対処法6つ:Windows 11をSSDにインストールできない
Windows 11をSSDにインストールすることで、PCのパフォーマンスを向上させることができます。しかし、もし「SSDにWindows 11をインストールできません」というエラーに遭遇した場合はどうしますか?ここでは、その問題を解決するための6つの方法をご紹介します。ぜひご覧ください~
ユーザー事例:外付けSSDにWindows 11をインストールできません
外付けSSDでPCを動かそうとするまでは順調でしたが、新しいSSDにWindows 11をインストールしようとすると、「このディスクにwindowsをインストールすることはできません」と言われました。なぜこのような問題が起こるのでしょうか?SSDにWindows OSを完全にインストールする方法はあるのでしょうか?
実際のところ、外付けSSDにWindows 11をインストールすることは可能です。しかし、インストールがうまくいかない場合も心配する必要はありません。多くのユーザーがインストールの過程で困難に直面していますが、これらの課題を克服するためのいくつかの解決策があります。
このガイドでは、なぜWindows 11をSSDにインストールできないのか、そしてこの問題を解決するための6つの効果的な方法を詳しく紹介します。
Windows 11をSSDにインストールできない原因は?
Windows 11をSSDにインストールできない理由として、以下のような要因が考えられます。
- SSDが検出されない:インストールの過程でシステムがSSDを認識しない可能性があります。
- BIOS設定:誤ったBIOS設定や古いファームウェアは、SSDとの互換性の問題を引き起こす可能性があります。
- ドライバーの問題:欠落または古いSSDドライバーが原因で、Windowsがドライブを認識しないことがあります。
- ハードウェアの問題:SSDやマザーボードの物理的な損傷やハードウェアの欠陥がインストールに干渉する場合があります。
Windows 11をSSDにインストールできない問題を解決する方法6つ
さて、Windows 11を新しいSSDにインストールできない問題を解決する6つの効果的な方法を見ていきましょう!
ケース1. Windows 11インストール時にSSDが検出されない
Windows 11でSSDが検出されない、またはインストール時にSSDが表示されないことは、WindowsをSSDにインストールできない主な原因です。
対処法1. SSDの接続を確認する
SSDが正しくシステムに接続されているか確認してください。接続が緩いと、インストール時にSSDが検出されない可能性があります。
ステップ 1. コンピューターの電源を切ってから再起動してください。パソコンのロゴが表示されると、BIOSキー(例:Esc、Delete、F1、F2、F10、F11、またはF12)を繰り返し押してBIOSにアクセスします。起動時に画面の下部にBIOSキーが表示されます。
ステップ 2. コンピューターのBIOS設定に入り、SSDが検出されているか確認してください。
ステップ 3. BIOS設定で通常ストレージ設定の下にある、SATAポートがアクティブになっていることを確認してください。
対処法2. ブートモードを変更する
SSDが正しく接続されている場合は、BIOS設定でブートモードを変更することで、Windows 11をSSDにインストールできない問題を解決することができます。
>> BIOS設定にアクセスし、ブートモードをレガシーからUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)または逆に変更してみてください。
>> UEFIモードは最新のシステムにおすすめであり、SSDに対するサポートがより良くなります。
対処法3. SSDドライバーを更新する
古いまたは互換性のないSSDドライバーはインストールの失敗を引き起こす可能性があります。最新バージョンのSSDドライバーに更新することで、問題を解決することができます。
ステップ 1. 「Win」+「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開きます。そして、「devmgmt.msc」と入力してデバイスマネージャーを開きます。
ステップ 2. 「ディスクドライブ」を展開し、SSDを見つけて右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
ステップ 3. 「ドライバーを自動的に検索する」を選択し、ガイドに従って更新を完了します。
対処法4. BIOSを更新する
古いBIOSもインストールの過程を妨げる可能性があります。最新バージョンのBIOSに更新することで、互換性の問題を修正し、システムの安定性を改善することができます。
ステップ 1. マザーボードメーカーのウェブサイトでBIOSの更新を確認し、最新のBIOSファイルをダウンロードします。
ステップ 2. デバイスを再起動し、BIOSセットアップにアクセスします。
ステップ 3. 「Advanced Menu Mode(上級メニューモード)」の下で、アップデートメニューを見つけ、ダウンロードしたBIOSファイルを選択し、「はい」をクリックします。
ケース2. BIOSでSSDが認識されない
もしSSDがBIOSで検出されている場合、以下の2つの解決策を試してみてください。これらの方法は、Windows 11のインストール時にNVME SSDが表示されないか、Dell SSDが検出されないなどの問題を修正するのに役立ちます。
