USBメモリ向けの自動バックアップフリーソフト

USBメモリ向けの自動バックアップフリーソフトで、USBを定期的にバックアップする方法についてご紹介します。

ゆき

By ゆき 最終更新日 2024年03月06日

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USBメモリについての基礎知識

パソコンやスマートフォンを活用する方が増えた現在では、データの保存方法も多様化しています。その中で「USBメモリ」は急速な勢いで普及しつつあります。次はUSBメモリの利点や欠点、USBメモリを扱う際の注意点などについてご紹介します。

USBメモリとは?

一言でいうと、USBメモリはフラッシュメモリにデータを記憶する装置です。

USBメモリとは、USBという規格を用いて、データの読み書きや保存などができる、小さな外付け記録媒体のひとつです。USBポート(接続口)に直接差し込むだけで使用できます。日本国内においては、USBフラッシュドライブや、USBフラッシュメモリ、またさらに略して単にUSBとも呼ばれています。

現在販売されているパソコンのほとんどにUSB端子がついているため、USBメモリの利用機会はたいへん多いでしょう。

USBメモリ

⚠️ご注意:USBメモリのことを「USB」と呼ぶ方が多いですが、厳密に言えば「USB」は接続機器の規格のことを指します。そのため、正しい呼び方は「USBメモリ」です~〆(・ω・)メモメモ

【補足】データ保存機器にはCDやフロッピーディスクなどもありますが、それらを読み込むためにドライバーという専用の機械が必要です。ドライバーがパソコンに搭載されていない場合は、外付けドライバーを購入してインストールする必要があります。また外付けHDD(SSD)もありますが、USBの方がはるかに手軽ですし、コストパフォーマンスも高いです。

USBメモリについてのメリット

USBメモリには、いくつものメリットがあります。

  • USBメモリは、小型・軽量持ち運びが容易・便利な記憶装置(ストレージ)です。ポケットやバッグなどに入れて持ち歩きしやすいです。

  • 大容量のデータも保存可能です。コンパクトなサイズでありながらもGB単位(一般的には8GB~64GB程度まで)の容量を持ちます。

  • USBメモリが1つあれば、パソコン間でのデータ移動がしやすくなります。パソコンのUSBポートに接続するだけで、パソコン同士のファイル交換ができます。面倒な設定は不要です。

  • フラッシュメモリ(SSDなどと同じ)を使っているのでデータの読み書きが高速です。データの書き込みはCDに焼くことよりもずっと早くできます。

  • しかも、データの書き換えは何度でも行えること、ディスク型記録メディアに比べても衝撃に強いこと、記憶容量と価格についての選択肢が多いこと、外見のデザインが豊富であるというメリットも沢山あります。

◎USBメモリについてのデメリット

USBメモリには、さまざまな利点がありますが、同時に欠点も存在します。

  • USBメモリは本体がとても小さいため、紛失や盗難に遭いやすくなります。

  • 外部からのデータがウィルスに感染しているリスクもあります。

  • USBメモリは、データの長期保存に適していません

  • データの書き込み回数に上限があり、書き込むたびに徐々に劣化していきます。限界を超えてデータを更新してしまうとエラーが発生してしまうかもしれません。触らずに放置しておいても、絶縁体の経年劣化によりデータが少しずつ消えていく可能性があります。

  • また、USBメモリの寿命は、メーカーや保存環境、使用頻度によっても異なりますが、一般的に1~2年といわれています。長期間使用していると寿命を迎えてしまうのです。

◎USBメモリ使用上の注意点

USBメモリを使用するときにいくつか注意しておきたい点があります。

  • データをUSBメモリにおいた状態で作業しない
    データを扱うときに、USBメモリから1度データを取り出してから作業するようにしてください。データを置いたままの状態で直接作業すると、USBメモリに負担がかかり、故障の原因となるかもしれません。

  • 正しく取り外す
    パソコンのタスクバーにある「ハードウェアの安全な取り外し」のアイコンをクリックしてからUSBメモリを取り外してください。正しい取り外し方を行わないと、USBメモリに保存されているデータが破損する恐れがあります。

  • 適した場所で保管する
    できるだけ衝撃や振動は避け、湿気の少ない場所で保存してください。使わないときは、接続部分はキャップをするなど方法で保護してください。

  • そのほかの点
    ●自分が管理していないUSBメモリを使わない
    ●ウイルス対策が不十分なパソコンにUSBメモリを挿入しない
    ●情報漏洩とならないように、USBメモリの紛失や扱いには十分気を付ける

◎まとめ

USBメモリは、文書、写真、動画、音楽、ソフトなどのデータを保存して持ち歩いたり、外出先でデータをコピーしたりといった使い方ができます。小型化・大容量化・低価格化が進み、8GBの容量のものが数百円で買えて、コストパフォーマンス的に優れています。最近では可愛いデザインのものがたくさんあります。便利なので世界中で幅広い人気があります。でも、取り扱いには気をつける必要があります。

【補足】☞USBメモリの選び方

可愛いデザイン

なぜUSB自動バックアップソフトが必要ですか?

