[Windows 10]ファイル履歴がすべてのファイルをバックアップしないのを修正
Windows 10でファイル履歴がすべてのファイルをバックアップしていない問題に遭ったことがありますか?これはWindows 8から受け継がれた問題で、多くの人がデータを失う原因となっています。この記事では、この問題についての解決策を4つ紹介します。
Windows 10のファイル履歴がすべてのファイルをバックアップしない
特にデータ消失の痛みを経験したことのあるWindowsユーザーの多くは、大切なデータを守るためにファイル履歴などのOS標準ツールでバックアップをとる習慣を身に付けています。しかし、これらのWindows標準ツールは、実際の使用において本当に十分な信頼性があるのでしょうか?一部のユーザーから、Windows 10のファイル履歴が時々すべてのファイルをバックアップしないという報告がありました。
ファイル履歴はWindows 8から導入され、その利便性からWindows 10でも広く利用されています。自動で実行されるため、初期設定後は無視してしまい、後で指定したすべてのデータが実際にバックアップされていないことに気づく人も少なくないです。
安心して使えるための機能なのに、知らず知らずのうちにデータ消失の原因になってしまうこともあるので、本当に頭の痛い話です。もし、あなたもこのような状況に悩まされているのであれば、ぜひ読み続けてください。
ファイル履歴がすべてのファイルをバックアップしないのを修正する方法
一般的に、問題を解決するには、原因を特定しなければなりませんが、Windowsは今のところこの問題について公式な説明をしていないので、ファイル履歴の操作方法に関するチュートリアルを読み、それに従って問題を解決するよう勧められるだけです。しかし、参考のため、バックアップ結果に影響を与える可能性のある原因とその解決策をいくつかまとめます。
でも、ほとんどの場合、この問題は、一度で解決できないかもしれません。ですから、データセキュリティのために、AOMEI Backupperのような安定性の高いバックアップソフトを使用してファイルをバックアップすることをお勧めします。
1. ファイル名とディレクトリ構造を調整する
バックアップに成功しなかったフォルダは、長いファイル名と深いディレクトリ構造を持っているケースがあります。ファイルパスが複雑すぎると、ターゲットドライブにコピーすることができません。
ターゲットドライブをチェックして、バックアップされなかったファイルがこの状況に合致するかどうかを確認します。もしそうなら、ファイル名を簡略化するか、フォルダーを再整理する必要があります。
2. 現在のバックアップを削除して再度セットアップする
これは役に立たないように見えるかもしれませんが、一部のユーザーには役立ちます。
まず、ファイル履歴をオフにしてからオンにすると、強制的に更新されるようになります。うまくいかない場合は、対象ドライブからバックアップを削除し、もう一度ファイル履歴を設定し、すでにクラウドドライブやネットワーク上の場所にバックアップされたフォルダを除外してみてください。
そして、この前ファイル履歴でバックアップされなかったファイルが、今バックアップできるかどうかを確認します。
3. システムファイルチェッカーを実行してシステムファイルを修復する
Windowsの機能が正常に動作しない場合、システムファイルチェッカーは実用的なツールで、保護されたシステムファイルをすべてスキャンし、破損しているファイルを自動的に置き換えます。詳細については、読み続けてください。
1. 「スタート」アイコンを右クリックし、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。
2. 「sfc /scanow」と入力し、「Enter」キーを押します。
3. スキャンが開始されます。進捗状況が100%になるまで待ちます。
Windows 10のファイル履歴がすべてのフォルダをバックアップしない問題は、システムファイルの紛失や破損が原因である場合、この方法で問題を解決することができます。
※ sfcの詳細についてはこちらをご参考ください。
4. EFS暗号化されたファイル/フォルダを解除する
ファイル履歴はEFS暗号化されたファイル/フォルダをバックアップしません。「ファイル履歴で、……暗号化ファイルシステムで暗号化されているファイルが見つかりました。これらのファイルはバックアップされません。」というエラーメッセージが表示された場合、ファイルやフォルダが暗号化されていないかどうか確認してください。もしそうなら、バックアップの前に暗号化を解除する必要があります。