対処法5. SSDをクリーンアップする
以下の手順でDiskpartコマンドを使用してSSDをクリーンアップすることができます。
ステップ 1. Windowsの検索ボックスに「cmd」と入力し、リストから「コマンドプロンプト」を管理者として実行します。
ステップ 2. 以下のコマンドを順に入力し、それぞれ入力後に「Enter」キーを押します:
-
diskpart
-
list disk
-
select disk x(xはSSDドライブ番号に置き換えてください)
-
clean all
ステップ 3. 完了すると、ウィンドウを閉じるために「exit」と入力して実行します。
対処法6. SSDをフォーマットする
SSDをフォーマットすることは、破損したファイルや正しくインストールされていないアプリケーションによって引き起こされるさまざまな問題、およびWindows 11をSSDにインストールできないといった問題を解決する効果的な方法です。
ステップ 1. スタートを右クリックし、「ディスクの管理」を選択します。
ステップ 2. SSDを見つけ、空白の領域を右クリックし、「フォーマット」を選択します。
ステップ 3. ポップアップ画面では、ファイルシステムには「NTFS」を選択し、「クイックフォーマットする」のチェックボックスをオフにします。次に、「OK」をクリックします。
より安全かつ簡単な方法でWindows 11をSSDにインストールする
Windows 11を新しいSSDにインストールするより安全な方法をお探しですか?プロフェッショナルなクローンソフトウェアであるAOMEI Backupper Professionalを利用すると、簡単に実現することができます。このソフトは以下のようなメリットがあります:
✨ディスククローン(ドライブ全体をクローンする)、システムクローン(OSのみをクローンする)、パーティションクローン(特定のパーティションをクローンする)を含む3つのクローンオプションを提供しています。
✨また、インテリジェントクローン機能を使用すると、使用中のセクターのみをクローンすることができます。この機能は、大容量HDDから小容量SSDへのクローンを作成する場合に特に便利です。
✨すべてのGPT/MBRシステムとデータディスクのクローンに対応しています。
✨「SSD 4Kアライメント」は、ターゲットSSDの読み込みや書き込み速度を向上させ、寿命を延ばすのに役立ちます。
このソフトはWindows 11、10、8.1、8、7、Vista、およびXPでサポートされており、コンピューターにダウンロードして今すぐWindows 11をSSDにインストールを開始することができます。
🌱注:
-
SSDを接続し、コンピューターが正しく検出されていることを確認してください。
-
スロットが1つしかない場合は、SATAからUSBアダプターを使用してSSDを接続することができます。または、AOMEI Backupperのシステムバックアップ機能を利用してシステムイメージを作成し、SSDに復元することで、システムの移行を行うことができます。
ステップ 1. AOMEI Backupper Professionalを実行し、「クローン」タブをクリックしてから「システムクローン」を選択します。
ステップ 2. 自動的にシステムに関連するパーティションがクローン元として選択されるので、接続されたSSDをクローン先として選択すればいいです。
※ターゲットドライブにはデータがある(未割り当て領域ではない)場合、上書き/削除という警告が表示されます。事前に重要なデータをバックアップする必要があります。
ステップ 3. 「SSD 4Kアライメント」にチェックを入れ、SSDのパフォーマンスを最適化します。最後に、「開始」をクリックしてWindows 11を簡単にSSDにクローンします。
⭐ヒント:「セクター単位のクローン」機能は、ソースディスクのすべてのセクターをコピーするため、ターゲットディスクはソースディスクと同じサイズまたはそれ以上である必要があります。
クローンプロセスが完了したら、エラーなしでクローンされたSSDから起動するために、まずコンピューターの電源を切り、古いドライブをクローンされたSSDに交換します。次に、再起動してBIOS設定にアクセスし、クローンされたSSDを最初のブートオプションに設定してください。
まとめ
Windows 11をSSDにインストールできない問題に直面する場合、このガイドで紹介した6つの方法に従えば、効果的に問題を解決することができます。
また、AOMEI Backupperのような使いやすいクローンソフトウェアを使用することで、わずかなクリックでWindows 11を新しいSSDに移行することができます。このソフトは、外付けディスクや他の場所にWindows 11のバックアップを作成することもでき、自動バックアップ機能を使えば、日次、週次、月次のスケジュールでバックアップを実行することが可能です。興味がある方は、ぜひダウンロードして試してみてください~
そのほかのバージョン | AOMEI Backupper
1台のServer向けのServer版、台数無制限のPC向けのTechnician版、台数無制限のServer向けのTechnician Plus版もあります。Technician(Plus)版を利用して、クライアントに技術サポートを有償サービスとして提供することができます。ニーズに応じて適切なバージョンを選択しましょう~