HDDからM.2 SSDへクローンする簡単な方法【詳細解説】
HDDからM.2 SSDへのクローンを実行したいですか?この記事では、専門的なディスククローンソフトを紹介して、それを利用してM.2 SSDにクローンするやり方を説明します。興味がある方、ぜひご覧ください。
M.2 SSDとは?
まず、M.2 SSDとは何かを分かりやすくご紹介しましょう~(●'◡'●)
M.2は、mSATAの後継として開発されたコンピュータの拡張カード接続規格であり、SSD(Solid State Drive)の一種です。この規格は、Z97、H97、X99などの最新マザーボードでサポートされており、小型でありながら高速で機能性と柔軟性に富んでいます。
M.2 SSDは、マザーボード上のM.2スロットに挿入してネジで固定されます。このカード状のSSDは、従来の2.5インチSSDよりもコンパクトであり、ドライブベイが不要なため、タブレットや小型ノートパソコンなどの薄型デバイスに最適です。
さらに、M.2 SSDの利点として、高速なデータ転送速度、読み書きの高速化、耐衝撃性が挙げられます。この技術は、SATAやPCI Expressなどのインターフェースに対応し、現代のSSD技術の進化を象徴しています。
多くの利点があるため、多くのユーザーがPCのパフォーマンスを向上させるためにハードドライブをM.2 SSDにアップグレードしようとしています。
もちろん、M.2 SSDにアップグレードするための最も便利な方法は、HDDクローンソフトを使用してHDDにあるデータをM.2 SSDにクローン・コピーすることです。でも、これを実現するために、安定性・信頼性の高いクローンソフトが必要です。
M.2 SSDクローンソフト
HDDからM.2 SSDへクローン、コピーするために、頼もしいクローンソフトを選択するのは重要です。このようなソフトは次の要件を満たす必要があります:
- 一般に、HDDよりSSDは容量が小さいので、このソフトは大容量HDDから小容量SSDへのクローンをサポートする必要があります。
- システムディスクをM.2 SSDにクローンする場合、クローンしたM.2 SSDが起動できるように、BIOS設定をLegacyブートモードからUEFIブートモードに変更する必要があります。そのため、このソフトはLegacyとUEFI両方のブートモードとの互換性があるべきです。
- 基本的な機能に加えて、高度なクローン機能も備えば最高です。クローン時にカスタマイズできることが多ければ、クローン後に行う必要があることが少ないです。いくつかの高度な機能は、クローンの失敗の可能性を減らすことさえできます。
- ソフトの操作性も考慮すべき点です。インターフェースが分かりやすい、操作が簡単なソフトがよいでしょう。
ここでは上述の要求を全部満たせるM.2 SSDクローンソフト - AOMEI Backupper Professionalを強くお勧めします。その詳しいメリットは次の通りです。
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デフォルトで使用されているセクターのみクローンするので、大容量HDDから小容量SSDへのクローンが可能です。また、不良セクターもこの機能によってスキップできます。不良セクターによるクローン失敗を避けられます。
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MBRからGPT、GPTからMBRディスクへのクローンが可能です。
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M.2 SSDの読み込み速度と書き込み速度を一層向上させる「SSD 4Kアライメント」、M.2 SSDのパーテイションサイズを自動/手動で調整できる「パーティションを編集」など、複数の高度な機能をサポートしています。
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ディスククローンだけでなく、システムクローン、パーティションクローン、バックアップ&復元、ブータブルメディアの作成などもできます。
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インターフェースが直感的で、操作も簡単で、パソコン初心者でも気軽に使えます。
互換性の面から、このソフトは、Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPに対応しています。Samsung、Cruial、WDなどのすべてのブランドのM.2SSDをサポートしています。
また、クローンがバックグラウンドで行われているので、クローン中、コンピューターを使用して他の作業を正常に行うことができます。
今すぐダウンロードして使ってみましょう。
HDDからM.2 SSDへクローンする方法
M.2 SSDをお使いのパソコンに接続します。認識できることを確認します。
▶次の手順に従ってHDDからM.2 SSDへクローンしましょう。
