VSSバックアップとは?VSSでバックアップを作成する方法?
この記事では、VSSバックアップとは何か、およびWindowsの組み込みツールとVSSバックアップソフトウェアを使用してボリュームシャドウコピーでバックアップを作成する方法について学習します。
VSSバックアップとは何ですか?
VSSは、ボリューム・シャドウコピー・サービス(Volume Shadow Copy Service)の略です、VSSバックアップとは、Microsoft Volume Shadow Copy Serviceテクノロジーを使用して、スナップショットを作成して、そのスナップショットからバックアップイメージを作成する技術です。
データを直接バックアップするものではないので、システムやアプリケーションを稼働したままバックアップすることができます。つまり、VSSバックアップを行いながら、パソコンで別の操作を実行できます。
Windows内蔵ツールでVSSバックアップを実行する方法
まず、ボリュームシャドウコピー(VSS)を有効にする ⇒ VSSバックアップのためVSS(ボリュームシャドウコピー)は、ボリュームシャドウコピーサービスと呼ばれるWindowsサービスとして実装されていて、バックアップなど用ボリュームシャドウコピーを管理するツールです。VSSサービスを停止すると、シャドウコピーでバックアップできなくなります。だから、VSS(シャドウ コピー)でバックアップを作成するには、まずWindows11/10/8/7でボリュームシャドウコピー(VSS)を有効にする必要があります。
Windows11/10/8/7でボリュームシャドウコピーを有効にする方法
1. ここでWindows 10を例として解説します。ボリュームシャドウコピー(VSS)を有効にするには、「スタート」メニューの隣にある検索ボックスに「サービス」と入力、Enterキーを押します。
2. 表示された画面をスクロールし、「Volume Shadow Copy」(VSS)を見つけ、右クリックし、ドロップダウンメニューから「開始」をクリックします。
3. 最後、サービス画面を閉じます。
Windows組み込みツールを使用してVSSバックアップを作成する方法
Windows11/10/8/7でシャドウコピー機能(VSS)を設定しておくと、パソコンで別の操作を実行しながらバックアップを作成できます。では、Windows内蔵ツールを利用しVSS(ボリュームシャドウコピー)でバックアップを作成方法を見てみましょう。
1. 「スタート」メニューから「コントロールパネル」、「システムとセキュリティ」、「バックアップと復元」の順にクリックし、「バックアップと復元」画面が表示され、「バックアップの設定」をクリックします。
2. 「バックアップの設定」が表示され、ウィザードの手順に従い、バックアップ先(ここで推奨ディスクを例とする)を選択し、「次へ」をクリックします。
3. 「バックアップの対象」画面が表示されます。ここで2つのオプションがあります:「自動選択(推奨)」と「自分で選択する」。1つ選び、次へ進みます。
4. バックアップ設定の確認画面が表示されます。上の操作が問題なければ、「設定を保存してバックアップを実行」をクリックし、バックアップを実行します。
Windows内蔵ツールでVSSバックアップ(シャドウコピーバックアップ)に失敗した場合、ボリュームシャドウコピーからWindowsバックアップを読み込めないこと、またはシャドウコピー(VSS)のための容量不足などのエラーが表示されるかもしれません。こんな場合に心配しないで、次の方法を使って試してみよう。
では、VSS(シャドウ・コピー)の代替方法でパソコンをバックアップしましょう。
AOMEI Backupper StandardでVSSバックアップを作成する方法
Windowsの内蔵ツールでバックアップを行ったが失敗した場合、Windowsバックアップはシャドーコピーからの読み込みに失敗しました、またはVSS不十分なストレージエラーが表示されることがありますが、VSS技術を使用してコンピュータをバックアップする代替方法があります。
VSSバックアップソフト
AOMEI Backupper Standardは専門的なVSSバックアップソフトウェアです。それはVSS技術に埋め込まれています。バックアップを作成する時に、バックアップ設定でVSSを設定することができます。システムバックアップ、ディスクバックアップ、パーティションバックアップ、ファイルとフォルダのバックアップを作成することができます。外付けハードディスクと内蔵ハードディスクへのバックアップが可能です。無料で使用できるのも魅力です。
AOMEI Backupperでバックアップを作成する方法
ここではHDDバックアップを例として解説します。
ステップ 1. AOMEI Backupper Standardを無料でダウンロード、インストール、起動します。「バックアップ」タブの「ディスクバックアップ」を選択します。
ステップ 2. 「ディスクを追加」をクリックしてバックアップしたいディスクを選択し、そしてバックアップ先を選択します。
ステップ 3. 左下の「オプション」をクリックし、バックアップの設定が表示されます。「バックアップの方法」タブで「Microsoft VSSを使用」を選択します。
ステップ 4. ちなみに、その他の設定も行えます。例えば、「スケジュール」をクリックして、自動バックアップや増分バックアップを設定することができます。
「オプション」をクリックして、コメントを入力したり、イメージファイルを暗号化(AOMEI Backupper Professionalにアップグレードする必要がある)したりすることができます。
「スキーム」(有料版のみ)の機能でディスク容量を管理することができます。自動的に古いバックアップを削除し、新たなバックアップを保存することをサポートします。
ステップ 5. これで「開始」をクリックし、バックアップを実行します。少し待ってください。
結論
ここまで、VSSバックアップ(シャドウコピー)とはなのか、VSSベースバックアップの2つ方法を紹介してしまったのです。上記のように、AOMEI Backupper Standardは、Windowsの内蔵ツールよりも強力です。マイクロソフトが提供しているVSSを使用できない場合は、強力な専門バックアップソフトのAOMEI Backupper Standardを試してみましょう。無料ですから、お見逃しなく~
AOMEI Backupperは、VSSバックアップソフトだけでなく、ディスククローンと復元用のソフトウェアです。AOMEI Backupperソフトで作成したイメージを使用すると、システム、パーティションやディスクを簡単に元の状態に復元できます。HDDからSSDにWindowsを移行することも、ディスククローン機能で簡単に操作できます。Windows7/8/10/11/XP/VisaなどのWindowsシステムをサポートします。問題あれば、ご遠慮なくお問い合わせください。
以上で終わりです。ご参考になれば幸いです。