1. エクスプローラで、バックアップされなかったファイルまたはフォルダの位置に移動し、右クリックし、「プロパティ」を選択します。
2. 「全般」タブの「属性」セクションの横にある「詳細設定」ボタンをクリックします。
3. 「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」オプションのチェックを外し、「OK」→「適用」をクリックします。
ファイル履歴の初期設定後に暗号化されたファイルは、ちゃんとバックアップできるので、まずはこれらのファイルを復号化し、ファイル履歴を設定してバックアップを取り、必要に応じて再度暗号化すればよいです。
※ ファイル履歴に他の問題がある場合は、こちらをご参照ください。
エラーを回避できる安定性の高い自動バックアップフリーソフト
以上の解決策を試しでも問題を解決していない場合や、このようなエラーに二度と遭いたくない場合は、サードパーティー製のより安定なバックアップソフト-AOMEI Backupper Standardを使って、ファイルをバックアップするのをお勧めします。
AOMEI Backupper Standardはバックアップと復元(Windows 2007)、ファイル履歴の最高の代替フリーソフトで、ユーザーのほとんどのニーズを満たすことができます。このソフトは次のようなメリットがあります:
- 複数のバックアップモード:ファイル/フォルダ/パーティション/システム/ディスクバックアップに対応しています。
- 自動バックアップ:毎日/毎週/毎月の頻度で自動バックアップを実行するのを設定することができます。
- 様々なストレージデバイスに対応:内蔵/外付けHDD、SSD、USB、NAS、ネットワーク共有フォルダ、クラウドサービスなどに対応しています。
- 全Windows PCに対応:Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPに対応しています。Windows Serverのユーザーであれば、AOMEI Backupper Serverをご利用ください。
今すぐAOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールしましょう。
これから、AOMEI Backupperでファイルをバックアップする方法をご紹介します。
1. AOMEI Backupperを起動し、「バックアップ」タブで「ファイルバックアップ」を選択します。
2. 「フォルダを追加」または「ファイルを追加」をクリックして、バックアップするデータを指定します。
3. 保存先を選択します。
4. 「スケジュール」をクリックして、自動バックアップを設定します。デフォルトの増分バックアップモードは前回のバックアップから変更のあるファイルのみバックアップするので、バックアップにかかる時間と容量を大幅に節約します。
- AB Proでは、毎日/毎週/毎月の自動バックアップモードに加えて、イベントトリガー(サインイン/サインアウト、システム起動/シャットダウン)/USB挿入の2つのより柔軟的なモードが利用可能です。また、差分バックアップにも対応し、差分バックアップは増分バックアップと大分同じですが、復元するのにより短い時間がかかります。
- オプション:バックアップファイルの圧縮レベル、バックアップ完了後のメール通知、使用されているセクターのみバックアップする「インテリジェントセクターバックアップ」/すべてのセクターをバックアップする「完全なバックアップ」を設定します。
- バックアップスキーム:古いバージョンのバックアップの自動削除を設定します。ターゲットディスクに十分な空き容量があるのを確保します(AB Proで利用可能)。
5. 「開始」をクリックし、完了するまで待ちます。
まとめ
ファイル履歴は、便利で使いやすいバックアップツールですが、多くの人が使っている時にすべてのファイルをバックアップしない問題に遭遇しており、知らず知らずのうちにデータ損失を引き起こしています。そのような状況を完全に回避することは困難であることは、実践によって証明されています。
こんな問題に二度と遭いたくない方には、安定性の高いプロのバックアップソフト-AOMEI Backupper Standardの使用をお勧めします。このソフトを使用すれば、エラーを回避できますし、好きなようにバックアップをより詳しく設定できます。
また、このソフトはバックアップ、復元、同期に加えて、クローン、ディスク消去など多様な機能を備えています。AOMEI Backupperがあれば、様々な面からデータを守ることができます。今すぐダウンロードし、使ってみましょう!