★ポイント:データの紛失に備えて、USBメモリ向けのバックアップソフトが必要不可欠なものです。

上述のように、USBメモリは長期間のデータ保管やバックアップには向いていません。また、USBメモリの紛失や盗難、ウイルス感染、間違ったフォーマットなどによって、USBメモリ内のデータが消失するかもしれません。ビジネスユースであれば、甚大な損害を招きかねません。

消えてしまったデータは、専用のリカバリーソフトを購入するか、専門業者に頼むことで復旧できる可能性があります。ただし、確実に復元できるとは限りません。
❥関連記事:うっかり削除したファイルを復元する方法【Windows11/10/8/7】

大切なデータを失わないように、USBメモリのセキュリティ対策は必須です。対策としては、USBメモリ以外にもデータの保存場所を用意したほうがいいです。ここでは、USBメモリ上の内容を内蔵/外付けHDD(またはSSD)、共有フォルダ/NASなどにバックアップしておくことをおすすめします。HDD、共有フォルダなどにあるデータは長期保存可能です。

しかし、USBメモリ上のデータが常に変更されるので、毎回手動でバックアップを取るのはちょっと面倒です。こういう時に、バックアップを自動作成できるツールがあれば、スケジュールを一回設定して、USBメモリのバックアップを定期的に作成することができます。多くの時間と手間が省けます。

ご存知のように、Windows 7/8/10/11に標準搭載されているバックアップツールは内蔵型のドライブのみをバックアップできます。USBメモリのファイルまたはフォルダを選択してバックアップしようとするとき、0x80070032といったエラーが表示され、失敗するかもしれません。そのため、サードパーティ製のUSB自動バックアップソフトが必要となります。

🔥おすすめのUSB自動バックアップフリーソフト

ここでは、AOMEI Backupper StandardというUSB自動バックアップフリーソフトを強くお勧めします。数回のクリックだけでUSBメモリを設定した特定の日時に自動バックアップできます。パソコン初心者でも簡単に使えます。

そのメリットは次のとおり:

● 個人用や家庭用のコンピュータに完全無料
● Windows11、10、8.1/8、7、XP、Vistaを含むほとんどのWindows PC OSに対応
● バックアップスケジュールを設定できます。フル/増分バックアップをサポートします。ディスク容量を節約するためにイメージファイルの圧縮レベルを指定できます。
● 個人用のProfessional版またはビジネス用のWorkstation版にアップグレードすると、イベントトリガーバックアップ、差分バックアップ、USB挿入バックアップ、イメージファイルの暗号化など、もっと高度な機能を楽しむことができます。また、Windows サーバ OSに対応するServer版、台数無制限のPCで使用可能なTechnician版もあります。もっと見る>>

次は、AB Standardを使用して、USBメモリの自動バックアップを作成する詳しい方法をご紹介しましょう~(*^-^*)

USBのバックアップを自動作成する方法

まずは下記のボタンをクリックして、AOMEI Backupper Standardを無料でダウンロードし、インストールしてください。

無料ダウンロード 6千万人以上のユーザーに信頼される

ステップ 1. USBメモリをパソコンに挿入して、認識できることを確認します。AB Standardを起動して、「バックアップ」タブ→「パーティションバックアップ」をクリックします。

パーティションバックアップ

この例では、USBメモリに1つだけのパーティションがあるから「パーティションバックアップ」で十分です。もし、USBメモリの上に2つ以上のパーティションがあるなら「ディスクバックアップ」を使用してUSBメモリ全体を丸ごとバックアップしたほうがいいです。

ステップ 2. 「パーティションを追加」をクリックして、USBメモリ上のパーティションをソースパーティションとして選択します。

ソースパーティション選択

ステップ 3. そしてターゲットパス(バックアップ先、保存先)を指定します。USBメモリのデータを内蔵ハードディスクにバックアップするのはほとんどの場合です。

ターゲットパーティション選択

ステップ 4. 「スケジュール」をクリックして、バックアップの計画を設定します。

「詳細」タブをクリックして、「サービスをインストールしてタスクを実行します」を選択してから「スケジュール通りに行っていなかったバックアップタスクは次回起動時に実行する」チェックボックスにチェックを入れることができます。

デイリーモード

詳細

ステップ 5. 最後は問題なければ「開始」をクリックします。

開始

重要:USBメモリを挿入すると、バックアップを自動作成する方法については「USBメモリ挿入時に自動バックアップを行う」を参考にしてください。

結論

USBメモリは大変便利な記憶装置で、データを簡単に持ち歩けるため、多くの人々は少なくとも1つを持っているでしょう。普段の仕事や生活の中でUSBメモリを利用して、データの受け渡しやデータの一時保存(またはデータのバックアップ)を行います。また、データをUSBメモリに移動すれば、ディスクの空き容量不足を解消できます。

重要なデータを保護するために、USBメモリ自動バックアップフリーソフト「AOMEI Backupper Standard」でUSBの内容をほかの場所にバックアップして、データを長期保存しておきましょう。USB上のデータを誤って削除したり、ウイルス感染や経年劣化のせいで失ってしまった場合、AOMEI Backupper Standardの復元機能を使用して、すべての内容を復元するか、またはファイルを選択的に復元することができます。異種ハードウェアへの復元を実行したい場合は、Pro版の「ユニバーサル復元」機能を利用することができます。興味がある方は、ぜひ試してみてください~

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ゆき · この記事を書いた人
ゆきは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。