1. AOMEI Backupperをダウンロードし、インストールし、起動します。
2. ホーム画面で、「クローン」タブをクリックして、「ディスククローン」を選択します。
3. クローンするHDD(ここではディスク0)をクローン元として選択して「次へ」をクリックします。
4. そして、M.2 SSD(ここではディスク1)をクローン先として選択して「次へ」をクリックします。
クローン中にM.2 SSD上のデータがすべて上書きされるので、重要なデータがあれば事前にバックアップを取っておいてください。
5. クローン完了後、M.2 SSDの書き込み/読み込み速度を一層向上させるために、「SSD 4Kアライメント」にチェックを入れます。すべての設定を確認して問題なければ「開始」をクリックします。
💛便利なオプション:
✿ パーティションを編集:ターゲットディスクの容量がソースディスクと同じまたはより大きい場合、ターゲットディスクのパーティションサイズを調整できます。クローン完了後、ターゲットディスクに使えない未割り当て領域がないことを確保できます。
✿ セクター単位のクローン:古いHDDの1:1クローンを作成します。M.2 SSDの容量がソースディスクと同じまたはより大きいであることが必要です。
6. ディスククローンの進捗状況が100%に達すると、「完了」をクリックしてください。
HDDからM.2 SSDへのクローンを作成した後、起動順序を変更(M.2 SSDをリストの最上に移動させる)、または物理的に古いHDDを新しいM.2 SSDと交換し、M.2 SSDから起動するようにしてください。
おまけ:HDDの処分と再利用について
HDDからM.2 SSDへのクローンを作成した後、古いHDDと新しいSSDを併用して、またはHDDを廃棄・譲渡・売却することができます。
1. 古いHDDと新しいM.2 SSDを併用する/HDDを廃棄・譲渡・売却する
一部のユーザーは、HDDとSSDのメリットを最大限に生かすには、SSDとHDDを併用したいです。この場合でも、AOMEI Backupper Professionalは助けになれます。その「ディスク消去」機能で、HDDのシステムパーティションまたはディスク全体を徹底的に消去し、データ用ドライブにします。
HDDとSSDの併用について、さらに詳しく知りたいなら、「SSDとHDDを併用:最適な選択?設定方法を詳しく解説!」をご覧ください。
また、「ディスク消去」で消去されたデータはデータ復元ソフトを使っても、復元できないので、HDDを廃棄・譲渡・売却する場合にも役立ちます。重要なデータの流出を防止できます。
古いディスクがSSDである場合、正常に再利用するために、「SSDのデータを消去する方法」をご参照ください。HDDである場合、または再利用の必要がないSSDである場合、このツールでOKです。
2. HDDをM.2 SSDのバックアップ保存用ディスクとして使用する
M.2 SSDのデータを守るには、古いHDDをM.2 SSDのバックアップ保存用ディスクとして使用するのをお勧めします。これで、パソコンに何か問題が発生した場合、作成されたバックアップを使って、パソコンを正常な状態に復元できます。データ損失も回避できます。
AOMEI Backupperは、ファイル/パーティション/システム/ディスクバックアップの4つのバックアップモードをサポートしています。ユーザーの異なるニーズを満たすことができます。
M.2 SSDとM.2 SSDのクローンに関するよくある質問
ここでは、M.2 SSDと、M.2 SSDのクローンに関するよくある質問に答えます。同じ質問を持っている場合、読み進めてチェックしてください。
クローンする前に、クローン先のM.2 SSDをフォーマットが必要ですか?
M.2 SSDのクローンを行った後、システムが起動しない場合の対処方法は?
まず、新しいM.2 SSDが正しく接続されていることを確認します。
次に、BIOSまたはUEFI設定で新しいドライブをブートデバイスとして設定しているか確認します。
また、クローンソフトウェアが適切に動作しているかどうかを確認し、必要に応じて再度クローン作業を行うことも考えられます。
最後に、元のM.2 SSDを復元してシステムが正常に動作するか確認することもできます。
SATAとNVMeのSSDはどちらがよいですか?
まとめ
AOMEI Backupper Professionalを使うと、OSを再インストールせず、データを失うことなく、ディスク全体をM.2 SSDにクローンすることができます。HDDからM.2 SSDにアップグレードするために、AOMEI Backupperでディスクをバックアップしてから、別のM.2 SSDに復元することもできます。また、パソコンが正常に起動しない場合でも復元を実行できるようにAOMEI Backupper Standardでブータブルメディアを作成することもできます。
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