Windowsフォルダサイズが大きすぎる場合の修正方法4つ

Windowsのフォルダサイズが大きすぎる場合には、この記事で紹介された4つの方法を試してみてください。そのうちの一つまたは複数を選んで、不要なファイルを削除します。以下で詳細をご覧ください~(~ ̄▽ ̄)~

Yoyo

By Yoyo 最後の更新 2023年07月12日

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なぜWindowsフォルダのサイズが大きすぎるのか?

Cドライブのディスク容量が不足していることに気づいたら、C:/Windowsフォルダのサイズを調べるでしょう。その際、WinSxSフォルダが大量のスペースを占めていることに気付くかもしれません。多くのユーザーはなぜWinSxSフォルダが大きくなるのかかわからないということを報告しています。

それはWinSxSフォルダにはコンピューターのシステムコンポーネントが含まれているためです。また、コンポーネントファイルはWinSxSフォルダ内に含まれるファイルへのリンクです。コンピューターが更新されると、WinSxSには新しいWindowsコンポーネントと古いコンポーネントの両方が保持されます。つまり、更新のたびにこのフォルダのサイズが増えるということです。しかしそれだけではありません。データのバックアップもディスクスペースを多く占有します。

大きいフォルダから何を削除するのか?​​​​​​

Windows 7/8/10/11では、Windowsがまだ保持しているが実際には必要ないいくつかのファイルやフォルダがあります。ユーザーは、何を削除できるのか、何を削除できないのかわからないと報告しています。ここでは、削除できるいくつかのファイルとフォルダを紹介します:

1. Windows Update Cleanup(Windowsアップデートクリーンアップ)このオプションは、古いWindows Updateファイルのコピーを削除します。

2. Windows Upgrade log files(Windowsアップデートログファイル)

3. 言語リソースファイル:このオプションでは、使用しない言語やキーボードレイアウトを削除できます。

4. ゴミ箱このフォルダは、ファイルを削除するまで削除されたファイルを保持するために使用されます。

5. 一時ファイル:一時ファイルは長期間使用されません。ディスク容量が不足している場合は削除できます。

6. Windows.oldフォルダコンピューターをアップグレードすると、Windows.oldという名前のフォルダが作成されます。30日以内にWindows.oldフォルダから復元することができます。以前のバージョンのWindowsに戻りたくない場合は、削除できます。

7. ダウンロードされたプログラムファイル:このフォルダには、Internet Explorer(インターネット エクスプローラー)のActiveXコントロールやJavaアプレットによって使用されるファイルが含まれています。ただし、ActiveXは非常に古く、セキュリティホールが多い技術です。IEブラウザを使用しない場合は、削除できます。

8. 作成されたシステムの復元ポイントこのオプションは、コンピューターが問題に遭遇した場合にコンピューターを以前の日付に復元することができます。

ヒント:ファイルを手動で削除しようとしないでください。うっかり必要なファイルを削除してしまうことがあるかもしれません。Windows 7/8/8.1/10/11ではディスククリーンアップツールを使用することができます。

Windows 11/10/8/7のWindowsフォルダが大きすぎる修正方法

次に、ディスククリーンアップ、DISM、またはストレージセンスを使用してWindows 11/10/8/7で削除したくないファイルを削除する方法について説明します。また、バックアップイメージのサイズを減らすことでWindowsフォルダのサイズが大きすぎる問題を修正することもできます。詳細な手順については、該当するリンクをクリックしてご覧ください。ここではWindows 10を例に説明します。

方法1. ディスククリーンアップでWindowsフォルダのサイズを縮小する

ディスククリーンアップはWindows 11/10/8/7で利用できますが、Windows 10のディスククリーンアップには「システムの圧縮」という新しいオプションが追加されています。これはWindowsのバイナリファイルやプログラムファイルを圧縮するために使用され、Windows 10を利用している場合にディスク容量を節約するのに役立ちます。

ここではWindows 7を例に詳細な手順を説明します。

1. 検索ボックスに「ディスククリーンアップ」と入力し、それを選択します。

2. システムファイルが含まれているドライブを選択し、「OK」をクリックします。その後、空き領域を計算するので、しばらく待ちます。

ディスククリーンアップ

 

3. 「削除するファイル」オプションの下にあるファイルやフォルダにチェックを入れ、「OK」をクリックします。その後、システムドライブのサイズを確認するためにしばらく待ちます。Windows 7ではWindowsの更新のクリーンアップが表示されない場合は、一番下の「システムファイルのクリーンアップ」をクリックし、ステップ2を実行します。

削除したいディスクを選択

 

方法2. DISMでWindowsフォルダのサイズが大きすぎる問題を修正する

Windows 10において、コンポーネントストア(C:\Windows\winsxs)がWindowsフォルダの大きさが増える主な要因であることをご存じかもしれません。しかし、これを直接移動することはできません。なぜなら、この操作によってWindowsの更新プログラム、サービスパック、ロール、または機能を正しくインストールできなくなる可能性があります。したがって、フォルダのサイズを削減するためには、DISMコマンドラインを試すことができます。

1. 検索ボックスに「cmd」を入力し、管理者として実行します。CMDに慣れている場合は、DISMコマンドを使用できます。このコマンドラインを使用すると、Windowsフォルダのサイズを削減できます。

