HDDからM.2 SSDへクローンする簡単な方法【詳細解説】

データをHDDからM.2 SSDへクローンする方法は?この記事では、M.2 SSDクローンに最適なソフトとその使い方について紹介します。データ移行を簡単かつ安全に行う方法をお探しの方、ぜひご覧ください。

Machi

By Machi 最終更新日 2024年12月20日

共有: instagram reddit

M.2 SSDとは?

M.2は、mSATAの後継として開発された高速・小型のSSD規格で、最新マザーボード(Z97、H97、X99など)に対応しています。従来の2.5インチSSDと比べてコンパクトで、ドライブベイを必要としないため、ノートパソコンやタブレットなど薄型デバイスに最適です。

M.2 SSD

その利点には、高速なデータ転送、優れた耐衝撃性、そしてSATAやPCI Expressに対応する柔軟性があります。多くのユーザーがPC性能向上のためにHDDからアップグレードを検討しています。

M.2 SSDにアップグレードするための最も便利な方法は、HDDクローンソフトを使用してHDDにあるデータをM.2 SSDにクローン・コピーすることです。でも、これを実現するために、安定性・信頼性の高いクローンソフトが必要です。

M.2 SSDクローンに最適なソフトは?

M.2 SSDクローンソフトを選ぶポイント

HDDからM.2 SSDへクローン、コピーするために、頼もしいクローンソフトを選択するのは重要です。このようなソフトは次の要件を満たす必要があります:

🌟要件:
  1. 一般に、HDDよりSSDは容量が小さいので、このソフトは大容量HDDから小容量SSDへのクローンをサポートする必要があります。
  2. システムディスクをM.2 SSDにクローンする場合、クローンしたM.2 SSDが起動できるように、BIOS設定をLegacyブートモードからUEFIブートモードに変更する必要があります。そのため、このソフトはLegacyとUEFI両方のブートモードとの互換性があるべきです。
  3. 基本的な機能に加えて、高度なクローン機能も備えば最高です。クローン時にカスタマイズできることが多ければ、クローン後に行う必要があることが少ないです。いくつかの高度な機能は、クローンの失敗の可能性を減らすことさえできます。
  4. ソフトの操作性も考慮すべき点です。インターフェースが分かりやすい、操作が簡単なソフトがよいでしょう。

M.2 SSDにクローン

最高のM.2 SSDクローンソフト

ここでは上述の要求を全部満たせるM.2 SSDクローンソフト - AOMEI Backupper Professionalを強くお勧めします。その詳しいメリットは次の通りです。

  1. デフォルトで使用されているセクターのみクローンするので、大容量HDDから小容量SSDへのクローンが可能です。また、不良セクターもこの機能によってスキップできます。不良セクターによるクローン失敗を避けられます。

  2. MBRからGPT、GPTからMBRディスクへのクローンが可能です。

  3. M.2 SSDの読み込み速度と書き込み速度を一層向上させる「SSD 4Kアライメント」、M.2 SSDのパーテイションサイズを自動/手動で調整できる「パーティションを編集」など、複数の高度な機能をサポートしています。

  4. ディスククローンだけでなく、システムクローン、パーティションクローン、バックアップ&復元、ブータブルメディアの作成などもできます。

  5. インターフェースが直感的で、操作も簡単で、パソコン初心者でも気軽に使えます。

互換性の面から、このソフトは、Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPに対応しています。Samsung、Cruial、WDなどのすべてのブランドのM.2SSDをサポートしています。

また、クローンがバックグラウンドで行われているので、クローン中、コンピューターを使用して他の作業を正常に行うことができます。

今すぐダウンロードして使ってみましょう。

Proの無料体験版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速

HDDからM.2 SSDへクローンする方法

M.2 SSDをお使いのパソコンに接続します。認識できることを確認します。

▶次の手順に従ってHDDからM.2 SSDへクローンしましょう。

1. AOMEI Backupperを起動します。ホーム画面で、「クローン」タブをクリックして、「ディスククローン」を選択します。

ディスククローン

2. クローンするHDD(ここではディスク0)をクローン元として選択して「次へ」をクリックします。

ソースディスク

3. そして、M.2 SSD(ここではディスク1)をクローン先として選択して「次へ」をクリックします。

ターゲットディスク

👀注意:

クローン中にM.2 SSD上のデータがすべて上書きされるので、重要なデータがあれば事前にバックアップを取っておいてください。

ノート

4. クローン完了後、M.2 SSDの書き込み/読み込み速度を一層向上させるために、「SSD 4Kアライメント」にチェックを入れます。すべての設定を確認して問題なければ「開始」をクリックします。

開始

👉 そのほかのオプション:

パーティションを編集:ターゲットディスクの容量がソースディスクと同じまたはより大きい場合、ターゲットディスクのパーティションサイズを調整できます。クローン完了後、ターゲットディスクに使えない未割り当て領域がないことを確保できます。

