除する(4つの方法)
OneDriveの同期を解除したい場合、アンインストールする必要はありません。次の方法に従って、サービスを無効にすればよいです。今後使用したい場合、いつでも有効にします。
#1. Windowsの設定でOneDriveをスタートアップから無効にする
Windowsの設定でスタートアップアプリの一覧からOneDriveを無効にすることで、Windows起動時にOneDriveが自動的に起動するのを防ぐことができます。
ステップ 1. 「Win」+「I」キーを同時に押して、「Windowsの設定」を開きます。
ステップ 2. 「Windowsの設定」で「アプリ」をクリックします。
ステップ 3. 「スタートアップ」タブをクリックし、スタートアップアプリのリストにある「Microsoft OneDrive」オプションの横にあるスイッチをオフにします。
#2. タスクマネージャーでOneDriveをスタートアップから無効にする
スタートアップアプリからOneDriveを無効にするもう一つの方法は、タスクマネージャーを使用することです。
ステップ 1. 「Ctrl」+「Shift」+「Esc」キーを一緒に押して、「タスクマネージャー」を開きます。
ステップ 2. そして、「タスクマネージャー」ウィンドウで「スタートアップ」タブをクリックします。スタートアップアプリの一覧から「Microsoft OneDrive」を右クリックし、「無効化」を選択します。または「Microsoft OneDrive」をクリックし、ウィンドウ右下の「無効にする」ボタンをクリックします。
これで、OneDriveの同期をスタートアップから解除します。これ以降、OneDriveは手動で起動したときのみ実行されます。
#3. ローカルグループポリシーエディターでOneDriveを無効にする
コンピュータの多くの重要な設定を変更できるグループポリシーエディターを使用して、OneDriveの同期を解除することもできます。GPEでOneDriveを無効にするには、次の手順に従います。
ステップ 1. 検索ボックスで「gpedit」と入力して、検索結果から「グループポリシーの編集」をクリックします。
ステップ 2. 「ローカルグループポリシーエディター」で、次の場所に移動します。
☛ コンピュータの構成→管理用テンプレート→Windowsコンポーネント→OneDrive
ステップ 3. 次に、右ペインから「OneDriveをファイル記憶域として使用できないようにする」をダブルクリックするか、右クリックして「編集」を選択します。
ステップ 4. 次に、「有効」を選択し、「適用」→「OK」をクリックします。
これで、OneDriveが無効になります。
#4. レジストリエディターでOneDriveを無効にする
Windows 11/10でOneDriveの同期を解除するには、レジストリエディターから行うこともできます。
ステップ 1. 「Win」+「R」キーを押して、「regedit」と入力し、「Enter」キーを押して、「レジストリエディター」を開きます。
ステップ 2. 次に、以下の場所に移動するか、アドレスバーに以下のパスをコピーして貼り付け、「Enter」キーを押します。
☛ Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\OneDrive
ステップ 3. 「DisableFileSyncNGSC」というDWORDをダブルクリックし、「値のデータ」を「1」に変更し、「OK」をクリックし、設定を保存します。
◎ レジストリエディターに「DisableFileSyncNGSC」DWORDまたは「OneDrive」フォルダがない場合はどうすればよいでしょうか?
上記で指定した場所に「DisableFileSyncNGSC」DWORDまたは「OneDrive」フォルダが見つからない場合は、新しいフォルダーとDWORDを作成して値のデータを変更する必要があります。詳細については、読み続けてください。
ステップ 1. 上記のパスに従って「Windows」フォルダに移動して右クリックし、「新規」→「キー」の順で選択します。
ステップ 2. そして、そのフォルダ(Key)の名前を「OneDrive」に変更します。
ステップ 3. 次に、「OneDrive」フォルダを右クリックし、「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選択します。
ステップ 4. これにより、「NewValue #1」という名前の新しいDWORD値が作成されます。右クリックし、「名前の変更」を選択して、名前を「DisableFileSyncNGSC」に変更します。そして、ダブルクリックし、「値のデータ」を「1」に変更し、「OK」をクリックします。
終了後、システムを再起動すると変更が適用されます。OneDriveを再び有効にしたい場合は、「DisableFileSyncNGSC」の値を0に変更すればよいです。
4. Windows 11/10でOneDriveのリンクを解除する
OneDriveアカウントのリンクを解除すると、PCはクラウドとのデータの同期を停止します。すでに同期されているファイルやデータを失うことはありません。同時に、OneDriveアプリまたはOneDrive.comに再ログインすることで、更新および同期されたファイルにいつでもアクセスできます。では、OneDriveのリンクを解除する方法は?読み続けましょう。
ステップ 1. タスクバーから「OneDrive」アイコンをクリックし、「その他」→「設定」を選択し、「設定」ウィンドウを開きます。