2. 以下のコマンドを入力してそれぞれ「Enter」キーを押します。このコマンドでシステムで使用されていないファイルをクリーンアップできます。

Dism.exe /online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup

コマンドを入力

3. 以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。コンポーネンこのコマンドでトストア内のすべてのコンポーネントの過去のバージョンを削除するのに役立ちます。

Dism.exe /online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup /ResetBase

コマンドを入力

4. 以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。このコマンドでService Pack(サービスパック)によって占有されるスペースを削減できます。

Dism.exe /online /Cleanup-Image /SPSuperseded

コマンドを入力

方法3. ストレージセンサーでフォルダサイズが大きい問題を修正する

ディスクのクリーンアップやDISMに加え、ストレージセンサーを使用することでも、一時ファイルやごみ箱の中など、不要なファイルを削除することができます。詳しい手順は以下の通りです。

1. 「設定」→「システム」→「ストレージ」を順にクリックします。

2. 「ストレージセンサー」をオンにするため、「オフ」ボタンをクリックします。

ストレージセンサー

手動で削除するファイルを構成することができます。または特定の一時ファイルを削除することもできます。

>>ファイルを構成するには、「ストレージセンサーを構成するか、今すぐ実行する」をクリックし、実行するタイミングを選択します。その後、「今すぐ空き領域を増やす」セクションの「今すぐクリーンアップ」をクリックします。

今すぐ実行する

今すぐクリーンアップ

>>特定のファイルを削除するには、「ローカルディスク」セクションまでスクロールし、「一時ファイル」をクリックし、デフォルトの選択を削除します。他のタイプのファイルを削除するには、その前にチェックボックスをオンにし、ファイルの削除をクリックします。

一時ファイル

ファイルを削除する

方法4. バックアップソフトでWindowsフォルダの大きいサイズを修正する

上記で述べたように、システムの復元ポイントやバックアップはWinSxSフォルダが大きくなる原因の1つです。これを削除して、コンピューターの低ディスク容量の問題を一時的に修正できます。

ただし、それはおすすめできません。コンピューターのデータのセキュリティを確保するためには、システムのバックアップが必要です。そのため、削除する代わりにバックアップのサイズをできるだけ早く減らすことが提案されています。この目標を達成するために、サードパーティー製のWindowsバックアップソフトウェアであるAOMEI Backupper Professionalを使用することができます。

AOMEI Backupper Professionalには、以下の4つのオプションが利用可能です。

1. バックアップを圧縮します。「オプション」をクリックし、「詳細」を選択します。そして、普通または高レベルの圧縮レベルを選択します。

圧縮

2. フルバックアップの代わりに差分バックアップまたは増分バックアップを使用します。「バックアップスキーム」をクリックし、増分バックアップまたは差分バックアップにチェックを入れます。

バックアップ方法

3. 定期的に古いバックアップを削除します。「バックアップスキーム」をクリックし、バックアップの自動クリーンアップを有効にします。

バックアップの自動クリーンアップを有効にする

4. 外付けハードドライブ、Googleドライブ、NASやUSBメモリなどにバックアップします。内部ハードドライブのサイズを減らすためには、ローカルドライブのディスク容量を占有しないオフサイトバックアップを作成する必要があります。

ここでは、AOMEI Backupper Professionalを使用してシステムバックアップを作成する例を示します。まず、コンピューターにダウンロードしてインストールします。次に、外付けハードドライブやストレージを準備します。

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1. このソフトウェアを起動し、「バックアップ」タブをクリックして、「システムバックアップ」を選択します。

システムバックアップ

2. デフォルトでは、このソフトウェアはシステムパーティションとブートに関連するパーティションを自動的に選択します。そして、システムパーティションのすべてのデータも含まれます。したがって、ここでは保存先を選択すればよいです。

保存先

🥦ヒント:別のバックアップタスクと区別するには、「タスク名」でタスクの名前を変更します。

3. その後、「オプション」で圧縮レベルを設定したり、「スケジュール」で差分または増分バックアップを有効にしたり、「バックアップスキーム」で古いバックアップイメージを削除したりするかなど、ご自身の需要に応じて設定することができます。設定した後、操作を確認し、問題がなければ「開始」をクリックします。

開始

まとめ

Windowsのフォルダサイズが大きすぎる場合の修正方法は4つあります。削除したくないファイルやサービスパックを削除するには、方法1から方法3を参照してください。バックアップによるWindowsフォルダサイズの増加を解消するには、専門バックアップソフトウェアであるAOMEI Backupper Professionalを使用してください。サーバーユーザーの場合は、AOMEI Backupper Serverを使用することができます。

さらに、このソフトはディスククローン機能が備わっています。それにより、大きなディスクにディスクをクローンしたり、大きなHDDを小さなSSDにクローンしたりすることが安全かつ効率的に完成することができます。そして、クローンしたHDD/SSDを直接コンピューターに取り付け、Windowsを起動することができます。今すぐこのソフトの高度な機能を試してみましょうか?

Yoyo
Yoyo· 編集者
Yoyoは、AOMEI Technology会社の編集者としてパソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理、クラウドファイルの同期などの記事もたくさん持っています。情報技術とウェブ関連の分野に情熱を傾けつつ、ゲームも大好きです。新しいテクノロジーに常に興味津々で、読者に最新情報を提供することを心掛けています。