パーディションを編集

セクター単位のクローン:古いHDDの1:1クローンを作成します。M.2 SSDの容量がソースディスクと同じまたはより大きいであることが必要です。

5. ディスククローンの進捗状況が100%に達すると、「完了」をクリックしてください。

Proの無料体験版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速
🌟ヒント:

HDDからM.2 SSDへのクローンを作成した後、起動順序を変更(M.2 SSDをリストの最上に移動させる)、または物理的に古いHDDを新しいM.2 SSDと交換し、M.2 SSDから起動するようにしてください。

bios

M.2 SSDとM.2 SSDのクローンに関するよくある質問

ここでは、M.2 SSDと、M.2 SSDのクローンに関するよくある質問に答えます。同じ質問を持っている場合、読み進めてチェックしてください。

クローンする前に、クローン先のM.2 SSDをフォーマットが必要ですか?
 
通常、クローン先のドライブはフォーマットする必要はありません。クローンするソフトウェアによっては、クローン操作中に自動的に適切なフォーマットが行われることがあります。
M.2 SSDのクローンを行った後、システムが起動しない場合の対処方法は?
 
クローン作業後にシステムが起動しない場合、いくつかのトラブルシューティング手順を試すことができます。

まず、新しいM.2 SSDが正しく接続されていることを確認します。

次に、BIOSまたはUEFI設定で新しいドライブをブートデバイスとして設定しているか確認します。

また、クローンソフトウェアが適切に動作しているかどうかを確認し、必要に応じて再度クローン作業を行うことも考えられます。

最後に、元のM.2 SSDを復元してシステムが正常に動作するか確認することもできます。
SATAとNVMeのSSDはどちらがよいですか?
 
どちらがよいかは、使用目的と予算によって異なります。一般的に言えば、NVMe SSDはより高速であり、特に大容量のデータを処理する際に優れたパフォーマンスを発揮します。一方で、SATA SSDは一般的なコンピューティングタスクやゲームなどでの使用には十分であり、通常はNVMeよりも安価です。特にブートドライブやアプリケーション用途では、NVMeの高速性が利点となりますが、ストレージ容量や予算が重要な場合は、SATA SSDも優れた選択肢です。

おまけ:HDDの処分と再利用について

HDDからM.2 SSDへのクローンを作成した後、古いHDDと新しいSSDを併用して、またはHDDを廃棄・譲渡・売却することができます。

1. 古いHDDと新しいM.2 SSDを併用する/HDDを廃棄・譲渡・売却する

一部のユーザーは、HDDとSSDのメリットを最大限に生かすには、SSDとHDDを併用したいです。この場合でも、AOMEI Backupper Professionalは助けになれます。その「ディスク消去」機能で、HDDのシステムパーティションまたはディスク全体を徹底的に消去し、データ用ドライブにします。

HDDとSSDの併用について、さらに詳しく知りたいなら、「SSDとHDDを併用:最適な選択?設定方法を詳しく解説!」をご覧ください。

また、「ディスク消去」で消去されたデータはデータ復元ソフトを使っても、復元できないので、HDDを廃棄・譲渡・売却する場合にも役立ちます。重要なデータの流出を防止できます。

💡ヒント:

古いディスクがSSDである場合、正常に再利用するために、「SSDのデータを消去する方法」をご参照ください。HDDである場合、または再利用の必要がないSSDである場合、このツールでOKです。

ディスク消去

2. HDDをM.2 SSDのバックアップ保存用ディスクとして使用する

M.2 SSDのデータを守るには、古いHDDをM.2 SSDのバックアップ保存用ディスクとして使用するのをお勧めします。これで、パソコンに何か問題が発生した場合、作成されたバックアップを使って、パソコンを正常な状態に復元できます。データ損失も回避できます。

AOMEI Backupperは、ファイル/パーティション/システム/ディスクバックアップの4つのバックアップモードをサポートしています。ユーザーの異なるニーズを満たすことができます。

システムバックアップ

まとめ

AOMEI Backupper Professionalを使うと、OSを再インストールせず、データを失うことなく、ディスク全体をM.2 SSDにクローンすることができます。HDDからM.2 SSDにアップグレードするために、AOMEI Backupperでディスクをバックアップしてから、別のM.2 SSDに復元することもできます。また、パソコンが正常に起動しない場合でも復元を実行できるようにAOMEI Backupper Standardでブータブルメディアを作成することもできます。

AOMEI Backupper

最高のディスク移行ツール
エラーを回避しながら効率的にクローンを作成

もし、この記事が役立つなら、友達や家族と共有しましょう!また、何か質問や提案がある場合は、support@aomeitech.comまでご連絡ください。よろしくお願いします。

 
Machi
Machi · この記事を書いた人
Technology会社の編集者としてAOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品のバックアップ&復元、クローン、同期などの機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、映画、音楽、色々なことに趣味があります。