ステップ 2. 「設定」ウィンドウで、「アカウント」タブ→「このPCのリンク解除」をクリックします。
ステップ 3. その後、確認ポップアップウインドウが表示され、「アカウントのリンク解除」をクリックします。
これで、クラウドとのファイルの同期が停止されます。
おまけ:データ損失を防ぐために重要なファイルをバックアップする
上記の7つの方法は、OneDriveの同期を解除するのに役立ちます。しかし、Windowsの設定を変更するときにファイルを失わないために、事前にバックアップしておいたほうがいいです。
ここで、Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP向けのバックアップフリーソフト-AOMEI Backupper Standardをお勧めします。このソフトは様々な機能を備えていて、操作も簡単です。数回のクリックだけで、ファイルをバックアップできます。下記のダウンロードボタンをクリックして、インストールしましょう。
パソコン内のファイルをバックアップするには、このソフトを起動してから、「バックアップ」→「ファイルバックアップ」をクリックします。すると、バックアップするファイルやフォルダ、バックアップ先を選択します。すべての設定が終了したら、「開始」をクリックします。
また、AOMEI Backupperもクラウドストレージ-AOMEI Cloudを提供しています。「クラウドバックアップ」機能を使用して、ファイル/フォルダをAOMEI Cloudにバックアップできます。元のファイル/フォルダが紛失・破損した場合、AOMEI Cloudからデータを復元することで、簡単に取り戻すことができます。AOMEI Cloud(1TB)は、15日間無料試用可能で、ぜひ使ってみてください。
◎ その他のバックアップ機能:
☛ スケジュール:自動バックアップを設定できます。これにより、データを継続的に守り、変更を見逃すことがなくなります。毎日/毎週/毎月/イベントトリガー(システム起動/シャットダウン、サインイン/サインアウト)/USB挿入の5つのモードをサポートしているので、ニーズに応じて選択することができます。
☛ バックアップスキーム:フルバックアップ、前回のバックアップから変更があった部分のみバックアップする「増分バックアップ」と、最初のフルバックアップから変更があった部分のみバックアップする「差分バックアップ」に対応しています。また、バックアップの保存先の容量を節約するために、古いバージョンのバックアップの自動削除を有効にすることができます(差分バックアップとバックアップの自動削除はAOMEI Backupper Professionalで利用可能)。
OneDriveの同期に関するよくある質問
このセクションでは、OneDriveの同期に関するよくある質問にお答えします。興味のある方、読み進めてチェックしてください。
OneDriveの同期解除したらファイルが全部消えました?
もし、OneDriveクラウド上のファイルやフォルダーが消えてしまった場合は、同期解除したことが原因ではなく、別の問題が発生している可能性があります。この場合は、OneDriveのサポートに問い合わせることをおすすめします。
OneDriveが勝手に同期されるのはなぜですか?
- OneDriveの設定が自動同期になっている:OneDriveの設定で、自動同期が有効になっている場合、ファイルやフォルダーの変更があると自動的に同期されます。
- ファイルやフォルダーがOneDriveフォルダー内にある:OneDriveフォルダー内にファイルやフォルダーがある場合、それらは自動的に同期されます。
- OneDriveがアップデートされた:OneDriveがアップデートされると、自動的に同期が開始される場合があります。
- OneDriveが別のデバイスで同期されている:OneDriveが別のデバイスで同期されている場合、同期が自動的に開始されることがあります。
OneDriveの同期と共有の違いは何ですか?
同期は、OneDriveに保存されたファイルやフォルダーを、複数のデバイス間で同期することを指します。つまり、OneDriveに保存されたファイルやフォルダーを、複数のデバイスで同じ状態に保つことができます。たとえば、OneDriveに保存されたファイルをPCとスマートフォンで同じ状態に保つことができます。
一方、共有は、OneDriveに保存されたファイルやフォルダーを、他の人と共有することを指します。つまり、OneDriveに保存されたファイルやフォルダーを、他の人が閲覧したり、編集したりすることができます。たとえば、プロジェクトのファイルを共有して、他の人と一緒に作業することができます。
同期と共有は、異なる目的を持っていますが、OneDriveの機能として、両方の機能を利用することができます。たとえば、OneDriveに保存されたファイルを同期して、他の人と共有することができます。
まとめ
一言で言えば、この記事では、Windows 11/10でOneDriveの同期を解除する7つの方法をご紹介しました。問題の解決に役立てば幸いです。同時に、データの安全性を確保するために、事前にAOMEI Backupperでバックアップを取るほうがいいでしょう。
もしOneDriveの同期保留中エラーに遭ったら、AOMEI Backupperを使用して、このエラーを簡単に解決できます。バックアップ、復元、同期に加えて、クローン、ディスク消去など高度な機能も備えています。今すぐダウンロードし、体験しましょう!