玄人志向を使って大容量HDDを小容量SSDにクローンできますか?

このページでは、玄人志向KURO-DACHI/CLONE/CRU3を活用してHDDからSSDへクローンするプロセスを説明します。また、大容量HDDから小容量SSDへクローンする方法も提供しています。ぜひご覧ください~

Yoyo

By Yoyo 最終更新日 2024年06月17日

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玄人志向について

玄人志向(くろうどしこう)は、日本のPCパーツおよび周辺機器メーカーで、主に自作PCユーザーやITエンスージアスト向けの製品を提供しています。

玄人志向のデュアルベイHDD/SSDクローンドッキングステーションKURO-DACHI/CLONE/ESKP/MU3は、パソコンを介さずにHDDやSSDのクローンを簡単に作成できます。このドッキングステーションは、初心者でも使いやすい操作性と高い信頼性を持ち、次のような特徴があります:

  • ボタン1つでクローン作成:HDDやSSDのクローン作成が非常に簡単で、専用のボタンを押すだけでクローン作業が開始されます。

  • オフラインクローン:PCを使わずに、ドッキングステーション単体でクローン作成が可能です。これにより、PCのパフォーマンスを低下させずにデータ移行ができます。

  • 2.5インチおよび3.5インチのHDD/SSDに対応:幅広いサイズのストレージに対応しており、家庭用やオフィス用のさまざまなストレージデバイスに対応しています。

玄人志向

玄人志向で大容量HDDを小容量SSDにクローンできるか?

KURO-DACHI/CLONE/ESKP/MU3を利用して大容量のHDDを小容量のSSDにクローンすることは可能ですが、いくつかの制約と注意点があります:

  • クローン先のSSDの容量がクローン元のHDDよりも小さい場合、SSDの容量に収まる範囲でしかクローンを作成できません。つまり、クローン元のHDDの使用容量がSSDの容量以下である必要があります。

  • クローン作成前に、HDDのデータを整理し、不要なファイルを削除するか、別のドライブに移動することが重要です。また、パーティションを調整して、使用容量をSSDの容量以下にする必要があります。

もしもKURO-DACHI/CLONE/ESKP/MU3が大容量HDDから小容量SSDへのクローンをサポートしていない場合は、PCでクローンソフトウェアを使ってクローンを作成することをお勧めします。専門的なクローンソフトウェアは、クローン先のディスクがクローン元のディスクより小さい場合でも、データを最適に配置してクローンすることができます。

玄人志向でHDDをクローンする方法

玄人志向のKURO-DACHI/CLONE/ESKP/MU3を使用してHDDをクローンすることは、簡単かつ効率的にデータ移行を行うための優れた方法です。このセクションでは、KURO-DACHI/CLONE/ESKP/MU3を使ってHDDをクローンするための具体的な手順を詳しく説明します。以下の手順に従って、スムーズにクローン作業を進めましょう!

🌟注意:
👉HDD上の不要なファイルを削除し、必要なデータのみを残します。
👉開始する前に、KURO-DACHI/CLONE/ESKP/MU3本体の電源スイッチがオフになっていることを確認します。
👉データ損失を防ぐために、事前にデータをバックアップしてください。

1. 本体にはAスロットとBスロットの2つのスロットがあります。Aスロットクローン元のドライブを接続し、Bスロットクローン先のドライブを接続します。

スロット

HDD SSD接続

2. ACアダプターを本体に接続し、プラグをコンセントに挿し込みます。

ACアダプターを本体に接続

3. 電源スイッチをオンにして、クローン元とクローン先のドライブが認識されることを確認します。

ドライブが認識されることを確認

👉ドライブが認識されない場合は、赤色のランプが点灯します。

ドライブが認識されない場合

4. 背面のクローンボタンを押し続け、25%、50%、75%、100%のランプが白色に点滅するまで(約3秒以上)待ちます。その後、ランプが点滅している間にもう一度クローンボタンを押してすぐに離します。25%のランプが白色に点滅し、クローンが開始されます。

白色に点滅する

5. クローン作業が完了すると、25%、50%、75%、100%のランプが白色に点灯します。最後に電源をオフにして、ドライブを取り外します。

おまけ:大容量HDDを小容量SSDにクローンする簡単な方法(無料)

KURO-DACHI/CLONE/ESKP/MU3自体にクローン機能はありますが、大容量から小容量へのクローン作成は難しい場合があります。そのため、AOMEI Backupper Standardなどの専用ソフトウェアを使用して、データを効率的に移行することが推奨されます。このソフトウェアは、パーティションのサイズ調整に対応しています。また、以下のような優れた機能があります:

  • クローンオプション:このソフトでディスクとパーティションのクローンを作成できます。Pro版などの上位版にアップグレードすると、システムクローンを利用できます。

  • インテリジェントクローン:この機能を使用して、ソースディスク/パーティションの使用済みセクターのみをクローンします。これにより、大容量HDDを小容量SSDにクローンできます。

  • 直感的なインターフェース:使いやすいインターフェースが提供され、初心者でも簡単に操作できます。

  • SSD 4Kアライメント:ターゲットディスクがSSDの場合は、この機能を有効にしてSSDの読み書き速度を向上できます。

次に、AOMEI Backupper Standardを使用して大容量HDDを小容量SSDにクローンする手順について紹介します。

1. SSDをパソコンに接続し、認識されることを確認します。AOMEI Backupper Standardをダウンロードしてインストールし、起動します。

AOMEI Backupper
  • あらゆるデータを簡単にバックアップし、素早く復元できます。
  • セキュアブートでシステム、ディスク、パーティションをクローンできます。
  • コンピュータ間でファイルを自動的に同期できます。

2. 左側のメニューから「クローン」をクリックし、「ディスククローン」を選択します。

ディスククローン

3. ソースディスク(大容量のHDD)を選択し、「次へ」をクリックします。

ソースディスク

4. ターゲットディスク(小容量のSSD)を選択し、「次へ」をクリックします。

ターゲットディスク

5. 「SSD 4Kアライメント」にチェックを入れ、SSDのパフォーマンスを最適化します。最後に、操作概要を確認して「開始」をクリックします。

開始

📚ヒント:
  • セクター単位のクローンソースディスクのすべてのセクター(空白セクターや不良セクターを含む)をクローン先のドライブにクローンできます。
  • パーティションを編集:ディスクをより大きなディスクにクローンする際、ターゲットドライブのパーティションサイズを調整することで、未割り当て領域を回避できます。この機能は「セクター単位のクローン」と同時に使えません。

まとめ

この記事では、玄人志向KURO-DACHI/CLONE/ESKP/MU3を使ってHDDをSSDにクローンする方法を詳しく解説しました。クローン作業の前に、元のデータの整理が重要であることを強調しています。また、クローン作業中にデータ損失を防ぐため、データのバックアップを取ることをおすすめします。

さらに、大容量HDDを小容量SSDにクローンするための簡便な方法も紹介しました。AOMEI Backupper Standardを使用することで、大容量HDDから小容量SSDへのクローンを効率的に行うことができます。ぜひダウンロードしてお試しください。

Yoyo
Yoyo · この記事を書いた人
Yoyoは、AOMEI Technology会社の編集者としてパソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理、クラウドファイルの同期などの記事もたくさん持っています。情報技術とウェブ関連の分野に情熱を傾けつつ、ゲームも大好きです。新しいテクノロジーに常に興味津々で、読者に最新情報を提供することを心掛けています。